恋愛心理学

婚活が面倒くさい私。どうしたら前向きになれますか?

中村陽子/心理カウンセラー

カウンセリングで婚活のご相談を多くいただいています。

私のところには「婚活がうまくいかない」ではなく

「結婚相談所に入っているものの、2回目のデートに行きたくない」
「婚活サイトに登録したけど、開きたくない」
「婚活したほうがいいと思ってるんだけど。ぜんぜん時間が取れない」

といったご相談が多いんですね。

「婚活してるんですけど。どうやったらお相手とうまくいきますか?」の一歩手前。

「婚活しようとは思ってるんですけど、どうすれば婚活に前向きになりますか?」
というお話をたくさん聞かせていただいているんですね。

したほうがいいと思っているのに動けない。
そんなとき「自分ってどうしてだめなんだろう」と思ってしまいがちです。

動けない自分は行動力がないんじゃないか。
動けない自分は意志が弱いんじゃないか。
自分のがんばりが足りないんじゃないか。

そんなふうに自分を責めてしまいがち。

だけど、動けないのには理由があるんです。
行動力がないからとか、意志が弱いからとかそんなことじゃあないんです

動けないのには、わけがある

動きたいけど動けないとき、多くの場合
2つの相反する気持ちを、心の中に持っているんですね。

結婚はしたいと思っている。
だけど、婚活はしたくない…。

こう思っているとき。
結婚したい(結婚のために動いたほうがいい)と思う自分は、
「やらなきゃだめだよ」
「やったほうがいいよ」
と言っています。

一方で、婚活したくないほうの自分は、
「だけど2回目のデートに行きたくないし」
「婚活サイトに登録したほうがいいってわかってるけど、したくないし」
と言っています。

こんなとき、よくやってしまうのが
「動けないほうの自分」「やりたくないほうの自分」に、厳しくピシャリと鞭を打とうとするんですよね。

だめじゃん。
なんで動けないの? なんで行きたくないの?
私、どこかおかしいんじゃない?

こんなふうにピシャリと厳しくしようとします。

「動きたくないほうの気持ち」を
否定する、あっち行けと追い払おうとする、なんで?と攻め立てる
ということをしているわけなんです。

動きたくない声をちゃんと聞いてあげるのが大事

だけどこんなときこそ。
動きたくない気持ちの声をちゃんと聞いてあげるのが大事なんですね。

動きたくない、行きたくないのには、理由があるから。
その理由をちゃんと聞いてあげるんですね。

婚活に前向きになれないわけ

婚活に前向きになれない理由は、人それぞれ違うのですが。
例えば、こんな理由があるかもしれません。

・親のことが心配で、自分が実家から離れるわけにはいかない

・両親の仲が悪かった。特にお母さんの結婚生活が不幸せに見えた。結婚して幸せになるイメージがぜんぜんない

・過保護な親の元で育った。子どもっぽい私は結婚してもちゃんとできない気がする。それに私が親の生き甲斐なのはよくわかっている。だから、自分は子どものままでいなくちゃ

・旧家の長女として生まれた。「家を継ぐのは私」と思いながら育った。親は家を継がなくていいと言うけれど、どうしても家のことが心に引っかかってしまう

・家を継ぐことを期待されていたけれど、それが嫌で家を離れた。自分は離れることができたけど、もし子どもを産んだら、その子に家を継ぐことが回ってくるかもしれない。それは子どもがかわいそうだから(結婚して子どもをつくるわけにはいかない)

・お母さんがシングルマザーとして、苦労して育ててくれた。私が家を出たら、母を一人にしてしまう。お母さんをひとりにしたら寂しくないかなと思ってしまう。

・子どもをほしくないと思っている。こんな私と結婚したら、相手は子どもを持つことができない。申し訳ない気がしてしまう。

人それぞれ理由があります。
ここに挙げたのは、婚活に前向きになれない理由の一部ですが。

これらの理由を読んで、どう思われたでしょうか。

婚活に前向きになれないのは
行動力がないから?
意志が弱いから?
自分に自信がないから?

いえいえ、違いますよね。

大切な誰かのために、結婚しないほうがいいと思っていませんか

誰かのために結婚しないほうがいいんじゃないかーー。

お母さんを寂しがらせないために。
親を寂しがらせないために。
夫となる人に嫌な思いをさせないために。
子どもに、つらい思いをさせないために。
結婚したら家を継げなくなる。家を絶やさないために。

そんな思いが心の奥にある。
そして
子どものままの自分でいなくてはと思っている。
結婚に向けて動けないでいる。
そんなことって、多いんです。

これは、あなたにとって大切な誰か、何かに向けたあなたの愛し方なんですよね。
だからそれは、とてもとても大切なあなたの想いなんです。

だけどそろそろ、自分のための人生を生きてもいいのかもしれません。
誰かのために結婚を遠ざけているあなたが、どうすれば婚活に前向きになれるのか。

それは
背負ってるものを下ろすこと。

自分では、意識していないかもしれません。
自分が何かを背負っていることに、気づいていないかもしれません。
でも、何かを背負ったりしていませんか。

カウンセリングで話していく中で、ふと気づくことってあるんです。

「婚活が面倒くさいんだと思ってたけど。子どもほしくない私には、結婚する資格がないと思ってるのかもしれない」

「婚活って苦手と思ってたけど。私、実家から離れるわけにはいかないとずっと思ってきたのかもしれない」

「自分のこと、子どもっぽいと思ってたけど。親のためにずっと子どもでいたのかもしれない」

そんなふうに自分の想いに気づくことができたら。
それを下ろしていくこともできるんです。

なぜなら
あなたにとって大切な人のために背負ってきたのと同じように、あなたの大切な人もあなたのことを想っているからです。
あなたに幸せになってほしいと願っているからです。

婚活するのが面倒くさい。
そう思いながらも、婚活しなきゃと思っているのはなぜでしょうか?

パートナーと一緒に自分たちの家庭をつくりたい。
共に生きていけるパートナーがほしい。
そんな思いもあるからではないでしょうか。

それを叶える許可を自分に出してあげませんか。

婚活するのが面倒くさいの中にある、あなたの本当の想いを見つけていきませんか?
よかったら、いつでもお手伝いさせてくださいね。

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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