雑談が苦手なら話さなくてOK!「感情」で人の輪に入るコツ
何を話していいのかよくわからなかったり、みんなの輪の中にいて居心地悪い感じがしてしまったり。
自分と一緒にいても、楽しくないんじゃないかと思ったり。
雑談に苦手意識があると、人が何人もいるところには入りたくないと思ってしまうものです。でも、「話すのが下手」でもぜんぜん問題ありません!
雑談が苦手な人が、場に参加するための方法をご紹介します。
雑談が苦手でも大丈夫!
ほかの方法でコミュニケーション
「雑談がうまく話せない」
そんなふうに思っている人、人と接したあとにどっと疲れたりしますよね。
そして「ああ、人付き合いが苦手かも……」と思ってしまったりするものです。
実は。
雑談が苦手で、何を話していいのかよくわからないとか、自分と一緒にいても楽しくないんじゃないかと感じるのは、「相手を楽しませたい気持ちがあるから」なんです。
自分と一緒にいるときに、相手がどんな気分でも別に平気~と思っていたら、「自分と一緒にいても楽しくないんじゃないか」と悩んだりしませんからね。
なので。雑談が苦手と感じている人は
自分には、相手を楽しませたい気持ちがあるんだな~と思ってみてほしいんです。
でね。
相手を楽しませたいのに、それができないと思っているとしたら。
それは、自分の得意とは違うやり方で、相手を楽しませたいと思っているからかもしれません。
自分から話せなくてもぜんぜんOK!
例えば、話し上手といったとき、どんな人をイメージしますか?
・面白おかしく話ができる人
・機転を利かせて、受け答えができる人
・いろんな話題を膨らませて話せる人
たしかに、こういうタイプの人が場にいると、話が弾みますよね。
「雑談が苦手で、何を話していいかわからない」と感じるとき、こんなタイプの人と自分を比べていること、とっても多いんです。
で、「私は雑談が下手だ~」と思ってしまったりしがちです。
でもね。
場を盛り上げるタイプでなくても、ぜんぜん大丈夫なんです。
自分から話すのが苦手でも、ぜんぜん大丈夫。
というのも、楽しいか楽しくないかは話の内容が決めているわけではないからです。
楽しいは、感情です。
好き~
おいしいっ
うれしい
これらも、感情です。
感情って伝播するんです。
自分から話さなくても、人の話を聞きながら楽しんでいたら、あなたの「楽しいっ」は周りに伝播していきます。
みんなでいるときに、好きな食べ物を注文しておいしく食べていたら、あなたの「おいしいっ」は周りに伝播していきます。
みんなの輪の中にいて「この人、好きだな~」と思っていたら、あなたの「好きっ」は周りに伝播していきます。
このとき「私はどう見られているか」を気にしないことが、実は大事。
自分が自然体のまま「楽しいっ」「おいしいっ」「好きっ」「ほっこりする~」と感じるままに感じていれば、それで十分なんです。
自分の感じている感情が、場の空気感の一部になっています。
何も話さなくてもね。
話す人だけが、場の空気を作ってるわけじゃない
例えば……
私が、人前で話すとしますよね。
そのとき、「へえ~」と熱心に聞いてくれたり、うなづきながら聞いてくれたり、「ハハハッ」と笑ってくれる人がいると、めちゃめちゃホッとします。
聞いてくれる人たちの反応そのものが、応援だったりするんですね。
話の上手な人でも、誰も反応してくれなかったら――ぜんぜん場は盛り上がらず、話し手もシュンとしてしまうはず。
話している人だけが、場の空気を作っているわけではぜんぜんないんです。
聞いている人が反応するから、場の空気があたたかくなったり、楽しくなったりするんです。
だから、雑談が苦手でも、ぜーんぜん大丈夫なんです。
無理に「楽しそう」にする必要は、ぜんぜんありません。
「楽しそうにしなくっちゃ」と思いながら場にいると、ぜんぜん楽しくなくなってしまいますから。
自分が話をしなくても、ただその場にいて自分なりに楽しんでいるだけでいい。
そう思うと、人の輪の中にいることがラクになるもの。
雑談が苦手だなと思うときこそ、「楽しもうっ」って思ってみてくださいね~。