自己実現、やりたいこと

30代からの「何がしたいのかわからない生き方」を抜け出すヒント

いい子タイプの生き方してきませんでしたか?

やりたいことがわからない。何をしたいの?と聞かれるととても困る。
子どものころ「いい子」として育ってきたと思う……。

これまで長い間「~しなければならない」をたくさん抱えて、生きてきませんでしたか? これだと心がどんどん疲れ果ててしまうんです。

「何がしたいかわからない」は若者だけが味わう感覚ではありません。
実は、頑張ってきたいい子タイプの人は30代、40代になってから「何がしたいかわからない」という感覚に直面することが多いのです。

いま何がしたいかわからないというもやもやとした気持ちを抱えているとしたら、それは「自分らしい生き方」にシフトしたいというサイン。

まずは「しなければならない」を整理して心にスペースを作りましょう。
そして、やってみたいことにどんどん手を出していきましょう。
「やりたいこと」や「自分の感覚」を見つけていく方法をご紹介します。

このままでいいのかな

Aさん

このままでいいのかなって、よく思うんです。
転職したほうがいいのかなって思って、転職エージェントに登録もしてみるんだけど。
今の会社から転職したところで、何が変わるんだろうとも思うし。
とはいえ、このまま今のままが続くのも、なんか違うよなとも思うんです。

中村

そうなんですね。
なんかもやもやするんですね。

Aさん

そうなんです。
もうずっと何年も続いている気がします。
それでこのままじゃいけないなと思って、転職エージェントに行ってみたものの。
ピンと来なくて。いったい私は何がやりたいんだろうって。

中村

もやもやは、仕事だけですか?
プライベートのもやもやは、ありますか?

Aさん

いま実家で母と暮らしているんですが。
結婚とか、できたらいいのかもしれないなとも思ったり。
いやいや、ひとりのほうが気楽なんじゃないか、このままでいいんじゃないかとも思ったり。

中村

ってことは。
仕事もプライベートも、なんかもやもやされてるんですね。

Aさん

そうなんです。
だけど、どうすればいいのかわからなくて。

中村

いまのままでいいのかな。
だけど、どうしたらいいのか自分でもよくわからない。
そんなお話をとてもよく伺います。
そんなときは「何かしたい自分がいるんだな」ということが多いんです。

Aさん

何かしたい自分、ですか?

中村

そうです。
いわば、自分のエネルギーを持て余していて
本当は何かに使いたい、注ぎたい。
自分をもっと活かしたい。
そんな想いがあるってことなんです。

Aさん

自分を活かしたいって言われるとそうだなって思います。
だけどいざそう思うと、
でも無理なんじゃないのとか、いまのままでいいよとか。
頭の中でそんな考えがぐるぐる巡り始めます。

中村

わかります。
でも無理だよ~っていう考え、すぐ出てきますよね。
人の心理って、そういうものですから。

Aさん

それに、もし何かやってみたいことがあったとしても。
今の会社を辞めてまで…って考えると。
今の安定を捨てていいんだろうかって、思います。

中村

それはそうだと思います。
仕事をしてお金を稼ぐことは大切ですから。

だけど、こんな考え方もありますよね。
今の仕事は続けながら、もう一つ何かやる。

今の仕事を手放さないまま、やりたいこともやってみる。

Aさん

今の仕事をやりながら、ですか。

中村

そうです。
ではここで、一つ質問させてくださいね。

あなたがやりたいこと、ほんとはこれがやりたいと思うこと。
何でしょうか?
できる、できないは横に置いてくださいね。
手段とか、実現方法とかも、考えなくていいです。
できる、できないは横に置いたうえで
ほんとはこれがやりたい、これがやれたらいいのにって思うこと。
何ですか?

何がしたいのかわからない理由

例えば、今、こんな状況にいるかもしれません。

・新卒で入った会社で、自分なりに頑張ったけど、なんかもう頑張れないって思って、仕事を辞めた。
辞めたものの、自分が何をすればいいのか。よくわからない。

・仕事でそこそこ評価されている。お給料もそこそこもらっている。
でも、いつも自分の中に満たされない感じある……。

・前の会社を辞めて、派遣で働いている。
仕事はラクだけど、楽しいこととかぜんぜんない。
このままでいいのかなって。よく思う。

枠の中で、生きてきませんでしたか?

いまのままでいいのかなと、よく思う。
とはいえ、何がしたいのかわからない。

そんな気持ちになっているとき、
「これまでの自分の枠」から抜け出したい、という気持ちがあるということなんです。

自分ってこういう人間。
自分にできることって、これくらいのこと。

だれしも、人は、自分で設定した「自分はこういう人」という自己イメージを持っています。
そして、その自己イメージの範囲の中で、生きているんです。

自分には特にスキルがあるわけでもないから。
できることといったら事務とかなのかな。

こんな自己イメージを持っていたら、きっと事務職に就いていますよね。

SNSなどで目に飛び込んでくる周りの人たちは、もっといい仕事について、活躍している。
それに比べて私は……と感じることもあるかもしれません。

だけど
自分は○○な人間だ

という自己イメージがあるから、枠の中にとどまっているのだとしたら…。
どう思いますか?

できる、できないを横に置いて考える

中村

あなたがやりたいこと、ほんとはこれがやりたいと思うこと。
何でしょうか?
できる、できないは横に置いてくださいね。
手段とか、実現方法とかも、考えずに答えてくださいね。

さきほどの話のなかで「できる、できないを横に置いて考える」とお話したのですが。

これはなぜかというと、「できる、できないの罠」が可能性を狭めていることが本当に多いからなんですね。

できるか、できないかとか、どんなふうに実現していけばいいかを考えると
自分は○○な人間だ、という枠を外すような発想が出て来ないんです。

なぜなら……
いままで、できなかったから。

「過去の自分」「過去のできない」をもとに、発想してしまうからなんです。

過去の自分ができなかったから
過去の自分が無理そうだなと思ったから
だから、できない。

このようなマインドがあると、「ほんとうはやりたい」と思っているものがあったとしても
いやいや、でも無理でしょというマインドにかき消されてしまうんですね。

だから
できる、できないをいったん横に完全に置いたうえで。

やりたいことがあるとしたら。
これができたら、めっちゃ心が喜ぶなと思うことがあるとしたら。
ほんとはこれやりたいと思うことがあるとしたら。

なんだろう?と、自分に問いかけてみるといいんですね。

自分の心に聞いてみる

もしほんとはやりたいことがあるとしたら。
それは何ですか?

と聞いたとき、すんなりと出てくることもあれば、ぜんぜん出てこないこともあります。

もし、出てくるものがあったら。
「これ、やりたいんだな」と、いったんちゃんと思ってみることが大事なんです。

できれば、自分一人でやらないで、カウンセリングなども使いながら
やりたいことについて、深めていけるといいんですね。

Aさん

これ、やりたいって気持ちはありました。
だけど無理だとも思って。
自分には無理なんじゃないかなと思ってました。
これをやりたいと思うことが、大それたことのように思えるんです。

それに
こんなことやりたいと思っていることが、周りに知られたら
この人なに言ってるの?と思われちゃうんじゃないかと。
自分がそれほどのものだと思ってるの?って、引かれちゃうんじゃないかと。

だから、これやりたいって気持ちがあったとしても
自分には無理だし、できないし
そもそもこんな気持ちを持つこと自体が変なんだって。

やりたい気持ちがあっても、ひっそり、隠しておかなきゃって。
そんな気持ちがあります。

こんなふうに。
やりたい気持ちがあると同時に、相反する考えが出てくることはとても多いんです。

無理なんじゃないか、できないんじゃないかって。

だから、「ほんとはこれやりたいんだ」と思ったものが出てきたときほど
怖い感じがするかもしれません。

え? ほんとにこれやるの?
って思ったとたんに、怖さが出てくるんですね。

これは防衛反応なんです。
こういう気持ちが出てくることって、ふつうのことなんです。

過去に、なにかがあって恥ずかしい思いをしたことがあったり。
なにかがあって、傷ついたことがあったり。
過去の傷ついたままのマインドが、無理だよやめときなよって言ってくるんですね。

だから、ここを抜けるには
ひとりでやらずに、誰かのサポートがあることが大事になってくるんです。

やりたいと思っていることをやり始めても、傷つくわけではないんですよね。
やりたいと思っていることをやらないでいるほうが、しんどいですもんね。

できない、無理だという声はきっと何度も聞こえてきます。
そのたびに、誰かの手を借りながらやっていくことで
自己イメージも、できるかもしれない、できるんじゃないかって変わっていきます。

やりたいことがわからないのは

やりたいことがわからない。
書き出したほうがいいって、よく言うけど。
好きなことややりたいことを書き出そうとしても、出てこない。

そんな感覚があるとしたら、
子どものころから、誰かのために、誰かの期待に応えるために、誰かを喜ばせるために
頑張ってきたのではないでしょうか。

親の期待に応えるため
親を困らせないため
親を喜ばせるため
親を満足させるため

だとしたら。
あなたは何が好き? 何がやりたい?と聞かれても、いまはわからないんだな
って思っておくといいかもしれません。

誰かのために生きてきたんだから、誰かのために頑張ってきたんだから。
だから、「自分は何がしたい?」って聞かれても、いますぐはわからないんだな。

焦らなくて、大丈夫です。
好きなこと、やりたいことを見つけていけばいいだけなんです。

いま、やりたいことや好きなことがわからないとしても……。
心の中のどこかには、あります。

「これ、好き」
「あれ、好き」
「これ、楽しい」
という感覚。

まずは「やりたいことをやっていい」「好きなことをしていい」という許可を出すといいんですね。

次のような言葉を言ってみましょう。

口に出して言ってみたとき、どんな気持ちになるでしょうか。どんな思いが出てきましたか?

○○しなくてはいけないを書き出してみる

「えーー、でもしちゃいけない気がする。そんなことしたら、親から〇〇って言われる気がする。そんなことして、うまくいくわけがない」

いろんな思いが出てくるかもしれません。
それらは自分を縛ってる思い込みのひとつなんですね。

どうしてこの思い込みを持つようになったんだろう。そんなふうに見てきながら、思い込みを手放していきます。

●書き出してみよう

○○しなくてはいけないと思っていることを、箇条書きにしてみよう。
・仕事
・人間関係
・パートナーシップ・家族
・遊び、プライベート

どんな「○○しなくてはならない」という思い込みを持っているか。
それぞれ30個を目安に書き出してみよう。

30個書けなくても大丈夫です。
でもどうですか? 案外たくさん持っていませんでしたか?
「○○しなくてはいけない」が行動の動機だと、心が疲れてしまうんです。

この「○○しなくてはいけない」の中で、「しなくてもいいか」と思うものに、一本線を引いて消していきましょう。
「私はこれを、もうしなくてもいい」と言いながら、線を引いてみましょう。

「思い込み」は、書き換え可能

カウンセリングで話をしていると「あ、そんなふうに思わなくてもよかったんだ」と簡単に手放せる思い込みもあれば「自分でもわかってるんです。この気持ちを10年以上、抱え続けているから」という心の深い部分の思い込みもあります。

でも、思い込みですから。
ときには子どもころの話をしたりしながら、あれこれ話していくうちに「そっか。私は子どものころ、こんなふうに思い込んだのだけど。そんなふうに思わなくてもよかったのかもしれない」と思える瞬間がきたりします。

長い間、自分を縛っていた思いから解放されることで、「あ、もっと自分の好きに生きていいのかもしれない」と思えるようになったりもするのです。
思い込みが手放せると、どんどんラクになっていくんですね。

やってみたいことに手を出してみよう

思い込みを手放すアプローチを続けながら
好きなこと、やってみたいことにどんどん手を出していくといいんです。

これまで「~しなければならない」基準で生きてきたわけですから。
これから「これが好き」「あれが好き」「これ楽しい」を育てていけばいいんです。
焦らずに、ちょっとずつ。

ある意味、手当たり次第に
・やってみたいかも
・これ好きかも
・ちょっと興味あるかも
に手を出してみるといいんですね。

最初のうちは、わからないものです。
「写真講座に通ってみたけど。ぜんぜん続かなかった」
「SNSでほかの人がしてたから、ホテルでアフタヌーンティしてみたけど。別にって感じだった」

違った……が、いっぱいあって、いいんです。

大事なのは「やってみたけど不発だった~」があっても、やめないこと。

あれこれやるうちに、好きなことアンテナができてくる

ちょっとでもやってみたかったこと、興味のあることに手を出していくうちに「好きなことアンテナ」の感度がよくなっていきます。
「あ、これ面白いかも」が出てきたら、どんどんやってみる。
自分の心が喜ぶことなら、なーんでもいいんです。

好きなことなら、きっと勝手にハマります。
夢中になって「毎週末、フラダンスのレッスンに通ってるんです」なんてことに、なるかもしれません。

好きなことが仕事にならなくても、いいんです。
「フラダンスは楽しいけど…これでお金を稼ぐことができません。 でも発表会のためにはお金が必要。そう思うと、今の職場でお給料をもらえてることをありがたく思えるようになりました」と思うようになることだって、ありますから。

ハマるレベルまでならなくても「あ、楽しいことが自分の生活の中にあれもこれもある」という状態になれば、

毎日が楽しい
生活の中にどんどん楽しい
夢中になっちゃう
思わずやっちゃう
気持ちがいい
心地がいい
元気になる~

自分の心が喜ぶこと。どんどん、していくといいんですね。

自分らしくエネルギーを出していく

好きなこと、楽しいこと、わくわくすることをしていくうちに
エネルギーの出し方がだんだんわかっていきます。

自分らしいいきいきとしたエネルギーが、出るようになっていくんですね。

「自分を活かせていない。やりがいを感じない。
ただ時間ばかりが過ぎていって、
このままずっとこの状態から抜けられないんじゃないかと思うと。
それが辛いんです」

この状態にいるときって、自分のエネルギーの出し方がわからずにいる苦しさなんです。

自分の情熱の出所がなくて、詰まっちゃっている。
それが、しんどい。

ということなんですね。

自分らしくエネルギーを出すことを、小さなことからやりはじめ
自分の心に向き合うことを続けているうちに

自分は何が好きで
どんなことをしていると心が喜ぶのか
がわかってきます。

そうしたらそれを
目の前のことに注いでみたり
やってみたいことに注いでみたりしていくといいんです。

自分からエネルギーを出していく。
自分からエネルギーを注いでいく。

それをすればするほど、自分がいきいきとしていくのを感じられるようになります。

何に注げばいいのかって?
ほんとはね、なんでもいいんです。
いま目の前にあることに、自分らしいエネルギーを注いでいくこと。

やってみると、目の前にあることの見え方が
いままでとは、変わって感じるかもしれません。

実は、やりたいことに近づくカギって
目の前のことに取り組むときに、
自分なりのエッセンスを入れ込んでいくことにあったりします。

「私だからこそ、面白がってできることってあるんじゃないかな」
「私だからこそ、周りの人たち(お客さん)に提供したいことってあるんじゃないかな」
「私だからこそ、生み出せる価値ってあるんじゃないかな」
という視点を加えていくんです。

毎日の取り組みの中に、自分らしさのエッセンスを加えることで
「自分はこういうことをしているのが、面白いんだ」
「自分はこういうことに、喜びを感じるんだ」
という感覚も、どんどん磨かれていきます。

二足の草鞋をはいて
いまの仕事をやりながらも、自分がやってみたかったことに手を出してみるのも
すごくおすすめです。

自分の人生は、自分の思うようにクリエイトしていっていいんですよね。

いま「自分は○○な人間」という自己イメージの中にいたとしても
そのイメージを変えていくことは、いくらでもできます。

自己イメージって、自分がつくっている枠組みだから。
いくらだって、ほんとうは、可能性があるのです。

もし、自己イメージの枠組みを変えられる気がしない……としても。だいじょうぶです。
自分でできないことは、誰かの手を借りればいいだけです。

あなたの可能性を広げていきませんか。

自分をもっと活かしたい。
そんな想いを持つあなたに届きますように。

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中村陽子/心理カウンセラー
カウンセリングサービス所属。恋愛、婚活、片思い、復縁、生き方、自己実現などなど……年間600件のご相談を受けています。「このままでいいのかなと、もやもやする……」そんなときは電話カウンセリング(45分間)をお試しくださいね。ツイッターでも幸せをつかむマインドづくりのコツつぶやいてます@nakamurayoko70
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