インナーチャイルドセラピーで、いきいきした自分を取り戻す
どうしてうまくいかないんだろう……と心の奥を探っていったとき
インナーチャイルドが関係していることがあります。
インナーチャイルドとは何か
インナーチャイルドとは、自分の中の内なる子ども。
大人になるまでの間につくってきたマインド(心のシステム)のことです。
子どものころに感じた心象、感情、ものの見方、考え方、感覚が
大人になった今でも残っている。そう思ってみてください。
傷ついたり、いっぱい我慢したり、何かを抑圧したりした子どものころの自分が
大人になったいまも自分の中に住んでいる。
そんなふうにイメージしてみると、つかみやすいかもしれません。
その子どもの自分の感覚を通じて
自分の外側で起きた出来事を感じたり、解釈したりしているんですね。
・あの人にこんなことを言われたけど。私を避けているのかな
・私はみんなと話が合わない気がする
・周りの人がひそひそ話をしているとき、私のことを悪く言われている気がしてしまう
・彼氏がいるのに、寂しさがぬぐえない
・いつもはしっかり者と言われるのに、恋愛では彼にものすごく依存的になってしまう
・連絡の頻度が少なくなると、彼が何を考えいるのかとても不安になる
・どうしてあの人は、あんなことするんだろうって思うと、腹が立ってくることがよくある
たとえばこれらの気持ちを感じるとき、
「何かのできごとがあったとき、こんなふうに感じる私」がいるわけですね。
この「こんなふうに感じる私」の感覚の部分に、インナーチャイルドが関係しています。
ワンダーチャイルドを取り戻すと、いきいきした自分が現れる
インナーチャイルド(傷ついたり我慢したりした子どものときの自分の感覚)が癒されると、ワンダーチャイルドが現れます。
ワンダーチィルドとは、子どもらしい感覚のこと。
無邪気さ、天真爛漫さ、遊ぶことが大好き、なんでも楽しんじゃう、あれやってみたい~という気持ち、好奇心旺盛さ、クリエイティブな能力、明日が待ち遠しい感じなどなど。
いきいき、ワクワク、いまを生きていくうえでの土台になる感覚です。
傷ついたインナーチャイルドがインナーチャイルドセラピーで癒されると、もともと持っていた子どもらしい感覚がよみがえってくる。そんなふうに思ってみるといいかもしれません。
インナーチャイルドを癒すと、自己肯定感が高まる
インナーチャイルドは、傷ついた子どものころの感覚です。
この傷ついたままの感覚をずっと持ち続けてることで、なんらかの生きづらさにつながっていることは少なくありません。
人の目が気になってしまったり
男性に好かれないと感じてしまったり
孤独感を抱えやすかったり
何かにチャレンジしたほうがいいのはわかっているけれど、一歩を踏み出せなかったり。
大人になったいまも、心の中に傷ついた子どものころの感覚を持ったままになっているので
その部分で、「うまくいかないこと」が起こりやすくなるんですね。
そして、うまくいかないことが起こるたびに
「自分ってダメだ」と、内心自分のことを責めてしまって
「やっぱり私は○○なんだ」と、自分についての自己イメージを強化していくことが多いんです。
けれど
「やっぱり私は○○なんだ」という自己イメージは、誤解から生じていることがとっても多いんです。
たとえば……。
自分にぜんぜん自信が持てない。
「こんな自分はダメだ」という感覚がなかなかぬぐえない。
自己肯定感を上げるための方法を本を読んでいろいろ試してみたけれど……。
自分のことを好きになる感覚が、なかなか持てない。
そんな悩みを深く掘り下げていくと、
「こんな自分はダメ」とか
「自分は迷惑な存在だ」
など、なんらかの思い込みを抱え込んでしまった出来事にぶつかることがあります。
どうしてそんなふうに思うようになったのか。
そのエピソードを探っていくんですね。
すると、こんな例えばこんなエピソードが出てきたりします。
小学生のとき、近所の子供たちと遊んでいて突然仲間はずれになることがあった。
「自分は迷惑な存在なのかな」
「自分はみんなに望まれていないのかな」
と思ったんです……。
カウンセリングでは、いま起こっている問題がどうして生じるようになったのかを
伺っていくことが多いのですが
カウンセリングの場で、カウンセラーから質問をされたことで、
エピソードをふと思い出すということも、少なくありません。
あ、そういえばあのとき……。
ふと思い出したことを語っていただきます。
「あのとき、近所の○○君にこんなふうに言われた。
私みたいな性格の子は、人に好かれないだと思った。
だからそこから、自分のことを人に話さなくなったんです」
語っていただいたことについて、カウンセラーも一緒に読み解いていきます。
「でも、嫌われちゃったってほんとなのかな?
悪いこと言っちゃったかもしれないって、自分が思っちゃっただけかもしれないですね。
心根がやさしい人は、自分のことを責めてしまったりするんですよね……」
そんなふうに、別の角度からのものの見方をお話しすると
「え? そうなのかな? でも、そうなのかもしれない」と
思えることも少なくないんですね。
そして、それまでの自分につけてきた
「こんな自分は、きっとみんなに好かれないんだ」という×印を
解き放っていけるようになるんですね。
子どもの自分は、こんなふうに思ってしまったけれど。
実はそんなことなかったのかもしれない……。
そう腑に落ちると、ものの見方、感じ方が変わっていくのです。
インナーチャイルドを癒すことで、
「自分は嫌われているわけじゃなかったんだ」
「迷惑じゃなかったんだ」
と感じられるようになることは、とても多いようです。
インナーチャイルドを癒すと、恋愛もうまくいく
インナーチャイルドセラピー
でインナーチャイルドを癒すと、恋愛がうまくいくようにもなります。
・男性に好かれないと思っていたけれど……
あのときに思い込んじゃっただけだったんだ。誤解だったんだ。
・彼に好かれないと思っていたけれど……
彼は私のこと好きだって思ってくれていたんだ。それを感じられるようになった。
・恋愛をしていて、とてもさみしい気持ちになりやすかったけれど……
インナーチャイルドを癒したら、重い女を卒業できた。
彼に愛されていると感じられるようになった。
・婚活がなかなかうまくいかなかったけれど……
インナーチャイルドを癒したら、結婚して幸せになるイメージがわくようになった
・好きな人とうまくいかない恋愛が多かったけれど…
インナーチャイルドを癒したら、好きな彼と一歩一歩関係を築いていけるようになった
そして、結婚できた
そんなことも、あるんです。
インナーチャイルドセラピーで、ものも見方・感じ方を書き換えよう
心の中のインナーチャイルドは、一人だけではありません。
あのときのインナーチャイルド、別のときのインナーチャイルド……
心の中にはいろいろなインナーチャイルド(傷ついた子どものころにできたマインド)があります。
インナーチャイルドセラピーでは、
いま、うまくいっていなくて悩んでいることの根っこにある感覚。
うまくいかない感覚のもとになっているインナーチャイルドを探していきます。
そして、インナーチャイルドの封じ込めてしまった気持ちを見つけていきます。
昔、あのとき、言えなくて、自分の中にしまい込んでしまったけれど
本当はこんなにも悲しかった、つらかった
自分のせいだと思って自分を責めちゃった
それらの未消化の思いに気づいて、解き放っていくんですね。
感情を昇華していくことができると、
自分自身の感覚が、それまでと変わっていったりするんです。
「私はこれまで、こんなふうに思って生きてきたけど。
そんなふうに思う必要、なかったんだ」
子どものころに自分に対して思い込んでしまった
ネガティブな思い込み。
自分にかけてしまった
「ネガティブの魔法」を
解き放っていきませんか?
インナーチャイルドを癒すことで
本来のいきいきした自分を取り戻してみませんか。
恋愛でも生き方でも人間関係でも
本来の自分を取り戻せば取り戻すほど
いきいきとしたオーラも出てきたりします
3カ月後、半年後……雰囲気がぜんぜん変わった。
そんなことが、ふつうによく起こります。
インナーチャイルドセラピーで
自分にかけてしまった魔法を解いて
本来の自分を取り戻してみませんか?