「クリスマスも年末年始も居場所がない」から抜け出して、幸せになるために

カップルや家族を目にするのがつらい理由
おひとりさまにとって、12月はさびしさを感じる時期だったりします。
クリスマスもさることながら年末年始もあるからです。
「今年も一人で紅白か」
「年末年始に何をすればいいっていうんだろう」
そんなことを感じやすいからなんです。
なんか、ひとりぼっち。
そう感じやすい時期なんだと思います。
私は、年末年始はよく海外に逃亡していました。
旅行者には、ひとりで旅に出ている人たちもポツポツいるし、そもそもぜんぜん知らない土地に来ているから、ひとりでいることが当たり前だし。
日本にいるときに感じるような、周りはみんな実家に帰省したり、家族と過ごしていたりする中、自分だけがひとり…を海外逃亡していると感じなくてすんだからなんです。
あの時期、どうしてあんなにもひとりぼっちであることを感じたくなかったんだろう。
振り返ってみると、こう思うんです。
自分には手に入らないと思ってたから。
みんながふつうに手にできているものを、自分には手に入れられないと思っていたから。
クリスマスシーズンに、街を歩いているとカップルの姿が目に入ってくる。
ほんとうは、そんな姿なんて見たくない。
年末年始に、周りのみんなは家族で紅白見てるんだろうなって思う。
そう思うと、いたたまれない気持ちになる。
これらの気持ちが教えてくれることがあるんです。
それは……
ほんとうは自分も隣に誰かいてほしい。
ほんとうは自分も誰かと一緒に年を越したい。
そんな想いがあるということ。
だけど同時に、自分には手に入らないと思っていること。
自分もあれがほしいけど、自分には手に入らない。
そう思っていることを、教えてくれているんです。
もちろん、パートナーがほしいと思っていたし、家族だってほしいと思ってました。
だけど、海外に逃げないとやってられないくらい「自分には手に入らない」と思っていたということなんですね。
ほしいものを手にできない理由
パートナーがほしい、自分だって家族をつくりたい。
そんな気持ちがあるのに、うまくいかないことが続いているとき
「自分の何かが足りないんだ」
「自分に魅力がないからだ」
「自分には手に入れることができないんだ」
という気持ちになってしまうものです。
だけど実は
「ほしいものを手にするわけにはいけない理由」を心の中に持っていたりするようなんです。
「手に入らない」ではなくて
「手にするわけにはいけない」「手にしたくない」と思っているようなんです、心の中では。
もしくは「もう自分には手に入らないんだ」と固く思わざるを得ないようなできごとがあったのかもしれません。
仲の悪かった両親みたいな結婚はしたくない
大事な誰かと別れることになるくらいなら、大事な誰かを持たないほうがいい
親を置いて、結婚するわけにはいかない
子どもを持つことに抵抗がある、子どもを持てないかもしれない
誰かといると疲れる気がする
男性がこわい
etc…
心の中になんらかの理由があることが、多いようなんです。
無意識の「手にしたくない理由」すぎて、自分ではまったくわからないような理由だったりもするんです。
だけど…
街を歩くカップルの姿や、年末年始の家族団らんの光景。
それを見るのがつらいのだとしたら。
つらい気持ちが大きければ大きいほど、それがほしいって思っているということなんです。
手に入れるわけにはいけないって思ってるから、自分には手に入らないと思ってるけど。
それがほしいって思っているということなんです。
うまくいかないほうに心が向いてしまう
恋愛すること、パートナーを持つこと、結婚や家族を持つことに心のブロックがあると、無意識は「結婚しない方向」「パートナーを持たない方向」「ほしいものが手に入らない方向」に心を向けてしまうんです。
心が「ほしいものが手に入らない方向」に向いているために、ふだんの生活の中でこんなことが起きます。
結婚できなさそうな人ばかり目に入ってくる――。
パートナーがほしいと思って婚活してるのに「いい相手がいない」と感じたり、「うまくいきそうな相手」が目に入らなかったりします。
付き合っても、既婚者の男性、彼女のいる彼、俺は絶対結婚しないと言っている彼、結婚に向かないような彼ばっかり…というパターンにハマってしまうこともあります。
そして「〇〇だから、うまくいかないんだ」ということにばかり、なぜか意識が向きがちになってしまうんです。
「もうこんな年齢になっちゃって。いい人はみんな結婚してる」
「自分の周りには、いい出会いなんてぜんぜんない」
「婚活もしてみたけど、お相手からこんなこと言われた。だから自分はきっと無理なんだ」
「自分に魅力がないから、うまくいかないんだ」
なぜかうまくいかない理由ばかりにアンテナが立ってしまうようなんです。
そのくらい潜在意識や無意識にある気持ちは強力で、そっちに引っ張られてしまうんです。
「手にするわけにはいかない」気持ちが潜在意識にあると、心はうまくいかないほうに傾いてしまうんです(無意識に……)。
幸せになると決めてみる。決める力のパワー
だけど、ほしいんですよね。
一緒に生きていける相手、ほしいんですよね。
だとしたら、おすすめしたい方法があります。
「ほしいものを手にしていいよ」と自分に許可を出すことです。
パートナーがほしいなら、「パートナーを手にしていいよ」
家族がほしいなら、「家族をつくっていいよ」
自分は、ほしいものを手にして幸せになっていい。
そんなふうに、許可を出すことです。
もし、許可を出すのは抵抗なくできたなら。
さらに、やってみるといいことがあります。
それは……。
決めること。
人生を変える秘訣は、決めることなんです。
「どうして私ばっかり、パートナーが持てないんだ」と悩んでるなら、「パートナーを持つ」と決めること。
「どうして家族をつくることができないんだ」と悩んでいるなら、「家族を持つ」と決めること。
「私はパートナーを持って、幸せになる」
「私は家族を持って、幸せになる」
そう、決めるんです。
うまくいくかどうかは、考えない。
どうすればうまくいくかも、考えない。
手段やルートは、考えない。
考える必要、ないからです。
「私はパートナーを持って、幸せになる」
「私は家族を持って、幸せになる」
そう、決めるんです。
決めると、何かが動き出す
決めたら、なにかが動き出します。
もし、心に何らかの傷や痛みがあって、それゆえにパートナーを持つことを遠ざけているとしたら、傷や痛みに直面するような出来事が起こるかもしれません。
昔の大失恋を思い出すような出来事が起こって、あのときのつらい気持ちがぶり返してきたり。
それをなんとかしようとネット検索していたら、カウンセラーのブログにたどり着いて、「これはまるで自分のことが書かれているみたいだ」と思って、半信半疑でカウンセリングの予約をして電話をかけてみたり。
くっついたり、離れたりしていた不倫相手から「もうLINEとかできない」と言われたり。
なんらか、動きが出てきます。
不思議なんですけど。
決めたからって
運命の人が突然、ジャジャジャーンと登場するってわけじゃないんですけど。
決めたことに向かって、何かが動き始めます。
決めたことに向かって、何かが進み始めます。
決めたあと、何か出来事が起こったときに
「昔の失恋を思い出してこんなにつらい気持ちになるってことは、やっぱり自分には幸せなパートナーなんて持てないってことなんだ」
という気持ちになるかもしれません。
だけど、そうじゃないんです。
「持てないってことなんだ」じゃなくて、
持つと決めたから、「そこに向かうために癒したほうがいい心の痛み」が浮上してきたということなんです。
繰り返し、何度も何度もコミットメント
きっと無理。
やっぱり無理。
そんな気持ちが出てくるたびに
「私はパートナーを持って、幸せになる」
「私は家族を持って、幸せになる」
と決めるんです。
繰り返し繰り返し、何度も何度も。
だって心って、揺れるのが当たり前だから。
決めたあとでも、不安になったり、やっぱり無理と思ったり、そんな気持ちが出てくるものだから。
人の感情って、そういうもんです。
晴れの日もあれば、雨の日もあるし、曇りの日もある。
そういうものだから。
だから、思い出すたびに
あ、そうそう、こっちだったこっちだったと思い出す。
「私はパートナーを持って、幸せになる」
「私は家族を持って、幸せになる」
決めることを「コミットメント」というんですけど。
なんでうまくいかないんだとか
やっぱり動けない、なんでなんだとか
そんな気持ちが出てくるたびに、そうだそうだと思い出してコミットメントしていると…。
ほんとにね、気づくとそっちに向かって動いていきます。
どこかの段階で「あ、動いてた。ぜんぜん動いてない、進んでないように感じてたけど。動いてた」と気づけたりもするかもしれません。
誰かサポーターをつけてみてください。
人間の気持ちなんて、すぐ揺らぐし、すぐ無理なんじゃないかって曇り空にもなるものだから。
そしたら、揺れながらもけっこう完走できたりしますから。
カウンセリングでサポーターをさせてもらっているクライアントさんたちを見ていて、コミットメントの威力をものすごく感じています。
自分だけは、幸せになれない。
この世界で自分だけは、一生恋愛できない気がする。
1年前、1年半前、2年前。
強くそう思っていた人たちが、どんどんと幸せの扉を開いていく姿を見せていただいています。
だから、だいじょうぶ。
きっとうまくいく。
あなたの願い。叶えませんか。
いつでもお手伝いさせてくださいね。

