セクシャリティを抑圧したのは、性の目覚めが早い女の子だったから?
セクシャリティを「よくないもの」と思ってしまうことが、あるようです。
女としての自信がない。
自分は女っぽくない。
女らしい人と自分は違うぜんぜんタイプが違う、男性と友達にはなれるけど恋愛関係になかなか至らない…。
例えばそんな感覚があるなら、もしかしたら自分のセクシャリティを押し込めてしまった出来事が、あったのかもしれません。
セクシャリティって何ですか?
セクシャリティとは、
性的な魅力、色気、セクシーさだけでなく
いきいきとした感じ、生命力など
自分らしいエネルギーそのものでもあります。
自分らしい魅力、自分の情熱でもあります。
けれど、
セクシャリティをよくないものだと思ってしまうと
性的な魅力や、大人の女らしさだけでなく、
自分らしさや情熱を抑え込んでしまい、
自分を表現できなくなってしまうことがよく起こります。
つまり、自分らしくいきいきした感じを、自分の中に閉じ込めてしまうのです。
セクシャリティと一緒に、自分を表現することそのものを抑え込んでしまうんです。
自分本来のよさを、「これ、出しちゃダメ」って閉じ込めてしまうんですね。
例えば、こんな感覚はありませんか?
- 自分のことを、人に見られることに抵抗がある。
- あんまり人には見せないけれど、とても恥ずかしがり屋。
- 本当の自分を見られたらまずいから、目立たないようにしなくては。
- できるだけ普通にしてなきゃって思う。
- 自分のことを、いいものと思えない感覚が、ある。
- なんだかんだいって、自己嫌悪は強いほうかもしれない……。
セクシャリティをよくないものだと感じてしまった結果
「自分を見せちゃいけない、隠さなきゃ。なぜなら自分はよくないものだから」
という感覚を持ってしまうことが。
子どものころに、性に興味をもったことを
「よくないこと」と思うことも
しかもそれは、自分でも気づかないうちに
しかも、子どものうちに
セクシャリティを「よくないもの」と感じてしまうことも多いんです。
例えば……
子どものころにたまたま見た雑誌で
ちょっとエッチなマンガを見てしまった。
しかも、興味を持ってしまった。
だけど、エッチなマンガに興味を持った自分なんて……
ぜったい隠さなきゃって思った。
子どものころ、自慰行為をしていたら
親に「なにやってるの!」と叱られた。
小学生のとき、胸が大きくなってしまった。
自分だけ大きくて、どうしてこんなふうになっちゃったんだろうって思って
隠さなきゃって思った。
etc…
どれも「え? 別に悪いことなんてぜんぜんないのに…」というエピソードですが
実際に聞いた「こんな私はバレちゃダメ。隠さなきゃ」エピソードです。
ちなみに、幼児の自慰行為は普通にあることで、2、3歳の子がすることも普通にあるのですが
親から「なにしてるの!」と言われたことで
「自分はよくないことをしてる(=そんな自分はよくないもの)」と思い込んでしまうケースもとてもたくさんあるんです。
きっと親は一瞬びっくりして言ってしまったのでしょうが
子どもの発達的には、ぜんぜん普通のことなんですけどね。
性に興味を持った自分
体が大人っぽくなってきた自分
こんな自分は、バレちゃだめ。
隠さなきゃ……。
そんなふうに思う体験を多くの人がしています。
幼稚園のころに、「こんな自分はバレちゃダメ」と思った人もいれば
小学校高学年や中学生くらいに、思った人もいます。
「出したらまずいから、隠さなきゃ」
「あんまりよくないものだから、隠さなきゃ」って。
だけど、性への目覚めがちょっと早い女の子なだけだったんですよね。
子どものころ、親に見つかって……
「なにしてるの!」って言われた
カウンセリングで、こんな話になることがあります。
「子どもの頃に『そんなことしてはしたない』『なんてことしてるの』と言われて。すごくだめなことしちゃったんだと思った。
それ以降『こういう自分ものに興味をもつ自分って、だめなんだ』と思って。
大人になってから、好きな男性ができても友達にしかなれなかった。
どうしてほかの人たちは彼氏ができるのに。自分だけ彼ができないんだろうって悩んでたけど。
カウンセリングで話をしていて、自分の性的関心をよくないものって思ってたからなんだって気づいた」
子どもの頃に叱られて、「よくないもの」って思ってしまった思い込みが、セクシャリティをブロックしていることって、多いんです。
カウンセリングでは、性への興味を「よくないもの」と思ってしまったきっかけを見つけて
そのときどんなことがあったのか
なぜよくないものと思うようになったのか
ほんとうによくないものなのか
といったことをひとつひとつひも解いていきます。
子どものころに芽生えた性への興味を
家族から一喝されて
「こんなことに興味を持ってしまった自分はいけない子」
「こんなことに興味を持ってしまった自分はよくないもの」
と思い込んでしまった……。
カウンセリングではそんなお話を伺うことがよくあります。
人にはなかなか言えない話だからこそ、自分一人で抱え続けてしまいやすいんです。
「誰にも言えないから」とひとりで抱え続けていると、昔抱いてしまった「よくないもの」というイメージも抱え続けることになります。
よくないもの、というイメージを抱え続けているのはとてもしんどいものです。
カウンセリングで話したり、そのときの自分の気持ちを吐きだしたりすることで
昔抱え込んでしまった、ネガティブな思いを解放していくと
「子どものころからつっかえていたものが、取れました。悪いものだって思う必要なかったんですね」
と明るくお話されることが多いんですね。
性の目覚めが早かった子は
豊かなセクシャリティをもっている
「みんなと同じじゃなきゃ。子どもでいなきゃ」と隠してしまったのだけど
ほんとうはとても豊かなセクシャリティの持ち主なんですよね。
だって、豊かに持っているからこそ、目覚めが早かったということだから。
セクシャリティや女らしさを、ほんとうはいっぱい持ってるんですよね。
(いまは隠していて、自分では「ない」と思ってるかもしれませんが……)
セクシャリティを「よくないもの」と思って、閉じ込めて隠してしまったけれど。
でも、隠す必要はほんとうはなかったんですよね。
性のことを女子トークするだけで
「思い込み」から解放されることも
性の話って、なかなかする機会がないものだから。
「私だけ、おかしいのでは?」という感覚をずっと持ったままになってることも少なくありません。
女子トークの中で話す機会があると
「え?そうなの?? 自分だけじゃなかったんだ」と思えて、解放されたりもします。
カウンセリングで、女子トークをすることもあります。
そして「え?そうなの?? 私が持ってた自己嫌悪、持たなくてもいいものだったんだ」と感じて、すーっとラクになっていかれることも多いです。
「これまで話さなかった性のことを、人に話しただけで。
こんなにラクになるなんて。思ってもみなかった」
そうおっしゃる方は、とても多いんです。
自分だけじゃ、なかったんだ。
なんだ、私が変だったわけじゃないんだ……。
そう気づくと、ラクになっていくんですね。
ひ・み・つ……
と思ってきたことを、一緒に女子トークしてみませんか
セクシャリティとは生命力
セクシャリティについての「よくないもの」というイメージ、
ほんとうは持たなくていいものなんですよね。
「よくないもの」と思い込んでしまったこと。
これ自体が、誤解なんです。
赤ちゃんってセクシャリティの塊なんです。
なんの抑圧もなく、いきいきとしたパワーを発しています
泣いていてるときも、キャッキャしているときも、内側からみずみずしいパワーを発しています。
生命力そのものなんです
そしてセクシャリティは、命を生み出すためにあるものでもあります。
この世に命を生み出すために、女性が男性を(男性が女性を)惹きつけるために、あるもの。
女性のエネルギーでも、あるんです。
やわらかくて、やさしくて、包み込むような癒しのエネルギーでもあるんです。
色気や大人の女としての魅力でも、あります。
成長する過程で、
セクシャリティをよくないもの、いけないもの、黒~い感じのものと
感じてしまったかもしれないけれど、
ほんとうはいきいきの源、生命力そのもの、きらきらとした宝物なんです
セクシャリティへの誤解を解きながら
抑圧してしまったセクシャリティを解放していくと
とてもいきいきしてきます。
自分らしい魅力を表現できるようになるからです。
それまで抑えていたエネルギーが、内側からふぁ~~~っと解放されていく感じ。
セクシャリティの封印がとかれると
どんどんいきいきして、キラキラと輝いていきます。
いきいきオーラが出てきます。
どんどん自分らしく輝いていくんです。
セクシャリティにOKを出していく過程で
表に出していなかった自分の魅力が、どんどん外に出てきます。
そして「あれ~、ずいぶん雰囲気が変わったね」と言われることも。
自分の中の隠れた魅力を見つけよう
あなたの中にたくさんの魅力が眠っています。
まだまだ表現されていない自分らしさがたくさんあります。
いきいきとしたエネルギーも、いっぱいあります。
それらを解き放って、いきませんか。
いきいきとしたエネルギーは、あなたが愛する人たちへのプレゼントにもなるものです。
お手伝いします。
ぜひ一度、お話を聞かせてくださいね。