今日は、会社をさぼってもいい日

中村陽子/心理カウンセラー
私自身の話なんですが……。
むか~し。
若いころ、馬車馬のように働いていました。
そうしなきゃいけない、と思い込んでいたんですね。
出版業界のため、長時間労働が当たり前という環境だったんです。
残業は200時間近くしていた気がします。
残業代、出ませんでしたけど。
休みは月2、3日。とても起きる気になれず、寝ているか、布団の中に引きこもってマンガを読んでいるか……。
そんな生活でした。
「プライベートを楽しむ」なんて発想は、ぜんぜんありませんでした。
「楽しむとかって、自分とは無縁」と思っていました。
そのくらい「馬車馬のように働かなきゃ」と思い、「楽しみを自分に与えてはいけない」と思っていたわけなんです。
そんな私が、ひそかに救われた言葉がありました。
「あのね。会社なんて、さぼりたかったらさぼってもいいのよ」
そう言ってくれたのは、大先輩の女性でした。
男女雇用機会均等法……なんて発想さえまるでなかった、1960年代に短大卒で就職した女性です。
バリバリの男社会の1万人規模の大組織で部長にまでなった方でした。
「お嫁に行くまでの腰掛けで働き始めた」そうなのですが、親の介護などいろいろあって長い間独身で、気づいたら仕事しか残っていなかった。
そんな方です。
その方が40歳になる手前のある日……。
「今日は会社行きたくない、って思ったときがあったの。とても天気のいい日だったのね。気づいたら新幹線に乗ってたの」
そして、京都に行ったのだそうです。
「逃げることが、私に必要だったのね」

会社、行きたくない日があっていい。

さぼりたければ、さぼってもいい。
そう思ったら、心が軽くなりました。
「さぼってもいい」という選択肢ができたから。
けっきょく、さぼったことはなかったけれど……。
とてもいいお天気の日は、「今日はさぼってもいい日だな。でも、会社に行こう」。
青空を見上げながら、駅までの道を歩いています。

カウンセリングのご予約

お気軽にご予約くださいね。

最新のスケジュールです
最新のスケジュールです
個人セッションにいらっしゃいませんか?
個人セッションにいらっしゃいませんか?

自分らしく花開いて幸せなパートナーと出会う秘密
無料動画プレゼント!

結婚したいけど、したくない。
この世界で自分だけ恋愛できない気がする
婚活するとブルーになる
女らしくない私なんて好きになってもらえない。

そういっていた彼女たちが
なぜ幸せなパートナーと出会って結婚できたのかー。

私なんて……といっていた彼女が。
世界で自分だけは恋愛できないといっていた彼女が。
ずっとひとりでいいんですといっていた彼女が。
お付き合いしたことがないと誰にもいえなかった彼女が。

幸せなパートナーシップを手に入れた秘密を
教えちゃいます!

【受取方法】
無料動画プレゼントを登録する!
自分らしく花開いて幸せなパートナーと出会う秘密

この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
記事URLをコピーしました