子どものいない生き方

子どものいない生き方WSに、ご感想をいただきました

中村陽子/心理カウンセラー

2月6日に開催した「自分をどう活かしたいですか? 子どものいない生き方」ワークショップにご参加いただいたみなさまからいただきました声をご紹介します。

同じように子どものいない人たちと話ができたことが本当によかったという声をほんとにたくさんいただきました。時間がもっとあったらよかったのに~という声もほんとにたくさんいただきました。ありがとうございます。
レクチャーやほかの方々の話を聞いたりすることで、それが刺激になって「自分もこんなことを思っていたんだ」というものが、いろいろ出て来られたんじゃないかなと思います。そのくらい、深いテーマなんですよね。

また、後半の自分の中の想いを見つけるというグループワークが難しかったという声もいただきました。
「自分がまだ満たされていない」という気持ちが出てきたと率直に語っていただいた方もいらっしゃいました。ありがとうございます。「そりゃ、いまは与える気持ちになれないよ~」って思いますよね。もし同じようにそんな思いを持たれた方がいらっしゃったら、まずは、自分の中にどんな気持ちがあるんだろう、わかってほしい、助けてほしい、愛してほしい、見てほしい、関心を持ってほしい……どんな気持ちがあるんだろうということを、誰かに話を聞いてもらいながら、受け止めてもらったり、受け入れてもらったり、わかってもらったりということをされてみるといいかもしれません。また、自分を満たしてあげることもたくさんしていただきたいなと思います。

また「そんな使命を追うのはしんどい」などの気持ちが出てきた方は、これまで「背負うこと」をずっとされて来た方なのかもしれません。これまで自分は何を背負ってきたんだろう、それをいまも背負い続けていないだろうか、下ろしたつもりでも、まだ心の奥に「本当は背負わなくてはいけないのに、背負えていない」といった気持ちを抱え続けていないかといったあたりを、みていかれるといいかもしれません。自分の心が「これ、背負わなくていいんだ」と腑に落ちるまでには、5分の1下ろせた、3分の1下ろせた……みたいなプロセスを通ることもあるかもしれません。背負ってしまうのは、心やさしい方だからなんですよね。

自分の中の「想い」「与えたい気持ち」に触れることができた体験をされた方は、言語化ができたことで「そうそう、これが自分にとっての大切な想い」だと改めて納得されたのではないかと思います。もともと持っていたものを言葉にして、意識化することができたということなんですよね。それを日常の中で与える行動へと落とし込んでいけると、ご自身の心が喜ぶかもしれません。たくさんの愛をお持ちなんだと思います。あなたの中の愛をどんどん与えていってくださいね。

通信環境の事情がありながらも、最後までご参加いただいた方もいらっしゃいました。ZOOMから落ちるたびに何度も何度もアクセスをし続けるのは、本当に大変だったと思います。アクセスし続けたコミット、ほんとうにすばらしかったです。ありがとうございました。

みなさん、グループおひとりおひとりにやさしく寄り添ってくだり、本当にありがとうございました。
「話せてよかった」「もっと話したかった~」「最後にあそこまで名残惜しい講座ははじめてでした」といった声をたくさんいただけたのも、ご参加のみなさんがグループにたくさんのやさしい想いを注いでいただいたからこそだと思います。
本当にありがとうございました。

また第2弾などをするときには、ぜひご参加いただけたらうれしいです。
本当にありがとうございました。

思った以上によかったです。いろんなあり方に寄り添ってもらえる安心感で自分の気持に向かっていけたような気がします。
講師を初め、みなさんの人生のお話の開示が自分の癒しにつながっている部分もありました。そしてその中に気づきもありました。他の方の発言を聞いていて、自分の深い願いの中にこの選択をされたのでは?と感じることもあり、そこからきっと深いところでは自分もそうなのだろうなぁとも思いました。

自分が注ぎたい愛に転化させていくところ。その中に大切なものがあること。このワークは、いま感じている以上に心に入っているような気がします。この時間をありがとうございました。

陽子カウンセラーの落ち着いた、そして静かな愛を感じるお話が心に染み入りました!
(Mさま)

子どもをあきらめてからその気持ちと向き合うことをやめていたので、自分の気持ちとしっかり向き合える時間が持てて良かったです。人に言われてムカムカするのはやはり抑えてる感情があるからだとわかって良かったです。人に自分が子どもを欲しかったができなかった体験を話すときにいつも涙が出て来てしまいますが今日はそんな自分を癒すことができました。

子どもがいないのにも色々な事情や感情、理由があることがわかりました。自分も含めて悩まれているみなさんが「誰かを愛したい、何かを与えたいという気持ちを人一倍持っている」ということを実感できてよかったです。

子どものいない人生について考えるには、私にとってすごくいいタイミングでした。ありがとうございました。
(Cさま)

普段言いたくでも言えないテーマだったので、自分のもやもやした気持ちを言えてよかったです。グループのみんなの意見を聞き、同じテーマで、本当にさまざまなお気持ちがあるんだなあと思いました。個人それぞれ色んな辛い気持ちがあるんだなあと実感しました。
なかなかありそうでないテーマだったので、とても良い機会でした。有難うございます。
(匿名さま)

予想を大きく上回り良かったです。自分の中で感じていないと思っていた悲しみがたくさん上がってきたり、ビッグマザーというビジョンが見えて、ただ癒すだけで無く希望的な気持ちになれました。同じモヤモヤを持つ人たちがみんなキラキラしたステキな存在に見えてよかったです。

久しぶりだったので緊張しましたが、直に人の想いを耳にする場が持てたことで、1人じゃ無いと思え、また人に対して思う気持ちが、自分にも返ってくるようで暖かかったです。
ビッグマザーという観念が興味深かったです。女性性や母性、女神性・魔女などは今まで意識しましたが、ビッグマザーももっと知りたいです。

陽子さんの誠実さやしなやかさが、今、意地を張ったりギリギリで耐えている女性たちの痛みに同じ目線で寄り添ってくれて、一緒に前に進もうという想いの伝わるワークショップで素晴らしく良かったです。ありがとうございます。
(Sさま)

今、自分が思い悩んでいることがテーマでした。自分が情熱を注げることをもっと探してみようと思いました。同じ悩みを持つ方々との交流が出来て、よかったです。もう少し詳しく話したり交流する時間が欲しいなと思いました。素敵な企画をありがとうございました。
(Cさま)

改めて今の児童福祉の仕事が好きなんだと確認出来て良かったケド、残り30分の時に急に脚指先が冷えて来たので無意識下で何かしらの感情を感じない様にエゴが働いたのが気になる。
これからのワークや講座で子ども関係の話が出た時に気にしてみようと思えたので良かったです。
子どもが本当に好きなんだなと確認出来て良かったです。また似た様なテーマでして欲しいです。
(Mさま)

一回目の分かち合いが良かったです。今までほとんど話したことのない経験や思いを安心して話すことが出来ました。もっとじっくりみんなと話しをしたいなとも思ました。
二回目のワークは少し難しかったです。「もし何の問題もなく…」と考えたことがなかったからなのですが、考えたこともなかった事に自分でびっくりしました。それだけ自分から遠ざけていたのかもしれません。

「謎の思い」というのを聞いて、そういえば私も!と気づいたと同時に、同じような思いを持つ人は少なくないことにちょっと安心しました。自分の「謎の思い」の背景を掘り下げてみたいと思いました。

自分が与えてもらったものを次の世代に渡せないこと。ここに寄る辺のない思いがあるという話が心に響きました。「ああ、これだ」としっくり来ましたし、自分に注がれた愛情や、自分の中にある温かい気持ちを感じることが出来ました。

「子どもがいない」というテーマの中で温かい気持ちになれた自分を嬉しく思えました。
2時間はあっという間でした。分かち合いの時間では、皆さんまだまだ話したい思いがあるように感じました。それくらい普段なかなか口にする機会のないテーマなのだと思います。
貴重な時間・場所を設けて下さって本当にありがとうございました!
関連するテーマでまたワークショップがあったらぜひ参加したいと思っています。
(匿名さま)

このテーマで集まれるのは本当にありがたかったです。よく、企画してくださった!と思いました。 ヒーリングワーク時などのように大人数でなく、テーマが絞られている分、余計に遠慮する必要等なく、自然な感情を出せたと思います。

無意識には避けてしまっている、というケースだと自分は思います。その部分にもっと深く切り込みたいと思いました。
苦しい事を乗り越えたこそ、似たような悩みを持つ時に、医師の言葉よりも強い、と感じる事があります。今回、どうしても参加したい!と思うテーマで、参加して良かったです。
(Sさま)

今まで抱えてきた思いを分かち合える機会があってよかった。その分かち合いもアドバイスしたりする人がいなくて、ただ思いを受け止めるものでよかった。
愛を与えたい思いが強いから悩むのだ気づくそんな自分を愛しく感じられた。

それぞれの思いを聞けてよかった。テーマへの向き合い方がそれぞれなのも興味深い。講座を企画してくださりありがとうございました。
(Kさま)

いろんな思いを持った人の話がうかがえてよかった。近しい人とは話せない内容だったので、特にそう思った。中村カウンセラー以外のゲストカウンセラーの話も、もっと聞きたかった。同年代の方や同じ経験(離婚)をした人がおられ、心が救われた。

後半のワークは理解が難しいまま始まり、戸惑った。これからの自分をどう活かしたいか、という視点にたどり着く前段階の思いがうまく消化できていなかったので、後半のワークが唐突に思えた。考える時間が足りなかった。

取り上げるのに勇気のいるテーマだったと思いますが、ゲストカウンセラーさん含め、いろんな話を当日のWS以外にブログでも知ることができて本当によかったです。
このタイミングで参加できたことがとてもありがたかったです。ありがとうございました。
(Mさま)

注ぎたい何かがある、というのはこの子ナシ問題からは直結せず、なぜこのワークをやらねばいけないのだろうと思ってしまいました。多分、まだ自分の中に感じ切れていない感情がたくさんあって、光の方には動きたくないんだなと発見できました。それだけ色々感じていたのを見ないふりしてきたんだなと気づき、もっと自分の本音を聞いてあげようと思うことができました。
みなさんの抱えてきた想いや、自分の想いを発端に、世の中どれだけたくさんの女性がこの問題にひとりで立ち向かっているんだろうと想像すると、胸が痛くてはちきれそうになり、つらかった。この場にいるみなさんのこれまでの健闘に心から拍手を送りたいと思った。

子供がいない、それだけでどうしてこんなにも個が生きずらい世の中なんだろうと本当に不思議に思いました。子供がいないっていうだけで、どうしてこんな風に「自分がおかしいのかな」と思わなくてはいけないんだろう。ここにいるみんなは、ただただ精一杯、一生懸命生きてきて、何も悪いことをしていないのに、どうしてこんな風に胸を痛めていなくてはいけないんだろう。それが悔しくて悔しくて悔しかった。

高梨弥生カウンセラー、グループを愛でリードしてくださってありがとうございます。いろいろと進行を妨げてしまってご迷惑をおかけしました。ただ「嘘はつかない」ことがあの場にいる私の最大限の貢献でした。気持ちを汲んでくださって、本当にありがとうございます。精進します。弥生さんの笑顔と、時折胸に手を当てて痛みを共感してくださっているお姿に、何度も包んでいただきました。ありがとうございました。
(Aさま)

心理学の講座にはいくつか出たことがありますが、子どもがいないという点で繋がれたという点で他の講座とは違うよさがありました!
よい内容だったと思います。ただ、わたしがまだ問題と向き合えていないせいか自分自身は表面的にしかこなせなかった気がしています。

最後のワークで「与える」がテーマだったこと。まだ自己充足ができていないせいか、「わたしが与えてほしい」という気持ちになってしまいました。
よい企画をありがとうございました!最後にあそこまで名残惜しい講座ははじめてでした!
(Kさま)

同じテーマを持つ女性と一緒に時間を分かち合えたことが良かったです!子どもを持つ、という繊細なテーマを扱って、暗く深刻にはならず、温かい雰囲気でつながれたような気がします。それぞれ、いろんな思いを胸に秘めているんだなぁと改めて感じました。なかなか話題にはしづらいことですが、お互いの背景を自分に照らし合わせながら聴くことができました。

「私の大切な想いです」というところは、私も何か思いがこみ上げてくるようでした。やはり、グループからお一人の相手を選んでその方に向かってやるときは、その方の人生にも触れるような気がして、感動します。

講座が終わってからのことなのですが、母を憎んでいたころ、「子供を産んだら、母のコントロールから逃げられない」「ますます母に人生を乗っ取られる」「母に子供を奪われる」、そんな風に思っていたことを思い出しました。それを思い出して、いま少し苦しい気持ちです。ほんとにそうだったのかな?といまは思いますが、もう通り過ぎたことですね。いまは、亡き母への愛や、子どもを持つという経験をせずここに来たことに対して、少しほろ苦い思いを感じています。

センシティブな内容を、真剣に、しかも楽しくてあったかい雰囲気で扱ってくださりありがとうございました。参加できてとても良かったです!
(Aさま)

最初は緊張したが、少しづつ慣れていきました。人に言えないだけで、結構、傷になっているひとが多いテーマだなと思いました。珍しい課題に取り組むセミナーだなと思いました。

とはいえ、私も長年、女性であるが故に相当、傷ついてきたテーマだったので、多くの方がそれぞれ違うとはいえ、痛みを持っていることに、なぜか少し安心しました。
それは自分に許可が出たように感じした。
とても良いテーマのワークショップをありがとうございます。
(匿名さま)

とても繊細なテーマだけに主催する側も気をたくさん使われて、たくさん構成を練られたのではないかと推察しました。辛い気持ちのまま終わらなかったところがよかったです。初めは怖くて2時間だからと参加を決めましたが、終わってみるともっと長くてもよかったなと思いました。「子供がいない」という共通点がある方たちが集まったので、遠慮することなく、安心して話すことができました。いい内容のワークショップをありがとうございました。

子供がいないという点で共通点のある仲間が画面上にたくさんいて心強く感じました。話足りないというのが正直な感想です。もっとたくさんワークしたかったです。

wi-fiの通信が不安定でご迷惑をおかけいたしました。
楽しみにしていたワークショップだっただけに集中できなかったことが残念でしたが、「プロセスは完ぺき」と思って納得することにしました。きっと私の中で何か大きな抵抗があったのでしょう。
参加できた時間はとても私にとって価値あるものでした。子供を持てないことで自分を責めていたことにも気づけたし、その先を見せていただけたことで救われた気持ちになれました。すばらしいテーマのワークショップをありがとうございました。
(Yさま)

受ける前は、受けることでかえってモヤモヤが増えるかもという心配がありましたが(いちばん心配だったのは、自業自得と思い知らされるだけなのでは、ということでした)、それは大丈夫でした。掘り下げるには時間が短いかもしれませんでしたが、これ以上長いとしんどくなる気もするので、初回としてちょうどいいのかなとも思いました。

グループワークは苦手なので(自分が長く話してしまっているのでは、場違いなのではないか、話がずれているのではないか、自分の話で気分を害する人はいないか、調子に乗ってしまってはいないか、誰もが無理しているのではないか、等々気になります)、セミナーがグループワークだといつも参加を躊躇してしまうのですか、普段なかなか話せないことを口に出すことができ、(今回のようなテーマでの自分の思いは、本当に口に出すことすらなかなかないので)また同じグループの皆さんが暖かい気持ちで聞いてくださっているような感じがして、今回はよかったな、と思いました。

神様にどんな風に使ってほしいか、という質問には答えが浮かばなかったり(「そんな使命負うのしんどいです」と思ってしまった)、子供がいたらしてあげたかったことを誰にしてあげたいか、で、本当に思い浮かんだのは「自分」だったり、なんだか自分本位だなと思いました(苦笑)。

今回のテーマとは離れると思いますが、そう思ってしまう心理ってなんなのかなと思いました。 開催していただいて、ありがとうございました。思っていることを口に出せる場をいただけて、よかったです。
(匿名さま)

2日間かけてもアドバンス等でもあまり共感や自己開示になりづらいテーマな時もありますが、とてもテーマが濃いので短時間でしたが感情にぶつかりやすい講座だったと思います。人のお話を聞くには短い時間だったように思います。

子供がないと繋がれない世代だったのではというようなご意見の方がいて新しい視点をいただくことができまいした。消化到達していない感もあるので同じようなテーマで2があってもいいように感じました。

悩みやすいのに開示しにくいテーマだと思いますのでとても設定が素晴らしかったと思います。ゲストのカウンセラーさんとお話しする機会はなかったですが皆さんの優しさが伝わる講座だったと思います。
(匿名さま)

世の中では、「子供がいるのはいないのより良いこと」「子供を望むのは望まないのより良いこと」とする価値観が優勢なため、子供がいないと肩身の狭い思いをすることが多いなあ、と感じます(特に女性は)。
「私は子供がいません」「私は子供を望みません」などと容易に口に出せない世界では、沈黙している他ないため、「子供問題」にまつわる生きづらさを共有できる誰かと出会うこともなく、独りで抱え続けなければなりません。

今回は、子供にまつわる思いを他の人と分かち合えたことが収穫でした。
背景や抱く気持ちは違えど、人には容易く話せない気持ちを抱えているのは自分だけではないと知ることができてよかったです。

「与えたいもの」を発表するワークでは、自分の願いを思いがけず知ることができたのが収穫でした。また、他の皆さんが愛情豊かな方ばかりだと感じました。
ワークの手順がちょっと複雑で難しく感じたのですが、まえじまようこカウンセラーが優しくリードして下さったので、安心していられました。

子供に関する胸の裡を誰かに話してみたいと思う気持ちがあったので、参加してよかったです。他人に話しても仕方がないと考えていましたが、話してみると、現状は変わらなくても独りではないと感じられました。
扱いが難しいテーマだったのではないかと思いますが、貴重な機会をありがとうございました。
(Mさま)

「ワークショップが終わったあと、愛あふれて言葉にならない思いをこんな絵をしました。これが私の渡したい愛だなって」と絵も送っていただきました。
ありがとうございました!

この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。 30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。 ツイッター@nakamurayoko70
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