子どものいない生き方ワークショップ/2月6日(日)開催します
子どものいない生き方をテーマに2月6日(日)13時~15時、ワークショップを開催します。
(参加のお申し込みは、2月5日(土)15時までです)
子どもがほしかった。
子どもがほしいと思わなかった。
人それぞれ、いろんな思いがあるものです。
だけど。
子どもがいないことの胸のうちを、誰にも話すことなく、自分ひとりだけで抱えていることって、多いように感じています。
子連れファミリーの姿を見たり、子どものいる人の中にいると、なんか心がチクチクする。
友達や同僚に子どもが産まれたと聞いても、素直におめでとうって言えない自分が嫌になる。
子どもを育てていない自分は、人として何かが足りないんじゃないかと思ってしまう。
親に孫の顔を見せてあげられないことを、申し訳なく思ってしまう。
子どもがいないということに、いろんな思いを抱いたりするものだけど。
「こんなふうに思っているのって、自分だけなんじゃないか」
「こんなことを思ってるのを、人に知られてはいけない気がする」
そんなふうに感じて、自分ひとりで抱えていることって、少なくないんじゃないかと思うんです。
だって。言えないじゃないですか。
産休中の女性が職場に赤ちゃんを連れてやってきて、「うわ~、かわいいわね~」ってみんなが言っている中で、祝福なんてできない自分を知られるわけにはいかないって、思っちゃったりするじゃないですか。
時短で帰る子育て中の同僚に、こころよく「おつかれさま」って言えない自分を悟られてはいけないって、思っちゃったりするじゃないですか。
子供のいる同僚や友達と一緒にいるときに、「あの人たちはいいよね」って思う気持ちがあるなんてこと、隠しておかなきゃいけないって思っちゃったりするじゃないですか。
働くママさんを応援しますという世の中に、肩身の狭い思いをしていたり、自分は外れているように感じたりしていること、誰にも話すわけにはいかないって思っちゃったりするじゃないですか。
子どもをもっていない、育てていない自分って、人として何かが欠けているんじゃないだろうかって、そんなふうに思っていること、人に言えないと思っちゃったりするじゃないですか。
子どもがいないことにまつわる心のうちって、なんだか人に話せない。
そんなことって、少なくないんじゃないかと思うんです。
私がはじめて、そう感じたのが10年前。
子どもほしいのに自分はシングルで、悶々(もんもん)としていた時期でした。
だから子どものいない元同僚女性を誘って、悶々を聞いてもらったんです。
彼女は当時45、6歳くらいでした。
そしたらそのとき
「私もね、同じようなこと思ってたんだ。だけど職場ではそんな素振り見せちゃいけないから。
大丈夫なフリ、なんでもないフリしなくちゃいけないから。言ったことなかったんだ。
中村ちゃん、誘ってくれてありがとう」
って、言われたんです。
そのひとことが、今でも忘れられません。
あれから10年経ったけど。
いまも、ひとりで誰にも話さずに、自分だけこんな思いを抱えてるんじゃないかって
そんな思いを秘めたまま、頑張っている人。少なくないんじゃないかなって思うんです。
子どもがいないことにまつわる胸のうち、少しでも話せる場があったらいいんじゃないかって。
ずっと思ってきたんです。
そのくらい、人知れず自分の中だけで抱えていることって少なくない気がしてるんです。
もしかしたら、同じように思っている人がいるって思うことでちょっと気持ちが軽くなるかもしれません。
子どもがいない胸のうちは、人それぞれに違うけど。
自分とは違う思いを聞くことで、何か感じることもあるかもしれません。
今回はサブタイトルに、これからの自分をどう活かしたいですか?って付けました。
子どもがいないことのもやもやは、ほんとうは注ぎたい何かがあるのに注げないことの苦しさかもしれません。
ほんとうは生み出したい何かがあるのに、それができないことのしんどさかもしれません。
ワークショップの後半は、少しだけでも、これからの自分をどう活かしたいのか、その種(タネ)を感じていただけるといいなと思っています。
前半と後半それぞれに、小さなグループに分かれて、おひとりおひとりご自身のことを話してもらったり、これからの自分をどう活かしたいかについて思ったことを語ってもらったりする時間があります。
ご自身の中にある想いに気づいていく時間にしていただきたいと思っています。
子どもがいない生き方。
いまはロールモデルもいないように思えるから、残りの人生どう生きていいのかって思ってるかもしれません。
いまはちょうど、子どものいない生き方を手探りながらつくっていく過渡期なのかもしれません。
もし、いま、もやもやとした気持ちやチクチクとした思いや悩みを抱えているとしたら
きっと、その気持ちと同じ分量だけの「注ぎたい何か」があるってことかもしれません。
知ってましたか? 気づいてますか?
抱えていた悩みや思いを整理して手放すと、その分だけ、新しい何かが入ってきます。
それは、あなたにとって大切な何か、あなたがいきいきと生きるための大切な何かかもしれません。
もしかしたら、未来はこれからおもしろくなるかもしれない。
少しでもそんなふうに感じていただけたらいいなと思っています。
このワークショップ。
ちょっとでも気になるかもと思われたなら…
ぜひ、いらっしゃってくださいね。
心よりお待ちしております。
\カウンセリングサービス ワークショップ/
これからの自分をどう活かしたいですか?
子どものいない生き方
日時:2022年2月6日(日)13時~15時
ZOOM(オンライン)開催
受講料:4400円(税込み)
講師:中村陽子
ゲストカウンセラー:岡田えりこ、高梨弥生、中谷恵美、まえじまようこ、美吉風香、松尾たか、渡邊睦代
お申し込みとお支払い決済は、2月5日(土)15時締切です。
子どもを育てたことのない私。子どもを欲しいと思ったことのない私。
子どもを産むならあと数年…だけど結婚できない彼ばかり
もう子ども持てないなと思ってから、人生が動き始めた
しんどいくらいに、子どもがほしい。しんどいくらいに、子どもほしかったの次のステージとは
「独身。子どもラストチャンス!」のあとに、見えてきたもの