アラフィフの婚活。48歳で結婚した女性の話からわかること
そんなイメージはありませんか?
でも、ご安心ください。
私(48歳)の周りでは、アラフィフで婚活している人は普通にいます。
アラフィフの婚活、ぜ~んぜんできてます。
アラフィフで結婚している人も、います。
この1年で、同級生(女性)3人から、アラフィフで結婚した話を聞きました。
45歳で結婚。
47歳で結婚。
48歳で結婚。
しかもみんな、初婚。
素晴らしい~
47歳で結婚した彼女は、結婚を機に仕事を辞め、ヨーロッパに住んでます。
48歳で結婚した彼女は、結婚式のためにウエディングドレスを選び中。
45歳で結婚した彼女は、「結婚3年になるけど、まだ続けて大丈夫みたい」と不思議な言い方でのろけていました
このうち、45歳結婚と、48歳結婚の話は、つい先日聞いたばかり。
中学(女子校)の同級生の集まりがあったんです。
一人ひとりの近況報告をしているときに
48歳結婚の彼女が「結婚しました!(初婚)」と言い、
45歳結婚の彼女が「結婚しました!(初婚)」と言い。
というのも
45歳結婚の彼女は「私は恋愛とか、ぜんぜん関係ありません」と見えるタイプ。
「恋愛経験、かなり少なかったのでは?」とタイプなんですね。
よく見ると、かわいい。
でも、シャイなんです。
自分が女性であることに、シャイなんですね。
だから、魅力があっても目立たず隠れちゃってる感じなんです。
それでも。
わかる人には、わかるんです。
シャイな彼女の魅力が。
彼女の魅力に気づいてくれた男性と
めでたく45歳で結婚したみたいなんですね。
だけど、どうやらずいぶん長い間、スルーしちゃってたみたいです。
男性からの好意を。
シャイな女性は、男性から好意を寄せられても、スルーしちゃうこと、多いんです。
もしかしたらアラフィフ婚活をしている女性の中には、
シャイすぎて、男性からのアプローチを見逃してしまっている人も、多いかもしれません。
でも、大丈夫です。
恥ずかしがり屋さんであることに気づくことが、まず一歩。
気づいたら、恥ずかしがり屋さんでも彼ができる方法、ありますから(大丈夫です)。
あと。
恋愛経験がないということは……かわいらしさだったりするんです。
男性から見ると、かわいいってなる要素なんです
「結婚したい!」と心から思えていますか?
48歳結婚の彼女は、真面目な理系女子。
同窓会の日は服装と髪型がかなり地味だったこともあり、「えっ!」と驚いてしまいました(ごめんなさい)。
48歳結婚の彼女に、いろいろ話を聞いてみたところ――。
出会いは、友達からの紹介だったそうなんです。
「仕事でパワハラっぽいことがあって。それが本当につらくて、友達に泣きついたの。
本当に本当にしんどくて、『もう嫌、私も誰かに守ってほしい。誰か紹介して!』と叫んだの。そしたら、友達が紹介してくれたのが彼。
実は前にも『私も結婚したい。誰か紹介して』と言ったことあったの。
そのときは全然紹介してくれなかったんだけど、叫んだときは紹介してくれたんだよね」
とんとん拍子に話が進み、交際6カ月で結婚。
写真を見たのですが、二人の雰囲気はとてもお似合い。
彼といるときの彼女は、とってもかわいい。恋のパワーは女を美しくするんですね
二人とも同じような仕事をしていて、話も合うみたいです。
「彼も周りから『結婚するんだろうか』と心配されていたみたい」
きっと――
彼女自身、「自分が結婚するとは思ってなかった」というのが正直なところじゃないかと思うんです。
そんな彼女がなぜ結婚したのか。
それは「結婚したい!」と心から思ったから。
「もう一人は嫌! 誰かに守ってほしい」と心から思ったことで、結婚に向かい始めた。
そして、48歳で結婚。
婚活がなかなかうまくいかないという場合、
知らないうちに、「自分には結婚、無理だろうな」と思っていることがあります。
自分では気づかないうちに、心の奥で「無理だろうな」と思っていたりすることあるんです。
もうこんな年齢だから。
私は女性らしくないから。
親のこと放っておけないから。
恋愛経験ないから。
私なんて、受け入れてはもらえそうもないから
もう子ども産めないから etc…
あなたの心の中に、「無理だろうな」があったりしませんか?
この「無理だろうな」を越えて「結婚する!」と心から思うと、動き出すんです。
あなたのほしいものに向かって、何かが自然に動き始めるんですね。
一人での婚活って、意外と大変なんです。
ホントにうまくいくのかなって、自信がなくなったり、戸惑うことがあったり。
特にアラフィフ婚活は、「周りに婚活している人、ぜんぜんいない」こと、とっても多いから。
でもね。
何かにチャレンジしているときこそ、一人じゃなくて、応援してくれる誰かが必要なんです。
一人でめげそうなとき、「大丈夫だよ~」と言ってくれる人の存在は、とても大きいんです。
自分一人で「だいじょうぶ、なんとかなる」って思えなくても大丈夫です。
一人で全部、完結するなんてできないのが、普通ですから。
もし、結婚したいと思えていないとしたらなぜ?
いまさら、自分に結婚なんてできるんだろうか。
もうこんな年齢だし、無理なんじゃないか……。
そんなふうに感じているとき。
実は表面的に表れている「無理に思える理由」よりも、もっと根源的な理由があることが多いんです。
それは「結婚したくない」「結婚するわけにはいかない」「結婚に近づくのが怖い」と思っている何かです。
心の奥に「結婚を無意識的に避ける、何らかの理由」があることって、とても多いんです。
それらは、自分では気づいていないようなものです。
「家のことが心配で。自分だけ結婚するわけにはいかないって思ってるんだ」
「結婚について、いいイメージがないんだ」
「もう子どもを産めないから、だから無理なんじゃないか…って思ってたんだ」
「誰かと一緒に暮らすのが想像できないんだ。人といると気をつかいすぎて疲れてしまうから」
「昔、大好きだった彼と別れたとき。もう誰かを本気で好きになるのはやめようと思った」
「家を継がなくてはと子どもの頃に思ったんだ。それが嫌で結婚を遠ざけてきたんだ」
「子どもの頃、そういえば〇〇って思った。あのとき、諦めちゃったんだ」
潜在意識や無意識に、なんらかの「結婚しないほうがいい」という思いがあることが多いんです。
潜在意識の結婚を遠ざける理由については、こちらに詳しく書いてます。
結婚したいけど、したくない。潜在意識の原因を探ってみよう
心の中に、どんな思いがあるのか。
それを見つけることができれば、書き換えることもできるんです。
「あ、こんな思いがあったんだ」と気づくことで、潜在意識や無意識にあるブロックを手放していくことってできるんです。
心のブロックを手放すと、「もうこんな年齢だから」とか「女性としての魅力がないから」など表面的に思っていた悩みも、一緒になくなったりするんです。
(ほんと、不思議なんですけど)
結婚するなら48歳からのほうが、いいかもしれない
結婚するなら48歳からのほうがと書きましたが、それには理由があるんです。
どうやら40歳~44歳あたりの婚活よりも、45歳以降の婚活のほうがうまくいきやすいみたいなんですね。
40歳~44歳あたりの婚活では、「子どもを持つなら…いまが最後」という気持ちが心のどこかにあったりしますよね。
ややこしい話なんですが、無意識層に「子どもを持つわけにはいかない」という思いがあると、結婚に進みそうな相手は視野に入らず、気が付くと結婚しそうもない男性や、無理めな男性を好きになっているということが、けっこうあるようなんです。
また、「子どもを持ちたい」という気持ちが強いと、婚活をしていても「相手の男性そのものを見ない」という現象も起こってしまうんですね。
とてもわかりやすい言葉でいうと、「結婚のための道具」として相手を見てしまうんです。
そんなふうに相手を見ているとき、たいていうまくいかないんですね。
そんな理由から、子どもがすごくほしいと思っていても、「子どもを持てそうな年齢」の時期は相手がなかなか見つからず、それを超えて「もう、子どもは無理だな」と思ったくらいからのほうが、サクッと出会えたりする。
そんなことが、あるようなんですね。
(このとき「自分はもう子どもを産めないから」というなんらかの思いがあると、一歩引いた婚活になりやすいため、この思いは完了して手放しておいたほうがいいようです)
思い出してみると、40~44歳のころに結婚していった女友達たちは「子ども欲しくない」という人たちでした(たまたまだったかもしれませんが…)。
彼女たちは「彼に出会えてほんとうによかった」といって、彼がいてくれることを大事に思い、彼とふたりの絆を深めていったように見えました。
55歳で大好きな彼ができた話
クライアントさんで、最近「彼氏ができました。また誰かをこんなに好きになることができるなんて。彼も私のことをほんとうに大事にしてくれるんです。ほんとうに幸せです」という報告をいただいたんですね。
(ブログに書いていいですよと言っていただいたので、書いてます)
大好きだった彼と結婚したけど、20代後半に離婚してしまってから。
それ以来ずっと、彼はできたりもするけれど向こうから別れを切り出されたり、都合のいい関係になってしまったりしていたんですね。
大好きだった元ダンナさんと別れたときの心の傷が、とても深かったからです。
カウンセリングで、離婚(大失恋)の傷を癒していきました。
そして、これまでの付き合いを聞いていると、どこか大事にしてくれない男性が多かったため、「女性として大事にされる価値が自分にはある」という感覚を少しずつ育てていきました。
そして、「誰かをまた愛したい気持ち」「自分の愛情を誰かにめいっぱい注ぎたい気持ち」を開いていったんですね。
そうしたら
「彼のことが大好き」と思え、「彼をめいっぱい愛したい」と思え、「私をほんとうに大事にしてくれている」と感じられるパートナーシップを手にすることができたんです。
「こんなに大事にされているの、これまで生きてきた中で初めて」と言っていました。
彼と出会えたことに心から感謝して、彼のことをとても大事に思い、彼との関係を大事に大事に育てている。そんなパートナーシップを築いています。
もしかしたら
婚活したところで、ぜんぜんうまくいかないとめげることもあるかもしれません。
いまさらパートナーをもつなんて……無理な気がするという気持ちもあるかもしれません。
それでも、心の奥にこんな想いはありませんか?
ほんとうは、誰かと一緒に生きていきたい。
ほんとうは、誰かを心から愛したい。
だとしたら、その気持ちをどうか大切にしてくださいね。
その気持ちは、あなたの宝物。
その想いを叶えていけるように、一緒にやっていきませんか。
いつでもお話聞かせてくださいね。