子どもを産むならあと数年…だけど結婚できない彼ばかり

中村陽子/心理カウンセラー

子どもを産むならあと数年。
だけど、いま相手がいない。
よくよく考えると、結婚の話が出そうになった彼とは別れてしまった。
そのあとは不倫の彼、遠距離の彼など、結婚にならなそうな彼が続いていた。

結婚できなさそうな彼とばかり付き合うことが続いている。
その背景に、「結婚したくない」という気持ちが無意識的にあることって多いんです。

無意識にある結婚したくない気持ちには、結婚にいいイメージを持てない、親を置いて自分だけ出ていくわけにはいかない、もう誰かと別れるのは嫌など、いろいろな理由があるのですが。
「子どもをつくりたくない」という気持ちが無意識にあって、結婚するような相手を遠ざけていることもあるんです。

例えば、私の場合。
子どもは好きだったんです。
子どもと遊ぶの好きだし、人の子どもでもめちゃかわいいし、子どもと遊んでいるとすぐ時間経っちゃうし。

だけど、自分の無意識にこんな思いがあったんです。
母性って、怖い。

母性=子どもを飲み込んでしまうもの。
そんなイメージがあって。
だから、無意識のうちに母性から遠ざかるようなことをしていたんですね。

子どもは好きだし、一緒に遊びたいし、育ててみたい。
だけど、母性を持つわけにはいかない。

子どもはほしいけど、母性は持つわけにはいかないという真逆の気持ちが自分の中にあったので、結果として結婚をさけるような行動をしてきたんですね。
結婚に向いていそうな男性とは、別れてしまう。
結婚に向いていなさそうな男性とは、長く続く。
無意識に、です。

子どもを産むならあと数年となったころ。子どもがすごくほしかったから、婚活をすごく頑張ったんです。
なのに子どもを産むならこれが最後という時期に好きになった男性は、なぜか「俺は絶対結婚しない」と言っている人でした。
不思議すぎますよね。

無意識って、自分では自覚できないから無意識なんです。

もしかしたら、子どもほしいのかもしれない。だけど、なぜか結婚しそうな相手とは付き合えない。
そんな気持ちがあるなら、自分に向けて、こんなふうに問いかけてみてください。
もし、子どもがほしくないとしたらどうしてだろう?
昔、何か思ったことあったかな? 
若い頃とか、子どもの頃とか。自分が子どもを持つことについて、何か思ったことってあったかな?

こんなふうに問いかけてみたとき、「あ、そういえば」と思い浮かんでくることがあったとしたら。
一度それを、カウンセリングで話してみてもいいかもしれません。
その「あっ」が、無意識に子どもを遠ざけることにつながっていることも、あるかもしれません。


子どもがほしかったのにできなかった友人の女性と、この話をしてたんです。
そしたら、こんなことを言っていました。
「子どもの頃になぜかわからないけど、思っていたことがあって。
私に、まともな子が産めるわけがない。
不思議なんだけどそんなイメージを持ってたんだよね。
だから、子どもを産むのが怖いって。無意識的にそう思ってたみたい。
もっと早く気づいていれば、子どもも持てていたのかな」

ある友人の男性。
すごく大好きな彼女がいて、彼女は結婚を望んでいたのに、その関係を壊して別れてしまったんです。こんなことを言っていました。
「人に言ったことないけど。俺の目って、色弱なんだよね」
もし子どもができたら、受け継がせちゃうかもしれない。
だから、俺は子どもはほしくない。こんな俺なんてやめておいたほうがいいよ。

こういう気持ちって、誰かに話すことってないんです。
だから、自分でも気づかないんです。
気づかないまま、パートナーを持つのを遠ざけていたり、子どもを持つのを遠ざけていたりすることもあったりするようなんです。

子どもを産むならあと数年。出産タイムリミットを感じ始めると、不思議なことに身体が「ほんとうにこのままでいいの?」って問いかけてくることがあるようなんです。
そして、それまでは結婚をとりたてて焦ったことはなかったのに「このままでいいのかな」って急に思い始める。そんなことがあるようなんですね。

だとしたら、自分の心の中にどんな気持ちがあるのか。一度、掘り下げてみてもいいかもしれません。
子どもを産むことについて
子どもを持つことについて
結婚することについて
パートナーを持つことについて
自分の中にどんな気持ちがあるんだろうって、掘り下げてみてもいいかもしれません。

たとえば、子どもを持つことについて「子どもを産むのがなんか怖い感じがある」という感覚があるのがわかったとします。いつぐらいからその感覚があるのか、その怖い感覚ってどこから来てるものなんだろうかということを掘り下げていくことによって、「怖い感覚」が薄れていくこともあるんですね。

そうすると、自分を止めていた感覚(子どもを産むのが怖いという感覚)がない状態で、自分がどうしたいのかを考えていくことができます。

自分を止めていた感覚を持たなくなったいま、じゃあ自分はどうしたいんだろう。
そんなふうに考えていけるようになるんですね。

これまで無意識に結婚を遠ざけてきたけれど、自分の気持ちを掘り下げて、誤解していた感覚を手放していったら、急に好きな男性ができて、トントン拍子で進んでいった――なんてことだって起こるかもしれません。

なんか、このままでいいのかな。
なんか、このままじゃいけない気がする。
そんな気持ちがあるのなら。一度お話を聞かせてくださいね。

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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