好かれると気持ち悪い。否定してきた「女としての自分」を受け入れたら、彼ができました!

中村陽子/心理カウンセラー

「好かれると気持ち悪い問題」で長年悩んでいたKさんから
彼ができましたとご報告いただきました!

ご無沙汰しております。
昨年カウンセリングを受けたKです。

恋人ができたことをご報告したくご連絡しました。

中村さんのカウンセリングを受けてからも、自分自身についてたくさん考えたりノートやパソコンに心情を書いたりして、「私自身が私を否定したがる気持ち」と向き合ってきました。

その中で、やっぱり「自分の女性らしさを気持ち悪い」と感じ、自分に女性としての価値がないと感じることが現状の問題点だと思い、その根源がどこにあるのか考えて、インナーチャイルド瞑想を取り入れ過去の自分と向き合い、自分を受け入れる練習をしました。

そうしたら、過去の自分に対してあなたのこと大好きだよ、大事だよ、と言えるようになり、今の自分のことも大事にしようと思えるようになりました。

彼とはつい先月出会ったばかりだったのですが、初対面から話が合うレベルじゃなく会話が続けられる人で、話し込んで気づいたら2~3時間経っている、というのが当たり前でした。

1つの話題についてがっつりラリーができていろんなとこに引き出しがあって、自分と似ているなと感じる点も多々あり、デートを重ねるうちに好きだなあという気持ちが強くなっていきました。

デート中は、中村さんに言われた「意識のベクトルを自分じゃなく相手に向けること」「相手のことをいいなと思ったらそれを隠さず好意を醸し出すこと」を思い出し、それを自然と実践できていて、以前の自分とは変われたんだな、感じました。

そして先日、5度めのデートで告白されて、付き合い始めました。

カウンセリングを受けた時、「今まで蓋をしてきた自分らしさを表に出せるようになったら、最初のうちはぎこちなくてもだんだん馴染んできて、その自分に合った、その自分もいいと思う相手が近づいてきてくれる」と言っていただいて、それが彼だったのかなあと思っています。

彼も私と一緒で自分に自信がなくて、なんで自分なんかのことを好きだって言ってくれるんだろう、そう思っているようでした。

その気持ちは痛いほど分かるんです、ちょっと前の私も同じように思っていたから。

一方で、彼はこんな素敵な人なのになんでこんなに自信がないんだろう、と思う私もいます。けどそれは私自身も同じで、私が彼に思っていることは彼が私に思っていることかもしれない。

私と彼は鏡合わせのような存在かもしれない。

そう思うと、彼と出会うべくして出会ったんじゃないかという気さえしてきます。

まだ付き合い始めたばかりで、この先どうなるかなんて全く分かりません。

それでも、自分が人を好きになれたこと、他人からの好意をまっすぐ受け止められたこと、それができただけでも自分の成長を感じますし、それができるようになったのは間違いなく中村さんのおかげです。

カウンセリングを受けられて本当に良かったと思います。

ありがとうございました!

Kさん・27歳

女としての自分を否定しなきゃいけなかったわけ

メッセージ、ありがとうございます。
そして、おめでとうございます!
よかったです。

好かれると気持ち悪い。
異性が自分を女性として見ているのがわかると、気持ち悪くなってしまう。
そんなお悩みをお持ちだったKさん。

Kさんは見た目がボーイッシュなタイプの女性。

子供の頃から
女の子っぽいことを避けてきた。
ずっとショートヘアでスカートもいや。
特に、男子の前でスカートを履くのは絶対にいや。

なぜか男子に負けたくない気持ちが強かった
といいます。

好きな人ができても「私のことを好きになってもらえるわけない」
といつも思っていました。

相手から、好きだと言われても
「私は男性から好かれるわけがない」と思っていたから
好きだと言ってくる相手に対して「この人は、めちゃめちゃセンスがないんだ」と思っていたそうです。

男性とはあくまで友達。
恋愛したいと思うけど、好きになり方がわからなかった。
「男性を好きになる気持ちに、ブレーキをかけてるのかな?」と
感じることもあったといいます。

ボーイッシュな自分を好む一方で
Kさんはとても女性的な体つきをしていました。

思春期に、胸がだんだん大きくなっていくのを感じながら
すごく戸惑ったといいます。

自分の女らしさを感じると、どんより重い気持ちになってしまい
体と自分自身が一致していないような、そんな感覚があったそうです。

Kさんにいろいろ話を聞いてくと
出てきたエピソードがありました。

それは
小学3年生のころ
好きな男の子に
ひどいことをたくさん言われて、いじめられたという体験でした。

そして、小学3年生のとき
自分が好きになったからこんなことをされるのかもしれないと誤解して
男の子を好きになっちゃいけないんだと思うようになったのです。

男の子にいじめられないように、強くならなきゃと思いました。
女の子っぽい服を着なくなり、どんどんボーイッシュになっていきました。

高学年になると、
思春期のはじまりとともに、体が大人へと変化していく中で

「男っぽくいたいのに、体が女っぽくなっていく」という違和感を
抱えるようになったといいます。
自分の体が自分のものではないような、そんな違和感。

特に男性の前では「ボーイッシュな自分にならなくちゃ」と思うようになりました。

けれど、Kさんがもっともっと小さかった頃。
好きな男の子にいじめられる前のKさんは
ピンクのランドセルを背負ったふつうの女の子でした。

好きな男の子にいじめられたことをきっかけに
女の子の自分、女性としてどんどん成熟していく自分を
閉じ込めることになってしまったのです。

男の子にいじめれた体験が、Kさんを変えてしまったんですね。

自分が女の子っぽくしてたから、キモいと言われちゃったんだ。
好きな気持ちがバレたから、キモいと言われちゃったんだ。
だから、女の子っぽい自分を出しちゃだめなんだ。

男の子を好きになっちゃいけないんだ。
好きな気持ちがバレちゃいけないんだ。
そう思うようになったのです。

本来の自分らしさを抑えて生きてきた

何かのきっかけがあって
女性性やセクシャリティを表に出さないように閉じ込めるようになった。

それが、生きづらさを生みます。
もともと持っているエネルギーを閉じ込めるから
閉じ込めた分だけ、生きづらい感じがするんです。

もともとのエネルギーや自分らしさを抑えるというのは
それが表に出てしまわないようにと
箱の中に自分を閉じ込めていなくてはいけないような
そんなところがあるんです。

窮屈だし、自分らしくいられない。
そして「出てきちゃだめ、閉じ込めなきゃ」と感じる分だけ
自己否定をすることにも、つながります。

自然に出てしまうエネルギーを
「こんなもの、あっちゃだめ。出ちゃだめ」と思うことは
その自分を否定しなきゃいけないということだから。


Kさんはどうやら、豊かな女性性やセクシャリティの持ち主だったんです。

だけど、それを閉じ込めなきゃいけなくて
自分のセクシャリティを感じるたびに
そんな自分に×印をつけなきゃいけなくて

本来の自分らしさを
押さえて、押さえて生きてこなきゃいけなくて。

きっとすごく大変だったと思うのです。

本来の自分らしいエネルギー
セクシャリティが上がってくるたびに
自分を否定しなきゃいけなくて。

すごく大変だったと思うのです。

男子を好きになる気持ちを抑えなきゃいけなくて
好きな気持ちが出てこようものなら、男子を好きになってしまう自分のことを否定しなきゃいけなくて。

すごく大変だったと思うのです。

こんなふうに、なんらかの出来事があって
それをきっかけに
本来の自分らしさを閉じ込めなければいけなくなって
それゆえに、ずっと生きづらさを抱えてきた。

そういうことって、とても多いんです。

自分らしさを抑え込むとき
自分へのダメ出しもセットで付いてきてしまうんです。

本来の自分らしいエネルギーは
自然に発するのが当たり前なのに
本来の自分らしいエネルギーを
自分の中に感じるたびに、それを否定しなきゃいけないとしたら
それはそれは、大変だったと思うのです。

そんなKさんは
まずは、子どものときの「好きな男子にいじめられたこと」に向き合って
癒していきました。

「自分が誰かを好きになったら迷惑なんじゃないか」という気持ちの誤解を
解いていきました。

すると、ずっと押し込めていた「好き」という気持ちが
自分の中にもあったのだと、思い出したといいます。

そして
これまでずっと否定してきた
女としての自分を受け入れていきました。

ずっとずっと抑え続けなくてはいけなかった
自分らしさ、女性としての魅力を
少しずつ受け入れていったのです。

すんなり、受け入れらたわけではなかったでしょう。
だって長い間、否定し続けなくてはならなかったから。

それでもKさんは
「私自身が私を否定したがる気持ち」と向き合って
抑えてきた、否定してきた自分を受け入れていったのです。

ほんとうにすごいです!

Kさんのように、なんらかの出来事がきっかけで
「こんな自分は出てきちゃダメ」
と否定してしまうことは、誰の中にも多かれ少なかれあるものです。

そして、「こんな自分は出てきちゃダメ」と思っている分だけ
自分を閉じ込めることになります。

その閉じ込めた自分を見つけて、つながり、自分の中に受け入れていく。
そうすることで、切り離した自分の一部を取り戻すことができるのです。
そして、取り戻した分だけ、本来の自分を生きられるようになるのです。

閉じ込めて切り離した自分を取り戻した分だけ
本来の自分らしいいきいきさを表現できるようにもなるんです。
本来の自分のもつ魅力やエネルギーを使えるようにもなるんです。

そうやって、閉じ込めてしまった自分のパーツを取り戻せば取り戻すほど
しっくりくる生き方ができるようになっていきます。

「ない」と思っていたけれど
「ある」ことに気づき
それを誰かに与えることもできるようになっていくのです。

そして、そんな自分を好きにもなれるのです。

彼ができたとのこと。
本当におめでとうございます!

彼を好きになれたこともほんとうに素敵だし
彼の好意を受け取れるようになったこともほんとうに素敵だし
ほんとうにほんとうによかったです。

彼の気持ちが、どこか手に取るようにわかるというKさんは
きっと彼に男性としての自信を与えてあげられるに違いありません。

そして「男性を好きになる気持ち」をずっと閉じ込めてきた分だけ
これから、たくさんのことを味わうはずです。
一緒にしたいこと、してあげたいこと、受け取りたいこと。
そんなものをいっぱい味わっていくことと思います。

すてきな彼と出会えて、ほんとうによかったです。

これからますますKさんの女性性やセクシャリティは表に出てくるはず。
これからがほんとに楽しみですね。
どうぞお幸せに~。

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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