自分を知りたい、掘り下げたいときに、カウンセリングをおすすめしたいわけ
こんにちは。
カウンセリングサービスの中村陽子です。
ここ数日、カウンセリングという場について、ふと思ったことがありました。
カウンセリングって、よくよく考えると「場」なんですよね。
「場」があるからこそ、出てくる気づきがあるんだなとしみじみ思ったんですね。
先日、プライベートで知り合った方がいました。
その方もカウンセリングをしている方で、ごはんを食べながらいろいろお話をさせてもらう機会に恵まれたんです。あれこれお話をしながら、いろんな気づきがありまして。
そこで気づいたことをいろいろメモして帰ってきたわけです。
で、気づきを深めるために、ノートに向かいました。
自分は何が好きで、どんなことにワクワクするのかをあらためて掘り下げたいと思ったんですね。
自分がやりたいことの一貫性を見出すキーワードを、導き出したかったんです。
いうなれば、自分の核となるキーワードです。
そして、いざ、ノートに向かってみると……。
出て来ない……。
ひらめかないんです。
一緒にお話をしていたときにはバンバン出てきていた気づきやひらめきが……出て来ない。
おかしいな……。
ノートに向かってあれこれ書いて、自己分析すること、得意なはずなのに。
おかしいな、出て来ない……。
そこで、ハタと気づいたわけです。
ハッ。
あれだけのインスピレーションや気づきが出たのは
自分一人でやっていたからでは、なかったからなんだ。
聞いてくれる人がいて、必要なサジェスチョンをしてもらっていたからなんだ。
私はもともと雑誌の編集者をしていたんですね。
そのため、「自分発見のためには、ノートにこんなことを書き出してみるといいですよ」という特集記事をそれはもう、何回も何回も作ったことがあります。
また、自分を掘り下げていく作業が好きなので、自分を考察するためにノートに書くという作業も、ノート何冊分もしてきているわけです。
だから、得意なはずなのに……。
だけど、いざノートに書きだそうとすると、思うように浮かばない。
ごはんを食べながら、その方と一緒に話をしていた時と比べると、雲泥の差だったわけです。
そのとき、思ったんですね。
「場」の力って、大きいんだなって。
2人で話をしているときに、生み出される「場」。
その中にいるからこそ、気づきやインスピレーションも活発に感じられる。
さらに、必要な質問をしてもらったり、必要な言葉を投げ返してもらったり。
そんなやりとりの中で、さらに気づきが深まっていく。
そして、だからこそ気づける、大事な気づきを得ることができる。
「場」の力って、すごい。
そうなんです、すごいんです。
ひとりでノートに書きながら自分を掘り下げることで、気づけるものもたくさんありますよね。
だけど、「場」の力に身を置いたほうが、何倍も深く、気づける。
深く、自分の心に気づける。
一人では気づけないことも、気づける。
ひとりでノートに向かって書き出すのとは、ぜんぜん違うんだ……。
カウンセリングでご提供してるのも、この「場」なんだと思うんです。
ひとりではなく、共にいるからこそ気づけることがある。
ただ、話しているだけなのに、ひとりでは気づかなかったことに気づける。
日常と、いっとき離れた「場」に身を置くからこそ、出てくるインスピレーションがある。
これらは「場」の力があるからこそ、だと思うんです。
具体的に悩みがあって、例えば恋愛や婚活や結婚生活や人間関係でうまくいかないことがあって、
もしかして、これは、自分の内面を見つめ直したほうがいいのかもしれない。
そのために、カウンセリングを使ってみよう。
なんかこう、いままでとは違う何かがほしいんだけど
何がほしいのかも、よくつかめなくて
なんかこう、もうひとつ、なんかほしい感じ。
だけど、ひとりでは掘り下げることがができない。
カウンセリングで、話してみようかな。
ひとりでは、なんだか煮詰まってしまっている。
ひとりでは、なんだかうまくいかないことが続いている。
そんなとき、カウンセリングという場を使ってみていただけたらな、と思います。
いろんなことが、なんかうまくいかない。
ぜんぜんうまくいかない。
そんなときにも、使っていただきたいですし
なんかこう漠然と、なんかこう新しい何かとの出会いがほしい
というときにも、使ってみていただきたいと思います。
気づきの力って、すごいんです。
無意識にある「うまくいかないパターン」も
(無意識とは、思い出そうとすれば思い出せるというレベルを超えた領域。自分ではわからないからこそ、無意識と呼ばれます)
「こんな思い込みや、思考パターンが自分の中にあったのか」と気づくだけで、半分手放せた状態になると言われています。
そのくらい、気づきってすごいんです。
なんかこう漠然と、もうちょっとなんとかしたいんだけどな
というときも
「え? そっか。たしかにそうだ」が積み重なっていくことで
「そっか、こうしていけばいいのかもしれない!」と、パーッと見えてきたりします。
パーッと何かが見えてきたら、それまでの思い込みの蓋がはずれて、パーッと視界が広がります。
そのくらい、気づきってすごいんです。
ということで。
うまくいかない悩みがある…というときは、もちろん
自分をもっと知りたい、自分をもっと掘り下げたい。
これからどうしていきたいのか、漠然としたものを整理してみたい。
そんなときも、カウンセリングという「場」の力を使ってみていただきたいなと思っています。
お話しできるのを楽しみにしています。