恋愛心理学

自立女子の恋愛は、自分らしさを取り戻すことでうまくいく【コラボトークその3】

中村陽子/心理カウンセラー

11月15日(日)の
ワクワク人生の鍵は「隠れた自分」にあった! 自分らしさを取り戻すレッスン
いよいよ開催が近づいてきました。
申し込み&決済締め切りは、11月14日(土)15時です。

このワークショップのことがちょっとでも気になる方は、自分の中のアンテナがピピピって何かをキャッチしているサインかもしれません。
そんなときこそ、一歩踏み出して参加してみると、「そっか~」というヒントを受け取り、何かが動き始めるきっかけになることって多いんです。

さて。近藤あきとし×中村陽子のコラボトークの第3弾。
今回は、恋愛ネタでお届けしますね~。

自立女子の恋愛。うまくいかないパターンとは

コンドウ

自立女性の恋愛についてなんだけど。
家庭の環境などで、子どもらしい子ども時代を生きられなかった人って、早くに自立せざるを得ないんですよね。

人の迷惑にならないように、自分の人生は自分で切り開いていくんです。
だからとてもしっかりしている、心やさしい人が自立女性には多いんだけど。

だけど、そうなると恋愛になったときに受け取ることができなくなって。それがうまくいかない恋愛になっていることが多いんです。

ナカムラ

わかります。
まさに私がそのタイプ。

並の男性よりも、自分のほうが断然男らしいと思ってて。
頼りになる男性ってほんといない、と思ってましたから。

ふつうの男性が恋愛対象に感じなかったんです、全然。

で、とてもやさしくてなんでも言うことを聞いてくれるタイプの男性と付き合っていたんですが。この彼と結婚するなら、私が一家を支えなきゃいけないんだよなと思ってて。
彼は年金も払ってなかったから、彼の老後の分まで私がなんとかしなきゃって。でもそんなこと到底できるはずもなくお別れし……。

気がついたら、周りはみんな結婚していて。
えっ?となったんですよ。

当時、自分が弱ってまして。
そこでようやく、恋愛対象に感じられなかった男性たちの中に頼りがいを見れるようになったんですが。
時遅し。みんな結婚していたという。涙

コンドウ

そうだったんだね。
自立女性の恋愛のお悩みでよく聞くお話だよね。

とてもやさしいけれど、頼りがいは感じられないという彼。

女性側が主導権は握れるんだけど、男性側が引っ張ってくれないので安心感が得られない。女性側があれこれお世話しなくてはならないので、「ほんとにこの彼と結婚したいんだろうか」と悩んでしまう。

一方で。自分よりも男らしい男性となると。
自分より、さらに自立型の男性になるわけで。

すると自立型なので、ぜんぜんやさしくしてくれないし、会ってくれないし、もっとコミュニケーションしたくても応えてもらえないしという問題が起こるんですね。

ナカムラ

わかります~。
この人は、仕事の面でも尊敬できるな、頼りにできるなという男性もいたけれど。
ぜーんぜん距離が縮められない人たちでした。

ごはん行きましょうよ~って誘っても、なかなか実現せず。
会えないって、どういうことよ。涙
めげまくりでしたよ。

自分に女子っぽさが足りないから、こういうことになるんだ~って。
どんどん自信喪失していきましたから。

コンドウ

自立系の彼と付き合って、彼が連絡くれなくてとてもさみしい思いをしてるけど、彼に合わせて我慢してるという話ほんとによく聞きます。

だけど。連絡がないことをさみしいと思っているなら、かかわりがほしいってことなんだよね。
もっとやりとりをして、お互いに気持ちのコミュニケーションをしたり、ふたりで一緒にいる時間をもっと大切にしたかったりするってことなんだよね。

だけど、自分らしさを出してしまうと、相手に重いと思われちゃんじゃないかと聞き分けのいい女性をやってしまうんだけど。

こういうときこそ、自分にとって大切なものは何かをわかっていくといいんです。

自分らしさを取り戻すと。
自分は何が好きで、どんな幸せがほしいのかがわかってきます。

例えば、パートナーと気持ちのやりとりがちゃんとできることで自分は幸せを感じられるんだなって思ったら、仕事を理由になかなか連絡が取れない彼では幸せを感じられないんだな、もっとコミュニケーションできる相手を選んだほうが自分にとってはいいんだなと思うかもしれないし。

また、付き合っている彼に「気持ちのコミュニケーションをすることが、私にとってはすごく大事で、そういうときに幸せを感じるんだ」って伝えることもできるかもしれないし。
伝えれば、彼だって応えてくれるかもしれないからね。

自分がほしい幸せ、自分はこんなときに幸せを感じるということがわかっていれば。
いまのパートナーで、その幸せを手に入れることができるかどうかがわかってくる。

そうすると、自分で選べるようになるんですね。

ナカムラ

ほんとそうですよね。
それを、うまくいかない恋愛の数々を通じて体当たりで学んでいくやり方を私はしてきちゃったけど。笑

自分にとって大切なもの、心満たされる瞬間、大事にしたいものがわかっていれば、恋愛がうまくいかなくて悩んで「この彼でいいんだろうか」と思ったときに、選べるようになりますもんね。

婚活でも、たくさんの男性と会うわけだけど。
自分にとって大切なものがわかっていたら、「この人、いいかも♪」ってピンとくるようになる。
つまり、自分に合う人と出会いやすくなるんですよね。

コンドウ

自分らしさがわかると、自信もつきます。
自分はこれでいいんだと思えるから。
自己肯定感も高まります。

自己肯定感が高まっているときは、自分にとって望まない状況だったときに、ちゃんとノーが言えるんです。
付き合っている彼のことを「この彼は違うな。この彼といても自分は幸せにならない」と感じたら、自分から手放すこともできるようになる。

そして、幸せになりやすい相手を選べるようにもなるんですね。

また、いまのパートナーを選ぼう、愛そうと思ったときには、この人を自分で選んだんだと思える。
すると、相手がしてくれないことがあっても相手への不満が減るから、いいパートナーシップをつくりやすくなるんですね。

自立女子の中にいるお姫様
表に出してもいいんです

ナカムラ

私はずっと、自分のことを男っぽいと思ってきたんです。
自分の中に、めっちゃ強い武士がいましたから。笑
だけど、自分の中に女の子の自分も、もちろんいたんですね。

ただ。表に出しているのが、男っぽい自分だったから。
男らしいタイプの男性には、なかなか好きになってもらえなかったんです。

それが。
女の子の自分やかわいげ、女性らしさが出せるようになってきたら。出会う男性が変わったんですね。

心理学を学び始めたばかりのころ、「男らしいヒーロータイプの男性は、お姫様タイプの女性に惹かれる」という話を聞いて、「そんなこと言われたって。どうしろというんだー!」とテーブルひっくり返したくなったこともあったけど。笑

自分の鎧を脱いでいくほどに、姫を見せることができるようになっていくんですよね。自分の中の姫を男性に見せても、よかったんですよね。

自分はかわいいタイプの女性じゃ全然ない!って、思ってましたが。
自分らしさを取り戻していく過程で、
かわいらしさも、女性らしさも表に出せるようになっていったんです

コンドウ

自分の力だけで生きてきたタイプの女性の中には、ほんとうにかわいらしい姫がいたりするんだよね。

いろいろな事情があって、それをこれまでは出さないできたのかもしれないけれど。

自分らしさを取り戻していくと、
「実は私は、男性にかわいがられるほうだったんだ」とか
「ほんとはすごく女の子らしい性格だったんだ」とか
「本当は姫体質で男性にいろいろしてもらうことが得意だったんだ」
ということにも気づいていけるからね。

そして、周りに頼ってみたら「男の人って頑張ってくれるんだー」とわかるようになっていって。
だんだんと相手にお願いしたり、何かを一緒にやるということができるようになっていくからね。

自分らしくいられると、
自然と魅力があふれてくる

ナカムラ

自分らしさを取り戻すことは、女の子らしさ、女性らしさを取り戻していくことにもつながっているだけじゃなく。

さらに!
自分らしさを取り戻していくことで、自分らしくいきいきとした魅力的なオーラも出るようになっていくんです。

なかなか彼ができない
つらい恋愛をしている
なんてときこそ、自分らしさを取り戻す時間をつくって自分の好きなことに打ち込んだりすると、だんだんいきいきとした魅力が出てくるようになる。

そうなると、いい出会いがあったり、うまくいかない彼を手放して幸せな恋愛を選べるようになったりするんですよね。

コンドウ

ほんとにそうだよね。

だからこそ、自分の好きなもの、好きなことを取り戻していって、「あれが好き」「これが好き」と言えるようになっていたほうがいいんです。

人は自分の好きなことをしているときや、好きなことを話しているときって間違いなく魅力的で、キラキラしているからね。

ナカムラ

本来の自分らしさを表現できているときって、ほんといきいきとしたオーラになりますもんね。

いきいきしてるときの自分に惹かれてくれた人って、つくった自分じゃなくて本来の自分を好きになってくれた人ということだから。
付き合ってからも、自分らしくいられてすごくラクだったりするんですよね。

コンドウ

そうだよね。

自分らしさを取り戻していくと、自分にとって幸せなパートナーシップを築きやすくなるんです。

自分らしさを取り戻すと、自分が何が好きで、どんな幸せがほしいのかがわかってくるから。

自分にとって、どんなことが大事で、どんなことに幸せを感じるのかをわかっていれば、
誰と付き合うか、どんな付き合い方をするかを自分で選べるようにもなる
んです。

ナカムラ

自分はどんなときに「幸せ♪」って感じるんだろう。
どんなことが好きで、どんなことをしてるときにワクワク、いきいきしてるんだろう。

これらの感覚を自分でわかっていることが、幸せな恋愛を呼び込んできてくれるってことか~。

恋愛してても、してなくても、「楽しい、面白い、わくわく~」っていい気分を感じていられる時間が増えれば、ほんといい流れに乗りやすくなりますもんね。

コンドウ

そうなんです。

今回のワークショップでは、自分らしさを思い出していくワークを通じて、自分にとっての幸せや、いきいきワクワクすることも思い起こしてもらえたらなって思っています。

ナカムラ

楽しみですね~。
みなさんが、どんな「もともとの自分らしさ」に出会えるか。ほんと楽しみ~。

ワークショップって、場の力も働くから。
きっといろいろ思い出しやすいはず。
自分らしさや自分の好きなことや女の子の自分etc……
ぜひぜひ、いっぱい掘り起こしてくださいね!

ここまで読んで面白いと思ってくれた方は、
facebookやtwitterでシェアしてもらえたら、めちゃうれしいです^^


バックナンバーも好評です。
第1回は「自分らしさ」に自分らしく生きるモトがたくさん詰まっている理由
第2回目はほんとはやりたいこと、好きなこと、ほしいもの…心の大事なパーツを取り戻そう

\ただいま最終準備中!/
ご参加のみなさんに、いろいろな気づきや、いろいろなヒントものを持ち帰っていただけるように。
ただいま最終準備中です。

自分の中に知らず知らずのうちに隠れてしまった自分らしさに、ぜひぜひ出会っていただきたいと思っています。
ぜひいらしてくださいね。
ご参加お待ちしています。

男っぽい女子こそ、豊かな女性性が隠れている
この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。 30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。 ツイッター@nakamurayoko70
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