子どもほしいのに、うまくいかないのはなぜだろう講座にご参加ありがとうございました。

中村陽子/心理カウンセラー

10月5日(水)に開催した「子どもほしいけどうまくいかないのはなぜだろう」という心理学入門講座に、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
うわ、来てくれたんですね~というお顔もあり、本当にありがとうございました。
なにかしら気づきは、あったでしょうか。

子どもほしい気持ちはある。
アラフォーでそろそろ出産タイムリミットが気になるけれど、結婚相手が見つからない。
子どもがほしいと思っているのに、子どもを授からない。
子どもがほしい気持ちはあるけれど、妊活を止めてしまっている……。

だけどなぜだかうまくいかないとしたら。
子どもをほしいと思えない気持ち、子どもを持つわけにはいかない気持ちが潜在意識や無意識の中にあるかもしれない…というお話を、この講座ではさせていただきました。

ふたつの正反対の気持ちが心の中にあると、
「片方が右に進みたい、片方が左に進みたい」というような状態なので、結果として先に進むことができなくなります。
子どもほしい方向に進んで行きたいと表に出ている意識では思っているけど、それにストップをかけている意識があるといえばいいでしょうか。

これを先に進めるようにしていくには
ストッパーになっている感情や感覚を癒していく、というのが一つの方法になります。

子どもをほしいと思えない心理を癒すには
・子どものころのつらかった思い、しんどかった思いなどを大人の自分がわかってあげる
(感情の解放)

・親を許す
 (自分もひとりの大人として、親を見てみる。
  親なりの事情を見てみる、理解する。
  親なりに与えようとしてくれたものを、見てみる)

・自分の愛とつながる
 親や家族のことをなんとかしたくて頑張ったけど、何もできなかったように感じてきた。
 だけど「なんとかしたかった」というのは、そこに自分なりの愛があったということ。
 その自分の愛をちゃんと見てあげる、つながる。

 お父さんやお母さんやきょうだいを助けられなかった、笑顔にできなかったことで、もう無理だと思ってしまったこともあったかもしれない。だけどそれでも、根っこには「なんとかしたかった」という気持ちがある。それは、親のこと、家族のことが好きだったから。

人は、愛を止めているだけで罪悪感を持ってしまうといいます。
ほんとうは好きだった相手を、好きだと思えなくなった。そして愛を止めてしまった。
それだけで、罪悪感を持ってしまうといいます。

罪悪感って、感じたくない感情ならしいんです。
だから、罪悪感を感じないように、いろんな抵抗の感情が出てきたりします。
「自分が悪いんじゃない、相手が悪いんだ」という文句も、罪悪感を感じなくてすむためのものだったりします。

罪悪感という感情の手前で、文句やいろんな気持ちが出てくるのは、罪悪感を感じたくないがゆえだとしたら。
「悪いことをしてしまった」という気持ちが大きいということかもしれません。
つまりそれは、本当は愛したかった、という気持ちをそれだけ強く持っているのかもしれません。

感情の層の話をしましたが。
罪悪感の下には、必ず愛があります。

もし、罪悪感をたくさん持っているとしたら(自分では意識できないけど)、その分量と同じだけの分量の愛がある。

これが心のしくみです。

自分の愛に気づくことを許す。
ちょっとおかしな表現ですが。笑
案外、それも大事なのかなと思ったりします。

子どもをほしいと思えないマインドが癒されないと、子どもを持つことができないのかというと、そんなことはありません。
子どもを持つことへの恐れの感情があったとしても。
もう本当に後がない。いまここで立ち止まっていて後悔しないのか。
自分はどうしたいんだろう。
という自分の気持ちとつながったことで、先に進むことだってあります。

もうひとつ。
自分の愛したい気持ちとつながることで、進みやすくなることも多いです。

子どもの立ち位置からの「自分の愛」もある一方で
大人の立ち位置からの「自分の愛」もあります。

それは誰かに注ぎたい、愛みたいなもの。
自分が持っているもの、自分がいろいろ体験して得てきたものを、次の世代に渡したいというようなもの。

自分の愛を注ぎたい
育ててみたい、育んでみたい
産んでみたい……
お母さんになりたいという思い。

そして。
自分の大切な想い。

安心できる居場所がほしい、つくりたい。
気持ちをわかってあげたい。
こんなふうに、のびのび育ててみたい。
わかりやすく愛情を伝えてあげたい。言葉で伝えたり、あたたかなハグしたりしてあげたい。
仲のいい夫婦を見せてあげたい。愛のある家族をつくってあげたい。
親がいきいき生きている姿を子どもに見せてあげたい。
などなど。

自分の中の愛や、自分の中の「これを生み出したい、つくりだしたい」というものとつながって「こんな気持ちが自分の中にあったんだ」とわかると。
そっちの方向に進んで行きたくなるようなんです(心が)。

「これを生み出したかったんだ、創り出したかったんだ」とか「こんなにも子どもを愛したい気持ちがあったんだ」と、いっきにわーっとつながれたら……それはそれで「お~」ってなるわけですが。
なかなか、いっきにつながれなかったりもするので。
ちょっとずつ、繰り返し。
生み出したいもの、創り出したいもの、愛したい気持ちの方向に意識を向けてみたり、つながってみたりしてみるといいかもしれません。

最後に。
お母さんへの文句とお母さんにあったらよかったものについて書いていただいたところで、質問をいただきました(気づかなくてごめんなさい)。

質問:「自分を大切にする」「嫌なことを嫌という」を人に与えるってどう与えるんですかね?
お母さんに自分を大切にすることがあったらよかったのにな、と思っているのだとしたら。
まずは、自分が自分を大切にするようにする。
お母さんに、嫌なことを嫌ということができたらよかったのにな、と思っているとしたら。
自分が、自分の気持ちを表現できるようになる。
というのが、最初のステップになるかと思います。

自分が自分を大切にできると、人も大切にできるようになっていきます。
自分を扱っているのと同じように、人のことも扱う
というのが心のしくみのようです。

質問:お母さんにあったらよかったと思うものを自分が与えたら、依存を招いてしまいそうで逆に怖いです(笑)
お母さんにあったらよかったものが「気にかけてもらうこと」だとしたら。
お母さんは、お母さん自身のことを大切にしていなかった、ぜんぶひとりで抱え込んで大変そうだったということになるのかなと思います。
「お母さん自身のことを大切にしていなかった」とすると、自分を大切にすることがお母さんにあったらよかったもの、になるのかなと。
すると、まずは自分が自分のことを大切にすることをしていくとよいのかなと思います。

ご参加ありがとうございました!

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
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私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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