40歳から、女をはじめてみました
中村陽子/心理カウンセラー
私は、ちょっと前まで「きれいになりたいとかって、私とは関係ないし」と思っていたタイプなんです。
女をやり始めたのは、40歳を過ぎてから。
20代、30代は、バリバリに仕事優先。
化粧とか髪型とか女らしさに気遣いながら、仕事もする……って、両方なんてムリでしょ。
と思ってたんです。
髪はベリーショートだし、化粧っけはぜんぜんないし。
スカート持ってないし(2枚くらいはあったかな?)
髪の毛くるくる巻いて、きれいに化粧して、しかも仕事もバリバリやろうとしてる女性を見ては
「疲れるでしょ。私にはムリだ」と思っていたんですね。
でも、40歳のとき、女をやらなきゃいけないことに、なったんです。
離婚して、恋愛市場に出なくてはいけなくなったからなんです。
離婚して、恋愛市場に出なくてはいけなくなったからなんです。
「まさか40歳から、女をはじめることになるとは――」
もうこんな年だし、今さら意味があるのか?
でもまずは。
化粧品を買い、髪を伸ばし、スカート買いました。
最初のうちは、「女装だな、こりゃ」と思ってました。
借りてきた衣装を着ているような状態で、
全体的に、かなりチグハグだった気がします。
でもね。
いまから思うと、20代、30代の頃は「女子っぽいことと自分は、関係ない」と
自分で、境界線を引いていたんですね。
女らしさと私とは、関係ないし。
きれいなことと私とは、関係ないし。
私は、そんなタイプじゃないし。
そう言って、完全に、線を引いていた――。
仕事は、後付けの理由でしかありませんでした。
だとしても……。
20代、30代に、女らしさと縁遠かったとしても
「きれいになりたいかも」
「女らしくなってみたいかも」
そう思った瞬間から、すべてが始まります。
カタチからだろうと、なんだろうと、かまわないんです。
「なりたいかも」と思った瞬間から、変わり始めます。
40歳で「女って、どうやればいいんだ?」と始めたばかりの頃は、手探りでした。
でもだんだんと、外見的に「女をやること」が面白くなっていき
そのうち、元同僚の男性から「どうしたの、最近。女っぽくなっちゃって」と言ってもらえるようになり、
「お前は男の子だったもんな。なんでそれを10年前からしなかったんだ」とさんざん、何人もの元同僚男性から言ってもらえるようになりました。
(ありがたや、ありがたや)
女として幸せになれるよう、彼らが心から応援してくれているのを感じられるようにもなりました。
(ありがたや、ありがたや)
女として幸せになれるよう、彼らが心から応援してくれているのを感じられるようにもなりました。
だんだん内面も変化し始めて、自分の「女らしさ」を外側に出せるようにもなりました。
そして最近では、外側も内側も、女であることを、当たり前に、楽しめるようになりました。
女って、楽しんじゃん
気づいてよかった。
自分の中の女性性を使えるようになったんです。
女であることに、自分が許可を出した分だけ。
自分の中の女性を、使えるようになるんです。
ただ、使っていなかっただけ――。
だからね。
「女になってみたい」と思えば、思った分だけ
使えるようになるんです。
眠らせているものを、使えるようになるのです。
年齢は、関係ないんです。
「いまさら遅い」とかって、ないんです。
もしいま、ものすごくボーイッシュだとしても、ぜんぜん大丈夫です。
もしいま、ものすごくボーイッシュだとしても、ぜんぜん大丈夫です。
女として、幸せになっていいんです。
「やってみたい」「なってみたい」と思ったその瞬間から
なりたい自分に、踏み出すのです。
あなたの本来の輝きや魅力を
一緒に見つけて、解き放ってみませんか?
一緒に見つけて、解き放ってみませんか?
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