婚活、結婚したい

結婚したいけど、したくない。潜在意識の原因を探ってみよう

結婚したいけどしたくない
中村陽子/心理カウンセラー

結婚したいと思っているはずなのに、なぜかうまくいかないことが続いている。
婚活を始めてみてもなかなか気がのらなかったり、いい人に出会えたと思っていたのに結婚の話が出てくるタイミングになるとなぜかうまくいかなくなってしまったり。

結婚したいと思っているはずなのに、なぜかうまくいかないとき。
心の中に「結婚したくない気持ち」もあるようなのです(隠れてて自分ではわからないけど)。

これまでほんとにたくさんの人たちの「結婚したくない気持ち」を見つけてきました。中にはそれを見つけて癒すことができたら、すぐに彼氏ができた人、結婚した人もたくさんいます。

だから、今うまくいっていなくても大丈夫です。
なんらかのヒントがあるかもしれません。最後まで読んでみてくださいね。

どうして自分だけ結婚してないんだろう

結婚したいと思ってるんだけど、婚活がぜんぜんうまくいかない。
お付き合いしても、長続きしないとか。
そもそもお付き合いをしたことがないんですといったご相談をとてもよくいただきます。

休日に街を歩いているとカップルばかりが目につくんです。テレビを見ていても、子どものいるファミリーのCMを見ると悲しくなってしまうんです。
みんなは彼氏がいたり、結婚してたり、子どもがいたりするのに。
どうして自分だけ、手に入らないんだろう……。

こんなお話を伺うことは、ほんとうに多いのですが
どうして、こんなにも悲しくなるのでしょうか。

投影の法則では、自分の心の中にあるものを外の世界に映し出すわけです。

カップルばかりが目に付く。
子どものいるファミリーのCMがとても気になる。
このことが表しているのは、それが自分もほしいということ。

だけど、悲しくなったり、「自分だけ結婚なんてできないんだ」とはげしく落ち込んだりするのは
それが自分には手に入らない、と思っているということになるんですね。

嫉妬って、「それがほしいのに、自分には手に入らないと思っているときに出てくる感情」なんです。

結婚した友達と話したり、子ども連れのファミリーを見たりすると
絶望的な気持ちになる、と表現される方もいらっしゃるんですが、
絶望的な気持ちという言葉から読み取れるのは、自分には手に入らないと諦めている
ということなんですね。

こんなお話をしてくださった方は、「自分は結婚できないだろうと思ってきた」とか「自分だけきっと一生、結婚できないんだと思っている」という方でした。

こんなお話もよく聞きます。

ずっと、自分だけが周りから取り残されているような感覚があったんです。

自分だけ置いていかれる感覚があるとしたら、
「ほんとうは自分だって結婚したいのに、彼氏ほしいのに、家庭だって作りたいのに、それをしちゃいけないと思っている」ということでもあるんですね。

なのに……。
誰かと一緒にいたいという気持ちがあるのに、動き出せずにいるとしたら。
そこには、なんらかの理由があることが多いんです。

誰かと一緒にいたい。
だけど、誰かと一緒に暮らすのは……無理かもしれない。
たとえば、そんな相反する気持ちがせめぎ合っていることはとてもよくあることなんですね。

結婚や恋愛に向かっていこうとするときに、
引っ張られる気持ち
があるのかもしれません。

婚活がうまくいかないのは、結婚したいけどしたくない気持ちがあるから

引っ張っれる気持ちがあるから、動けないのかもしれないとしたら……。
どんな気持ちに、引っ張られているでしょうか?

婚活がうまく進まないのは

結婚したいけど、したくない心理を抱えていると
恋愛・婚活のシーンでこんなことがよく起こります。

  • 結婚したい、恋人がほしいけどなかなか動きだせない
  • 長い間、片思いをしている
  • お付き合いが長続きしない
  • 付き合う相手が、遠距離の彼、ワーカホリックな彼、浮気性の彼など、距離をなかなか縮められない相手を好きになる
  • 気づくと付き合う人が、結婚には至らなさそうな相手
  • 気づくと三角関係になっていることが多い
  • 結婚紹介所で仮交際はするものの、なかなか結婚にいたらない
  • 婚活で2回目のデートに誘われるとうんざりする

これらを一歩引いて見てみると、こんなことがわかってくるんですね。

それは…
結婚につながる状態になることを、無意識的に避けていませんか?
ということ。

例えば…
よくあるお話でいうと。
(よくあるお話をもとに、こちらで作った事例です)

Aさん
Aさん

35歳で、男性とお付き合いしたことがありません。
友達の紹介で、男性とデートまではいくんです。
いざデートになって、お相手の男性から気に入られると
とたんにシャッターを下ろしてしまうことが続いていて…
なんかおかしいなと思うようになりました。

Bさん
Bさん

仕事がものすごく忙しい彼なんです。
なかなか会うことができなくて。彼に好かれていないんじゃないかと思ってしまうんです。

そういえば気がつくと、仕事がとても忙しい相手、遠距離の相手、三角関係の相手をを好きになるんです。

Cさん
Cさん

アラフィフで、このまま一人でいるのも将来が不安だからと思って、結婚相談所に登録しました。そこで男性と出会ってお付き合いをはじめたんです。
だけど、結婚前提で付き合い始めたはずなのに、2年経っても結婚にすすまないんです。

カウンセリングでの最初のご相談の内容は、
彼が私のこと好きなのかどうかわからなくて悩んでいます。自分は誰からも選ばれないんじゃないでしょうか。
結婚したいのに、お付き合いしても続かないんです。
など、いろいろなんですね。

そこから、話をよくよく聞いていきますよね。
すると…

  • 結婚できそうな相手を避けてきませんでしたか?
  • 結婚できない相手、振り向いてもらえい相手ばっかり好きになって来ませんでしたか?
  • うまくいきそうになると、自分からシャッター下ろしてきませんでしたか?
  • すてきな人と出会っても、気のないそぶりをしてきていませんか?
  • いい人なんていない、いい男性がいないという呪文を自分にかけていませんか?

というようなことが見えてくるんですね。

相手と距離が近づかないようなことばかり、してしまっている。
もし、当てはまるところがあるなら、
「結婚したい気持ち」と「結婚したくない気持ち」
の両方を、心の中に持っている可能性が大きいかもしれません。

結婚したいけど、したくない理由

結婚したいけど、結婚したくない。
恋人がほしいけれど、ほしくない。
相反する気持ちがあると、なかなか先に進めないんです。

婚活頑張っても、なかなかうまく進まなくて疲れ果ててしまうのには
このあたりに原因があるのかも、しれません。

だけど、潜在意識って、水面下にある気持ちだから
自分がこんなふうに思っているって、なかなかわからない。

そこで、よくある潜在意識にある思いをいくつかご紹介します。

1.結婚にいいイメージが持てない

子どものころ、両親の仲が悪かった。お母さんが幸せそうじゃなくて、いつも父親の愚痴ばかり聞かされていた。
お父さんがパチンコばっかりしていて帰りが遅くて、いつもケンカばかりだった。
両親について「どうしてこの二人は結婚したんだろう、結婚なんてしないほうがよかったんじゃないか」と思っていた。
お父さんがお酒を飲んで家の中で暴れる人で、母親が苦労していた。

母親のイメージ=結婚した女性のイメージがよくないという場合もあります。
結婚生活=女性が犠牲的にならなくてはいけないものというイメージです。

母親がお姑さんとの関係に苦労して、ものすごく気を遣って生活していた。
母親は家に縛られて、いつもつまらなさそうに「どうして結婚なんてしちゃったんだろう、結婚をしていなければお母さんだって夢を追うことができたのに」
と言っているのを聞いて、
結婚=家に縛られるもの、不自由なものだと感じるようになった。

2.婚活してもうまくいかない気がする

婚活をしてもどうせうまくいかないんじゃないかという気持ちが、まず出てきてしまう。うまくいくイメージがまったく持てない。

3.親を置いて結婚してはいけない気がする

自分が結婚してしまったらお母さんを一人にしてしまう。
お母さんが寂しがるし、一人にさせてはいけないんじゃないか。
自分がいなくなってしまったとき、うちの両親はふたりでやっていけるのだろうかなど、結婚を考えると親のことが気になって後ろ髪をひかれてしまう。

両親の仲が悪い。自分がいるから、両親は結婚生活を続けている。だけど、もし自分が家を出て行くことになったら。家族の関係性が崩れてしまうかもしれない。
だから、自分は恋愛や結婚をせずに家にいなくてはならない。

お母さんが幸せそうじゃない。このお母さんにとって、私がいなくなってしまったら、お母さんには何もなくなってしまうのではないか…。

婚活がうまくいかない背景に
親を置いていけない心理があることは、とても多いです。

さらに詳しくは

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4.自分を女として意識するのが苦手

男性と友達として接するのは大丈夫だけれど、男性から好意を持たれているのがわかると気持ち悪くなる。
日ごろ、男性を友達・同僚として見ているし、周りの男性たちも私を友達・同僚として見てくれる。だけど、恋活、婚活となると……相手はこちらを女性として見てくる。それが居心地が悪い。

これは、自分女性であること、自分の性を意識するシチュエーションになると、「気持ち悪い」と感じているということなんです。

「女性としての自分を受け入れていない分だけ、好意を持たれると気持ち悪いと嫌悪してしまう」ということになってしまいます。

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5.人と暮らすと疲れそう、自分の気持ちが言えない

いつも職場や友達との関係で周囲に気遣って合わせているから、家に帰って一人でいる時間が欠かせない。一人でいるのが気楽。 誰かと一緒に暮らすことを考えるとなんだか疲れてしまいそう。だから、出会いや婚活は後回しになってしまう。

子どもの頃に、よく親の顔色をうかがっていたり、「いつも周りに気を遣っているから。家に帰ってきてまでも、誰かに気を遣うことしたくない。家にいるときくらいは、ほっとしたい」そんな気持ちになり、結果として「誰かと一緒になること」を遠ざけることがあります。

親が過干渉だった場合、自分の気持ちや自分がほんとうはこうしたいという思いを抑えてとても窮屈な思いをしていた子ども時代を過ごしていたかもしれません。すると、パートナーと暮らすと思ったとき「また、ああなったらいやだ」という気持ちが出てくることもあります。

また何らかの事情で「自分の気持ちをなかなか言えない」こともあります。「自分の気持ちをなかなかわかってもらえない」と感じているなら、「言えない、言ってもわかってもらえない、自分の気持ちを言うことを遠慮した」という体験を子どもの頃にしているかもしれません。この「どうせ、わかってもらえない」という気持ちがパートナーを持つことを遠ざけていることもあります。

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6.過去の恋愛で心の傷がある

大好きだった彼にふられてしまった。
大好きだった彼が突然いなくなってしまった。
相手を好きだったのに、結婚に踏み切れずこちらから別れを切り出して相手を傷つけてしまった
などの過去の恋愛や離婚にまつわる心の痛みが、まだ残っている。

恋愛して、誰かのことをまた大好きになったら、また辛い思いをするんじゃないか。
本気のお付き合いをしたら、また相手を傷つけてしまうんじゃないか。
だったら、誰かをもう大好きにならないほうがいい。

そんな気持ちが心の奥にあって、昔みたいに誰かを大好きにならなくなった。
気がつくと、出会いの場面で、こちらから相手を好きになるようなことはなくなった。
自分と合う人となんて、出会わないんじゃないかと思うようになった。

離婚を経験した人や、婚約破棄を経験した人は
付き合う人が、遠距離や三角関係など「結婚にいたらなそうな相手」になっているというケースも。

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7.お父さんが嫌い、お父さんと会っていない

パートナーシップを持つときに、お父さんとの関係が大きな影響を与えていることは少なくありません。

子どもの頃になんらかの事情で、お父さんのことが嫌いになってしまった。
お母さんと喧嘩していたお父さんのことが、嫌いになってしまった。
自分でも原因は覚えていないけど、お父さんが嫌いになってしまった。
両親が離婚して、シングルマザーのお母さんに育てられた。お母さんが嫌がるだろうと思って、父親の話はしなかった。

こんなふうに、子どもの頃や思春期にお父さんが嫌いだったり、お父さんのことを嫌いにならなくてはいけなかったり、お父さんのことを話してはいけない気がしていたりしたことが、パートナーを持つときに影響してくることがあります。

心の仕組みとして、お父さん=男性の象徴となります。

そのため
お父さんとの心の距離が遠い=男性との心の距離も遠い(近づけ方がわからない)
ということにもなりやすいのです。

鍵は「お父さん嫌いと思ってしまった気持ち」です。

お父さんを嫌ってしまった事情を見つけて、癒していくことで、パートナーシップに近づきやすくもなるんですね。

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8.これを知られたくない思いを抱えている

自分の心の中に、どこか「ここは人に見せてはいけない気がする」「隠しておかなきゃいけない気がする」というものを抱えていることもあります。
ふだんは意識できないような「ここを知られちゃったらどうしよう」という気持ちを持っていることも。
無意識的に「人に知られたくない。隠しておかなきゃ」を自分の内側に抱えていると、「婚活したほうがいいのはわかってるけど、その気にならない」などの気持ちになることも。無意識のうちに、人に近づかない行動を取っていることも。

もし結婚したくないとしたら、どうしてですか?

潜在意識にどんな気持ちがあるのかを探るために、カウンセリングでこんな質問をしています。

できるだけ、頭で考えないで
浮かんできたものを直感で答えてみてくださいね。

潜在意識を探る質問:直感で答えてみてください

もし、あなたが結婚したくないとしたら。
もし、あなたが結婚したくないんだとしたら、それはなぜですか?

この質問をカウンセリングですると、
「こんな気持ちがあったなんて、気づかなかった……」と
おっしゃることがとても多いんです。

人それぞれ、出てくる答えは違います。
2つ、3つと出てくることもあります。
なんらかのイメージが出てくることもあります。

その出てきた何かが、「結婚したいけどしたくない」という状況を
解きほぐしていくカギになることがとっても多いんです。

潜在意識の「結婚したくない理由」は変えられる

引っ張られちゃっているのには、理由があります。

頭で理解したり、考えたりできる範囲ではない、
潜在意識や無意識に、理由があることも多いんです。
子どものころに思ったことや思春期に感じた気持ちが、奥の方に押し込まれたままになっていることも多いんですね。

潜在意識や無意識に「結婚したくない理由」を抱え込んでいるままだと、どうしても、「結婚したくない方向」に引っ張られてしまうものです。

だけど「気づいていないから」抱え込んでいるだけ、なんですね。

つまり。
「潜在意識に、結婚したくない理由があったんだ。
こんなふうに思っていたから、結婚したくなかったんだ」
を見つけられれば、思い込みは変えることができます。

潜在意識の結婚したくない理由に気づく
   ↓
どうしてそう思い込んだのか、探る
 ↓
未完了の思いを完了する
 ↓
結婚を遠ざける思い込みを書き換えていく

潜在意識や無意識にある思いは、気づくことで、手放して変えていくことができるんです。

繰り返します。

潜在意識、無意識にある思いは
気づいていないから、抱え込んでいるだけなんです。
気づくことで、変えていけます。

潜在意識・無意識の思いを完了させていくことで
「ほんとうはどうしたいのか、自分でもわからない」という感覚も変わっていくことが多いんです。

引っ張られる気持ちがいくつか複合していることも少なくありません。
ひとつ解いて、ちょっと行動した。そしたら次の抵抗が出てきた。これなんだろう?そうやって出てきたものを解いては、また行動していく。
その繰り返しをすることで、ほしいものに近づいて、手にすることができるようになるんですね。

大切なのは
「あっちにいきたい」
「あっちにいってみたい」という思いです。
それがあれば、潜在意識をひも解きながら、ほしいものを手にする方向に進んでいくことができます。

結婚にネガティブなイメージがあってもOK

結婚したら、何をしたいかをイメージするといいといろいろな本に書いてあります。
カウンセリングでも、そんなお話もします。

だけど「ぜんぜん思い浮かびません」ということも、とてもたくさんあります。

ネガティブなことなら、浮かぶんですけど……。
そういうことも、多いんですね。

それは、ネガティブなイメージが自分の中にあることを発見する機会なんです。
潜在意識や無意識の中にある、自分のネガティブイメージを発見することができたということ。

発見する前は、自分でも何が原因なのかわからないまま、うまくいかなくて悩みます。
でも「こういう思いが自分の中にあったんだ」と発見できたら、変えていくことができるんです。

ネガティブな思いやストーリーを発見することは、
ほしい未来への抵抗を手放すチャンスなんです。

例えば。
両親の結婚にいいイメージを持っていないというのなら、両親とは違う結婚生活をつくっていくことに自分の才能があるのかもしれません。

過去の恋愛でいいお付き合いができなかったというのなら、これまでとは違うやり方で二人の関係をつくっていく才能があるのかもしれません。

ほしい未来を手にするために

もし、結婚したくないとしたらなぜなんだろう?
潜在意識にある「結婚したくない理由」を見つけて、思い込みを書き換えていくこと。

そして、結婚したらこんな結婚生活ができたらいいなと、ほしい未来をイメージすること。

この2つをやっていくことで「自分だけ結婚できないんじゃないか」という今の不安から抜け出していくことができるはずです。
そしてほしい未来に向かって、進み出すことができるはず。

自分だけ結婚できないんじゃないか
みんなは結婚できるのに、自分だけはできないんじゃないか
とよく思うなら
それは「結婚するわけにはいかない」と、心の奥で思っているからなんですね。

だけど、それらは自分の意識の中にある気持ちです。
だから、いくらでも変えていけるんです。
潜在意識に「結婚するわけにはいかない」という気持ちがあったとしても
それを見つけていくことで、書き換えていくことはいくらでもできるんです。

結婚したいのかしたくないのか、よくわからない…。
そんな気持ちでも、ぜんぜん大丈夫です。
自分の気持ちを探っていくと、きっと「こんな気持ちが自分の中にあったんだ」という何かが見えてくるはずです。

ノートに書いたり、セミナーに出たりしているものの自分ではどうしていいか、わからない。そんなとき、カウンセリングがお役に立てるかもしれません。

ひとりでノートに書きながら自分を見つめるやり方もいいのですが、カウンセリングではいろんな角度からの質問に答えるうちに、自分では見えてこなかった「こんな気持ちが自分の中にあったんだ~」に気づけるからです。

また、心の奥の奥にある
「自分はこれがほしかったんだ」
「こんな夫婦になりたかったんだ」
という気持ちにも出会えるかもしれません。

自分にとって大切な
「これがほしかったんだ。これを生み出したかったんだ」
に出会えると、それを大事に生きていける相手に出逢いやすくなるんです。

カウンセリングは、自分では気づけない心の領域をひとつひとつ見ていきます。
自分では気づけない「恋愛を遠ざける理由」「結婚を遠ざける理由」が見つかることは本当に多いんです。

「自分の心の中にこんな気持ちがあったなんて。気づかなかった」
「これが影響してるのかなってなんとなく思っていたけど、こんなに大きな影響を与えていたなんてぜんぜんわからなかった」

など、一緒に掘り下げていくことで、心の奥にある気持ちが見つかって驚かれることも多いんですね。

なぜか恋愛がうまくいかなくて。
どうしてなんだろうと悩んでいたYさんのお話。よかったら読んでみてくださいね。

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「私はどうしたいんだろう?」を掘り起こしてみませんか? 

もしちょっとでも気になるなら、
あなたの中に「ほんとうの気持ち」が眠っているのかもしれません。
そして、ほんとうの気持ちが表に出たがっているのかもしれません。

もう10年くらい彼氏がいない、男性と付き合ったことがない、自分にはもうパートナーなんて無理なんじゃないか、なぜか付き合う人が既婚者ばかりという方のお話も、たくさん聞かせていただいています。

自分の心の中にある「自分では見つからない気持ち」を見つけて、癒していくことで、どんどん変わっていかれる方は本当に多いんです。
もちろん、彼氏ができたり、結婚したりする人も。

もし何か少しでも、そういえば話してみたいかもと思うなら。
いまがタイミングかもしれません。
ぜひ一度、お話を聞かせてくださいね。

Youtube動画で解説
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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。 30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。 ツイッター@nakamurayoko70
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