もし子どもがほしくないとしたら……(雑文です)

中村陽子/心理カウンセラー

今日はかなり、私的な雑文になるかと思います。
書きたいなと思っているテーマなのですが。まだまとまらなくて。
なので、思いついたことをつらつら、書こうと思います。

このところ、もし子どもがほしくないとしたらというテーマでお話を伺うことが多くなっています。

カウンセリングだけでなく、友達に声をかけて、わざわざ「子どもがほしくないとしたら」と話を聞かせてもらってるというのもあるんですが。
というのも、「子どもをもつか、もたないか」にまつわることは、私にとってとても大事なテーマだからなんです。

自分自身に生まれてきた目的がもしあるとして。
そのうちのひとつが、「子どもをもつか、もたないか」について研鑽を深めて、お役に立てるような形のものにしていくことな気がしてるんですね。
大仰に言っちゃいましたが。笑

神さまがもしいるとしたら、「子どもをもつか、もたないかでもやもやを抱えている人のお役に立ちたいです!」と最前列で手を挙げてる感じなんです。

子どもをもっていない人たちの子どもにまつわるいろんな想い。

「子どもをほしいと思ったことがない」
「子どもがほしいかどうかわからない」
「子どもをほしくないと昔は思ってたかもしれない」
「子ども好きだけど、自分の子どもを持つイメージがない」
「子どもほしいけど、相手がいない。授からない……」

そんな思いを持つ人たちが、

ほんとうは子どもがほしいという思いがあるなら、子どもを授かれる方向に進んでいけるように。
子どもを持たないなら、今世では自分の子どもは持たなくていいやって思ったんだと納得していけるように。
自分の子どもを産む年齢は超えちゃったけど、ドデカイ愛情タンクを持ってるのに気づいちゃったから、それを自分はどこに注いでいきたいのかを見つけていけるように。

なったらいいなと思ってるんです。

というのも、私自身が
子どもがほしい想いと、子どもがほしくない想いとの葛藤を自分の中に抱え続けて(若い時は、ぜんぜん気づきもしませんでしたが)、そこそこアップダウンのある30年を過ごしてきたからなんですね。

20代前半は「少年みたいになりたい」と真面目に思い、
20代後半に「自分の子どもは絶対ほしくない」と思い、

30代に入ってから「彼氏の子どもがいたら楽しいかもしれない(男の子限定。私の遺伝子じゃなくて、彼氏の遺伝子ならかわいいはず)」と思い、

30代後半に「子どもつくるぞ」と決めた瞬間、彼氏と破綻し
(あれだけ「この人の子どもができたら楽しいだろうな~」と思っていたにもかかわらず)

30代後半に、別の人と結婚したものの子どもを授かれず。
不妊治療のために病院に通い始めたとたん(その週のうちくらいじゃないかな?)、ダンナの何かを踏んでしまい、もう一緒に居られないと家を出て行かれ。離婚し。

40歳から婚活を始めたものの、婚活男性すべてが「子どもをほしいと思っているに違いない(だから私は選ばれない)」ように見えてしまい。
いいなと思う男性がいても、「私は子どもが産めないかもしれないから。私じゃないほうがいいと思うんです」という態度で接してしまい…。

42、3歳のころは、「子どもがほしいっ」というカラダの叫びを毎晩感じながら、どうすることもできないよーと、なんだかんだで息も絶え絶え。
(お先真っ暗な感じがしてました。とほほ)

もう子どもを持つのは無理っぽいなと思い始めた40代半ばから。
子どものいない人生を送るのだとしたら。
自分を何に注げばいいんだろうと探し始めて……。
(中略)

52歳で「子どもをもつ、もたない」「子どもがほしい、ほしくない」をめぐって、もやもやした気持ちを持っている方々が、「自分のほんとうの気持ち」とつながれるようお役に立てれば……と思っているところなんです。

だけど、こうして書いてみると……。

「子どもほしい気持ちと、子どもほしくない気持ちの葛藤」があったゆえに
アップダウンのある生き方になったんだなーと思うんですね。

まっすぐに、ほしい方向、こうしたい方向に進む生き方にはならなくて、
あっちにいったり、こっちにいったり、ブチ壊したり、うまくいかなくて落ち込んだり、なんでほしいものが手に入らないんだーと絶望したり……。

もし、あのころの自分をカウンセリングしてあげられるんだとしたら。
こんなことを聞いてあげたいなと思います。

「もし子どもをほしくないとしたら……。なんでだと思う?」って。

たぶん。
20代の自分なら速攻で、自分のコピーがほしくないから、自分の子どもにひどいことしちゃうかもしれないからって言うだろうと思います。
アラフォーなら、すごくほしいと思ってますよ。ほしくないなんて思ってませんよと言うだろうと思います。

それでも聞きます。
「もし子どもをほしくないとしたら……。なんでだと思う?」って。

すると、意外な答えが出てきたりすることがあるかもしれないし。
意外な答えをひも解いていくうちに「確かに、そう思ったことある。思い出した」ってことに行き当たるかもしれないし。

昔。
子どもの頃とか、思春期とか。
お母さんのお腹の中にいるときにとか。

思ったこと、感じたこと、感じ取ったことが出てくるかもしれません。

そうすると。
自分では意識できないけど、自分の中にある思いや感覚が浮かび上がってきて。
「そっか、そんなふうに思ってたのか」
「だけど、こんなふうに思わなくてもよかったのかもしれない」
と、心の奥にある何かがほどけていって。

もう、それらの思いにとらわれなくてすむようになるかもしれません。

そうしたら。
自分はこうしたいな。だからこうする。

って、自分のほんとうの気持ちとつながって、選んでいくことができるようになります。

糸がからまっちゃっているときは、ほんとの気持ち(「こうしたい、だからこうする」)となかなか繋がれないけれど
(だから自分でも、どうしたいんだかわかなかったりするけれど)。

からまっている糸がほどけたら、「こうしたい。だからこうする」って、自分で選ぶことができるようになるんです。

そのとき出てくるものは

「子どもがいたらかわいいかもしれない」かもしれないし
「まだ、子どもは持たなくていいや」かもしれないし
「今世では、子どもはもたなくていい」かもしれない。

出てきた想いが、きっとあなたにとって大切な想い。

無意識や潜在意識の「何か」に引っ張られることなく
「こうしたいな」と思えるから。
迷いやもやもやなく、「私がこうしたいから、こうする」とスッと思えるのではないかと思うんです。

シングル女性や、子どもをまだ産んでいない女性たちにお話を伺う中で
「子どもをほしくない」「子どもを持つわけにはいかない」といった思いが深層心理や無意識にあって。

その結果、自分ではぜんぜんわからないような形で

恋愛がうまくいかなかったり
恋愛が始まる前に終わってしまったり
結婚したいと思っているのに、結婚できなさそうな男性と付き合っていたり
いいなと思う男性がいるのに、避けて通ろうとしていたり
ふたりの男性の間で揺れ動く恋をしていたり
うまくいっていた恋愛を壊してしまったり
ハードワーカーになっていたり
結婚を考えはじめたとたんに、体調を崩してしまったり

などなど

結婚に向かわないような
子どもを持つことに向かわないような
行動になっていることも、あったりするんですね。

でも、ほんとに気づかないんです。
(気づけないんです)

子どもをめぐる思い。
30代から40代前半にかけて。
子ども産まなくていいの?
って、カラダが問いかけてくるから。

焦る気持ちも出てきたりもするかもしれません。

もし、子どもをめぐる思いについて
なんか気になるな、なんかもやもやするなと感じるところがあるのなら。

一度、自分の中にどんな思いがあるのか。
問いかけてみる機会をもってもいいかもしれません。

相反する思いがあると「葛藤」します。
もやもやするし、悩むし、しんどくなります。
進みたいのに進めないって、焦りも出るかもしれません。

だけどそんなときこそ、自分の気持ちを見つめてみるいい機会だったりもするんですね。

子どもをめぐるいろいろな思いには、いいとか悪いとかってぜんぜんないんです。
いまはこう思ってる。こうしたいと思った。
それが大事。
いま思ったことが、3年後にぜんぜん変わることももちろん全然あっていい。

いまの自分の気持ち。
自分が何を望んでいるのか。
それらの思いを大切にするためにも。

よかったら、お話聞かせてくださいね。

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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