婚活がうまくいかないなら「理想のパートナーリスト」を掘り下げよう
婚活がうまくいかない……。
そもそも、好きな人ができない……。
私もやっぱり結婚したほうがいいんじゃないかと思って、婚活をしてみたけれど。いいなと思う人とは続かないし、こちらをいいと思ってくれる人を好きになれない。。。
私を気に入ってくれる結婚向きの男性をいいと思えない自分は、結婚できないんじゃないか。
私、誰かを好きになって結婚することなんて、本当にできるの?
そんな悩みについてお話しします。
婚活の出会いでマッチングしないのはなぜ?
婚活サイトや婚活パーティ、友達の紹介、合コン、結婚紹介所……婚活をしなくてはと思って、婚活の場に出るようにした。メールのやりとりをして、デートもした。
だけど、会ってみてもいまいちピンとくる男性じゃなかったり。
やっと「すてきかも、また会いたいな」と思う男性がいても、次のデートにつながらなかったり……。
そういうことが続くうちに、ブルーな気持ちになってしまうことも。
私に魅力がないから、婚活がうまくいかないのかな?
私、このまま結婚できなかったらどうしよう。
もう誰かを好きになれないんじゃないか。
昔付き合ってたあの彼と、ほんとうは結婚するのが一番よかったんじゃないか……。
いろんな考えがよぎったりします。
でも。
ブルーにならなくて、だいじょうぶです。
婚活がうまくいかないことを、「私に魅力がないからかな?」と思う必要はぜんぜんないし、ましてや「私、が結婚に向いていないのかな?」と思う必要もないんです。
婚活がうまくいかない理由。それは「自分がほんとうにほしいもの」が見えていないからなことが多いんです。
条件で選んだ人を好きになれない理由
婚活をするときに、自分が男性に求めているものを書き出すといいといいますよね。
すると、気がつくと頭で考えた「〇〇な人」という条件ばかりが並んでしまいがちです。
だけど、条件で選んだ人のこと、ほんとに「この人がいい!」って……なかなか思えませんよね。「条件的には申し分ないんだけど……。決め手に欠けるのよね」と感じて、多くの人がここで悩んでいます。
もしかしたら、頭で考えすぎているのかもしれません。
頭で考えすぎちゃうのは、自分のほんとうの気持ちが見えていないときなんです。
自分で制限をかけていませんか?
意外と自分で気づかないうちに「こういう人がいいんじゃないか」に制限をかけていることがあるんです。「自分はこういうタイプだから、きっとこういう人じゃないとだめだよね」というようなもの。
例えば……
私は気が強い女だから、頼りになるタイプの男性には好かれないのよね。
私は子ども産めないかもしれないから、子どもがいらない男性じゃないと合わないのよね。
私はかわいくないから、そこそこの男性じゃないといいと思ってもらえないのよね。
「こういう人がいい」と思うとき、「でも、私はこんなだから……」と差し引いてしまっていること、多いんです。
だけど、差し引かなくてもいいのかもしれないんです。
差し引いちゃうと、ほんとに求めているものが、わからなくなってしまいますから。
ほんとに求めているものがわからないまま、婚活をしても、なかなかビビッとくる相手と出会えないんですね。
(何を求めているのかに、自分で蓋をしてしまっているからかもしれないんですね)
パートナーに求める本音を、まずはつかむ
自分が何がほしいのか。
自分の気持ちをいったんちゃんと掘り下げてみるといいんです。
頭であれこれ考えいる状態は、ほんとうの気持ちを置き去りにしていることがとてもよくあるからなんですね。
けれど、自分のほんとうの気持ちがわからないと、いくらたくさんの男性に会っても、この人いいなと思えないのです。
パートナーに求めるものを書き出そう
そこでまず、パートナーに求めるものを見つけるために、自分の心の中を見ていきましょう。
何をいってもかまわないし、何を望んでもかまわない。
その前提で答えてみてくださいね。
あなたがパートナーに求めるものは何ですか?
なるべく、いい人にならずに答えてみるのがポイントです。
いい人になろうとすると、「経済力」と思い浮かんだとしても「いけない、いけない。こんなふうに言ったら、自分の不安をなくすために結婚したいと言ってるようなものだ」と、自分の本音をかき消しちゃったりするからです。
いいんです、経済力でもイケメンであることでも。
こんなこと書いちゃだめと思わず、書いてみるのが大事です。
また「頼りがいがあって、経済力もあって、頭もよくて。人の気持ちがわかる人。うーん。一人の人が全部持ってるということはないか」とか思って、差し引いてしまうというのも、しなくてOKです。
パートナーに求めるものを、もう一段階、深掘りする
そして次に、その中に出てきたものを、さらに深掘りしていきます。
この「さらに深掘りする」ことが、大切なんです。
例えば、経済力と書いたとしますよね。
そうしたら、「経済力の中に求めているものは何か」を見ていくといいんです。
安心感?
守ってもらいたいということ?
お金の問題がない人ということ?
男性性の強さ?
そうやって「経済力」の中にどんな要素を見ているのかを、掘り下げていきます。
なにが出てきますか?
もし、「守ってもらいたい」なのだとしたら、自分の中に「守ってもらいたい私」がいるということ。
ここ、ポイントです!
パートナーに求める要素を1段階、2段階掘り下げていくと、自分がパートナーシップにほんとうに求めているものが見えてきます。
つまり上記の例なら「守ってもらいたい私」が自分の中にいるということなんです。
だとしたら、「守ってもらいたい私が自分の中にいるんだな」と思いながら、婚活をするといいんですね。
すると、男性と会っているときに「この人になら、守ってもらいたい私を任せられるかも」というセンサーを働かせて、「この人!」と思えばビビビッとくるし、「この人じゃないかも」と思えばあっさりさようならできるんですね。
本当の気持ちをずっと抑えてきませんでしたか?
ただ、「〇〇な私」を心理的に抑圧してしまっていることが、とても多いんです。
守ってもらいたい私なんて、いちゃいけない。
か弱い私なんて、いてはいけない。
誰かにそばにいてほしい私なんて、いてはいけない。
ほんとうは自分の中にある気持ちを、抑えて生きてきたのかもしれません。
だけど、パートナーシップを手にするには、自分の中にある「ずっと抑えてきた私」に気づいて、その気持ちとつながることがとても大事なんです。
これを心理学的に、統合といいます。
なんらかの理由があって、切り離してしまったり、抑え込んでしまったりした自分を再び取り戻すんですね。
切り離してしまっていた「〇〇な私」を自分の中に取り戻す。
すると、出会いが変わります。
例えば、ずっと強い自分でいなくては、自分一人で生きていかなくてはと思ってきた女性が、「守ってもらいたい私」を取り戻すことで、弱さが表に現れるようになります。
その弱さが、「彼女を俺が守りたい」と思ってくれる男性の縁をつないでくれるんです。
どんなふうに愛したい?
もうひとつ。
自分はどんなふうに、相手を愛したいのか。
その側面からも見ていくといいんです。
付き合ったら(結婚したら)
相手にしてあげたいことを書き出す。
(私と付き合ったらこんないいことがある)
なんでもいいんです。
「こんなこと、書くのって恥ずかしくない?」とか「しょぼくない?」と思う必要は一切ありません。
私なりの愛し方なわけですから、どんなものでもいいんです。
・ごはん食べながら、うんうんと話を聞いてあげたい
・旅行が好きなので、絶景ポイントを一緒に巡って感動したい
・休日はほっこり家でくつろいで、ほっとできる時間を過ごしたい
・相手が弱気なときも「大丈夫だよ~。あなたならできる!」と応援したい
書き出すことで、自分が相手をどんなふうに愛したいと思っているのかが見えてきます。この軸も「この人かも」とピンとくるためのひとつの軸になります。
抑えてきた気持ちを取り戻すことが
真実のパートナーを見つけるカギ
自分が相手に何を求めているのか、どんなふうに相手を愛したいと思っているのか。
本音を見ていったときに出てきた自分の思い。
「本音で、ほんとにほしいもの」とつながっておくこと。
それがとっても大切なんです。
人は自分の本音や本当にほしいものを抑圧したり、切り離したりしていることが少なくありません。
けれど、抑圧したり、切り離したりしていると、自分が何がほしいのかがわからなくなってしまうんです。
そして、誰を選べばいいのかも、わからなくなってしまう……。
わからないまま婚活を続けていても、出会えない(なぜなら、わからないから)ということが続いてしまいます。
一方で、自分の本音をつながっていると「この人いいかも!」とピンと来やすくなるんです。
そして、うまくいく関係ってとんとん拍子にものごとが運んでいく……。
そんな波に乗りやすくなるんです。
というのも、ピンと来て選んでいるから。(自分もピンと来ているし、それが男性に伝わった。そんな出会いになるからです)
だからこそ、自分がほんとうにほしいもの、自分がこれまで抑え込んできた気持ちを取り戻していくことが大切なんです。
これまでずっと抑えてきた気持ち、我慢してきた気持ち、きっと手に入らないとあきらめてしまった気持ち、ありませんか?
それらを取り戻していきませんか?
世界のどこかに、自分との出会いを待ってくれているパートナーがいるんだそうです。
真実のパートナーと出会うために、一緒に見つけいくお手伝いをさせてくださいね。