恋愛ができなくなっていた私。でもほんとは幸せな家族をつくりたい
面談カウンセリングの感想をいただきました。
中村さん、本日もカウンセリングありがとうございました。
6月に仕事で余裕がない時に、もう1人で頑張れない、パートナー・家族が欲しい、なんで私はいつまでも1人なんだろう、もう誰かに頼らないとやっていけない、どうにかしたい!!というすがる気持ちでカウンセリングを受けました。
ブログを読んでいると上手くいかない現実を作っているのは自分自身だということはなんとなくわかっていましたが、なかなか重い腰が上がらず、今になりました。
面談カウンセリングを受けていると、目から鱗なことがたくさんあり、焦る気持ちも少しずつ落ち着き、自分のペースでちゃんと自分が幸せだと思える道を歩んでいこうという気持ちになりはじめました。
心理セラピーをしていると止めどなく流れてくる涙といろんな感情に最初は愕きましたが、終わる頃には気持ちが軽くなってまた明日から前向きに生きていこうという気持ちにさせてくれます。
私みたいになんとなく自分がうまくいかない原因を持ってて、それを解消できない方は論理的に落とし込めるところもあるのでカウンセリングおすすめです。
まだ中村さんのカウンセリングを受けて3ヶ月で、目に見えるな変化はありませんが、中村さんに私が望んだ未来を手に入れるまでお世話になろうと思っています。
また来月よろしくお願いします。
(Yさん・35歳女性)
感想、ありがとうございます!
Yさんは、この感想をいただいてから何回かカウンセリングに来られた後、しばらくしてパートナーに出会い、結婚されました。
パートナーがほしい気持ちはあるのに、いつの間にか恋愛ができなくなってしまっていた。
最初、そんなお話をYさんからいただきました。
いまの現状が、なんかうまくいっていない。
どうして自分には、手に入っていないんだろう。
そんなふうに思うたびに、焦りばかりが募る……。
そんな気持ちになることって、ありますよね。
だけど、そんなときほど、実はチャンスなんです。
なんのチャンスかというと。
本来の自分を取り戻すチャンス、
本来の自分らしい生き方、
本来の自分らしい幸せに向かっていくための
方向転換のチャンスなんですね。
どうしてうまくいかないんだという焦りが教えてくれることは
ほんとうは、自分にほしいものがあるということ。
それは自分にとって大切なもの。
これまで、心の奥で諦めようとしてきたものだけど
だけどやっぱり、自分にはそれが大切なんだ。
だから、やっぱりそれを手にしたいんだ。
そんな思いがあることを、教えてくれているんですよね。
Yさんは
20代後半、大好きで、ずっと一緒にいたいと思っていた彼との別れ。
また、子どもの頃に大好きだったお父さんと離別。
自分ではどうにもできない理由で、自分にとって大切な男性と離れる体験をしてきました。
大好きだった分だけ、「もうあんなに辛い思いは嫌だ」という気持ちを抱えてしまうものです。そしてそれが、誰かをほんとは好きになりたいのに、恋愛ができない自分をつくってしまうのです。
その痛みをひとつずつYさんは癒しています。
あるとき、子どもの頃に離別したお父さんについてカウンセリングでお話しました。
子どもの頃、お父さんのことが大好きだったけど。そのお父さんが変わってしまった。どんどん苦しそうになっていき、しまいには家族から離れなくてはいけなくなってしまった……。
Yさんにとっては、家族から離れなくてはならなくなったお父さんのことが、黒いイメージになってしまっていたんです。お父さんのことが大好きだった分だけ、本当に苦しかったと思います。
お父さんの黒いイメージは、もしかしたらお父さんが家族から離れていく前に抱えていたお父さん自身の感情から来ているものかもしれません。
お父さんがお父さん自身を責めている。こんな自分になってしまって、家族に申し訳ないと責めている。罪悪感でいっぱいだったお父さんの感情を、自分も一緒に感じていた。
すると、お父さんのイメージが真っ黒になってしまったりもするんです。
Yさんの中では、実家の家も、お父さんも黒いイメージになっていました。
そのイメージを、イメージワークであつかっていきました。
そうすることで、お父さんや実家のイメージから重さが取れて、軽くなったといいます。
家族といろいろな理由から離別したり、亡くしたりした体験をもっていると、その当時の家族の中にあった重たくて苦しい感覚を自分の中に持ち続けてしまうことがあるんです。
その感覚から解放されるだけでも、軽くなった感覚を味わえるかもしれません。
また、「自分は幸せになっていいのかもしれない」と思えるかもしれません。
暗くなってしまっていた家族のイメージ。それが書き変わったことで、気持ちの変化もあったといいます。
「これまで『自分が結婚して家族をつくって、実家に連れて行くイメージ』が、できたことがなかった。でも、カウンセリングで話したら、そのシーンをイメージすることができて。びっくりした」とおっしゃっていたこともありました。
痛みを癒していくたびに、Yさんがもともと持っている
誰かを大好きになる気持ち、誰かを愛したい気持ち
私は本来はこんな男性が好きなんだという気持ち
自分の将来の家族のイメージなど
自分にとって大切な気持ちをひとつひとつ、取り戻されているようです。
Yさんはこんなことも言っていました。
「ふだんは『ここまで言ったら、引かれちゃうじゃないか』と思って
誰にも話していないことを、カウンセリングで話せた。
もやもやした感情を話すことができたのって、大きい気がする。
だから、悩んでいるならカウンセリング受けてみたらって、自分みたいな人にも知ってほしい」
ご苦労をされた方ほど、こんな感想を持つんですよね。
大変な時期を過ごした方ほど、誰にも言えないと思って、
いろいろな思いを自分ひとりで、胸に抱えていることって本当に多いんです。
ひとりで胸に抱えてきたことをカウンセリングの場で話していくことで、だんだんと変わっていく。
~自分も幸せになってもいいのかもしれない~という方向に変わっていかれること、本当に多いんです。
胸のつかえ、心にしまってきたもやもやとした思いを、誰かに打ち明けるだけでも、心って軽くなっていくんですね。
もともとは、とても情熱的な心の持ち主であるYさん。
気づかないうちに封印してしまっていた
誰かを愛する情熱や自分らしさをどんどん取り戻しつつあるYさんに
これからどんな出会いがあるか、ほんと楽しみです。
ありがとうございました!