自己実現、やりたいこと

自分らしくワクワクする未来を生きるには

中村陽子/心理カウンセラー

自分らしくワクワクする未来を生きるための近道は、
自分は何が好きで、何が楽しくて、何を面白がるだろうということを知り
いま、好きなものを好きだと思い、面白いことを面白いと思い、
好きなこと、面白いって思うことにどんどん手を出していくことなんです。

特別な何かをする必要って実はなくて
いま目の前に来たことに面白がって取り組んでみたり
いま好きなことを取り入れていったり
いまやりたかったことに手を出してみたりってことなんです。

それが自分らしくワクワクする未来をつくるコツなんです。

いま楽しく生きてますか?
ワクワクしながら毎日を過ごしてますか?

いまを楽しく生きる、ワクワクしながら生きると聞いたとき、どんな気持ちがするでしょうか。

そんな生き方なんて、ほんとにできるの?
と感じるかもしれません。

自分の人生なんだから、
自分らしくワクワク生きたいし、生きていい!

いま味気ない毎日を送っていたとしても
ハードな毎日で余裕なんてぜんぜんなかったとしても
悩みばかりの毎日を送っていたとしても
楽しいことや面白いことないなと感じていたとしても

自分らしくワクワク生きて、いいんです!

とテンション高く言われても……。
ピンときませんよね。

***

そこでちょっと説明を。
例えばですが……

いま楽しいこととか特にない、味気ない日々。
家と仕事と近所のスーパーの往復の毎日を送っているとします。

きっと明日もあさっても、半年後も
この日常が続くんだとぼんやり思いながら暮らしています。

味気ない毎日がずっと続くのかと思うと
ため息をつきたくなります。
あーあー。

変わらないと思うと、ほんとに大きなため息をつきたくなります。
はあ~、なんかつまらない。
自分の人生、これでいいのかな。

実は、こんなふうに感じているとき
「いまの状態が、すぐに変わるなんてことはない」と心で思っているんですね。

今日も明日もあさっても続くものという前提の中で
生きているんですね。

だけどここに「うっかりはまる思考の落とし穴」があるんです。

ワクワクする未来をつくる鍵とは

いまの生活、ありますよね。
家と仕事と近所のスーパーの往復。

すぐに変えられるわけないと考えるのは、「線」の思考です。

過去→いま→未来

時間軸が「線」でつながっているイメージです。

1年前(2年前、5年前、10年前……)からこの生活をしてるのだから
明日もあさっても、3カ月後も3年後も続くもの。

このように

過去→いま→未来

の時間軸を線として考えると
「この状態は続くもの」って感じになります。

変えるにしても、かなりのインパクトのある何かが必要
って感じますよね。

けれど。
こんな考え方もあるんです。

いま……いま……いま

「いま」が点として存在し、つらなっているだけ。

ん? 続いてるわけじゃないの?

そうなんです。
点としてとらえた場合

「いま」がある

だけなんですね。

仮にです。仮に

今日は、会社に行くのがいやだーーー。
天気がいいから京都に行こう!

と思って、会社を休んで京都に行ってめっちゃ楽しく過ごしたら
「いま」楽しいことを選択した
ということ。

楽しくない???

そして、楽しいことをするのが癖になり
「今日会社終わってから、散歩できるとこないかな」
「週末どっか楽しいところ行こうかな」
が習慣化されると

「楽しい」が、生活の中に侵食していき

半年後には
けっこう、楽しくなってない?
ということも、大いにありえるわけです。

「いま」の積み重ねが「未来」になる

未来をつくるって、どういうことか。

いま+いま+いま……

を積み重ねていくということ。

いま何をするのか。
いま何を選択するのか。
いま何を思うのか。

その積み重ねが1年後をつくり、3年後をつくります。

楽しく生きようって思ったら
いま楽しいことをする
いま面白いことに手を出す

ってことなんです。

いま楽しいことしよー。
いまワクワクすることしよー。
ってことなんです。

意識を「いま」に向けること。
これがポイントなんですね。

楽しいこと、なんもない。
だとしたら、面白そうなことに手を出してみる。

仕事と家の往復で、ヘトヘトに疲れ果てているとしても
自分のためにちょっと時間とエネルギーを取っておいて
「そういえば、なんかやってみたかったことなかったっけ?」に手を出してみる。

ヨガやってみたかったんだよな
ダンス習いたかったんだよな
フランスにちょっとだけ、住んでみたかったんだよな

いまできる範囲で、手を出していきます。

「なんかやってみたいこと」が思い浮かばないなら
ちょっとでも興味を惹かれたことに、手を出してみる。

なんなら、youtubeでもいいんです。

ちょっと興味の惹かれるyoutubeを見る
(疲れた私、面白くない私をなぐさめるための……ではなくて)

なんか面白そうかもアンテナ
なんか興味ひかれるかもアンテナ
に引っかかったものを、見る。

で、ハマってみる。

このyoutubeのどんなとこに惹かれてるんだろう

分が取り入れるとしたら、どんなとこを取り入れたいだろう
と考えてみるのも、おすすめです。

日常でも、あらためて面白がれるとこを探してみます

やらされ感で仕事してたけど
しなきゃ感強めで仕事してたけど
面白がりながら仕事するとしたら、何できるだろ?
そんなふうに考えてみます。

実はこの小さな積み重ねだけ、なんです。

世の中のすごい人たちを見ると、「すごい」ってとこしか見えないから
あんなふうになんて、なれないよーと感じてしまいがちなのですが
すごそうに見える人たちも、
「小さな積み重ね」をしてきたことでいまがある

だけなんです。

自分が面白いな、楽しいな、好きだなって感じることを
面白がりながら、楽しみながら、いまに集中してやる。
それを積み重ねる(続ける)。

「積み重ね」が大事なので、もちろん楽しくないときだってあります。
締め切り、大変だ~ってことも、もちろんあります。

でも考え方のベースは、
面白がる。
やりたいから、やる。

私はホリエモンが好きでして。
先日youtubeを見ていたら、こんなことを言ってたんですね。

「俺、真面目なんだよね。
メルマガも毎週出してるんだよ、10年間。
締め切りに一回も遅れたこと、ないんだよ。
えらくない?」

ホリエモンって、刑務所に収監されていた時期があるんです。
納得がぜんぜんいかないことが、急に現れて
どんだけ戦っても、従わなければいけなくて
自分がつくった会社も、まさにこれから伸ばそうと整えているときに
社長を辞めなきゃいけなくなって、解体させられて、韓国の企業になっちゃって。

だけど、それらの自分の身に起こったことを受け入れて

いま、できることをする

を続けてきた人なんですね。

刑務所に収監されることを織り込み済みで
刑務所の中に2年間いたときも、有料メルマガを配信してたんです。
毎週。

刑務所の中ではネットがつながらなかったので
本を1000冊読んだそうです。

いま、できることをする。
すごいです、ほんとうに……。

どんなにすごく思える人も
いまできることの積み重ねを、コツコツしてきただけなんだ。
ホリエモンを見ていて、しみじみ学びました。

いまできること+やりたいからやる

基本的な考え方は
インプットとアウトプットなんです。

楽しいことをする
好きなことをする
面白いことをする


自分を満たしながら(インプット)

自分は誰のために何をしたいんだろう
自分をどんなふうに活かしていきたいんだろう
何をしているときに力がわいてくるんだろう
どんな世界をつくりたいんだろう


自分を活かしていく(アウトプット)

アウトプットというと、大きなことを思っちゃうかもしれません。
でもほんと、小さなことでいいんです。
いま自分ができること。

つくりたい世界というものも、大きなことじゃなくていいんです。
例えば、子どもにどんと構えるお母さんとしていっぱい愛情を注ぎたいというものだって
つくりたい世界なんですね。

インプット+アウトプット+やりたいからやる

この3本柱を回していくと……
自分らしくワクワクがカタチになっていきます。

ポイントは
「いま」に意識を向けること。

いま、楽しい。
いま、面白い。
いま、自分ができることをする。

それが積み重なった
半年後、1年後、2年後は、どうなっているでしょう?

好きなもの、やりたいこと、楽しいことがわからなくても大丈夫です。
あれこれ続ける中で「あ、これ好き」「これ面白い」とか
自分の世界って、どんどん広がっていきますから。

それに、手を出してみて「あ、ちがった」でもぜんぜんOKなんです。
やってみたら、違った。自分はこれに興味なかったのがわかった。じゃあ別のことしよでいいんですね。

好きなもの、やりたいこと、面白いことは
最初に思っていたものと、どんどん変わっていいし
やってみたら、想定外の面白いものにも出会えたってこともあります。
だから、まずはどんどん手を出してみます。

ワクワクするためにも、いまを生きる

人の心って、どうしても過去と未来に引っ張られるところがあるんです。

過去の経験や体験をもとに「こういうもの」という思い込みをつくり
その思いをもとに、いまを見ています。

そのため、いまを生きているようでいて
過去の思いのまま、生きているんですね。

カウンセリングでは、
「ほんとはこうしたいのにうまくいかない」ということについて
過去の経験や体験の「こういうものだ」と思っているところを見つけ
過去の思いををひも解いていくことをしているんですね。

すると、過去に引っ張られなくなって
「いま」に意識を向けることができるようになっていくんです。

未来とは
いまの積み重ねのこと。

いまできることに集中する。
それをコツコツ続ける。
自分がやりたくてやってる。

これを続けると
自分らしくワクワクした未来
になっていきます。

やりたいことがわからなくても
どうしたいのかがわからなくても
ヘトヘトにすり減っていても

自分らしくワクワクするほうを選ぼうって思った瞬間から
そっちのほうに流れていきます。

1回思っても、すぐ元に戻ります。
なので
何回も、気づく。
繰り返し、気づく。

自分らしくワクワクするほうを選ぶんだって。

自分らしさを表
現しながら
自分らしさを誰かのために使って
自分らしい満足を得て
自分らしいユートピアを心に抱きながら
自分らしいつながりの中で生きていけたら

なんか楽しそうな気がしてきませんか?

やりたいことがわからなくても
どうしたいのかがわからなくても
ヘトヘトにすり減っていたとしても
自分らしくワクワクする生き方、していきませんか?

お手伝いさせてくださいね。

https://nakamurayoko.com/archives/20921170.html
「やりたいことをやる」「自分らしく生きる」ができないのは〇〇のせいだ!の心理
この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。 30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。 ツイッター@nakamurayoko70
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