恋愛心理学

私が愛され、守られるなんて。そんなのほんとに起こるのか?

中村陽子/心理カウンセラー

私が愛され、守られるなんて。
そんなこと、ほんとに起こるのか?
と、思ってました。つい数年前まで。

世の中に、愛され守られる女性がいるのだと気づいてから、たぶんまだ10年も経っていない気がします。

きっと、気づく前にも、愛されて守られていたことはあっただろうに。
ちっとも、気づいていなかった。

愛され、守られている女性が世の中にいるのだと気づいたのは。
奥田民生の歌が、きっかけでした。

「愛のために」という曲があります。
その中に、こんなフレーズがあるんです。

ここらへんで そろそろ僕が その花を咲かせましょう
愛のために あなたのために 引き受けましょう

陸海空 いろんなとこから どこでも駆けつけましょう
愛のために あなたのために 生きていきましょう


いつもなら、ぜんぜん意識に入って来ぬまま聞き流していたフレーズに
意識がふっと止まったんです。

なに? 
その花を咲かせる?
あなたのために生きていく?
なんだそれ?

ん? 歌詞でしょ。フィクションでしょ。
あれ? だけどフィクションとはいえ、そういう想いがなければこういう歌詞は生まれないよね。
ってことは、そんなふうに思われている女性がいるってこと?

だとしてもー。
ぜんぜん生きてる世界が違うよなー。
そんなふうに思われてる女性なんて、別の世界の住人だわ。

たぶんこのころ、生物学的性別は女なんですけど。
女としての自分では、生きてはいなかったんですよね。
男なわけではないけど、生き方はかなり男寄りだった気がします。

自分の力で生きていかなきゃ。
自分の力で成果を出さなきゃ。
自分の力でなんとかしなきゃ。
自分の身は自分で守らなきゃ。

頼りになるのは自分だけ。
とにかく自分のことは自分でなんとかしなくては。

何かをして、成果を出せている自分は○
出せていない自分は、こんな自分ですみません。
そんな感じ。

だから、成果を出せていない状態の自分のことをダメダメと感じていたし、婚活して男性に会っても「ちゃんと成果を出せている自分」であることを相手に伝えなきゃ(そうじゃないときは、めちゃ肩身が狭い)という感じでした。

そうすると「男対男」が話している感じになっちゃうんですよね……。
「男対男」が話していたのでは、なかなかそこから恋は始まらないわけで。
(そうなんです。「女」で相手と接していないだけなのです……。とはいえ、男性はこちらを女性として見てくれてはいるんですけどね)

だけど、そんな図式になっていることに気づかないと
「自分に魅力がないからだ~」とか思ってしまうわけなんです。

魅力がないわけではなく、魅力を受け取っていない(「ない」と思ってしまっている)だけなんですけどね。

「自分の生き方は、女子を使って生きてきていないし。
そもそも女子であることでは、勝負してきていないし」
と真面目に思っていたわけですが。
なぜにこんなに、女子であることと自分との間に線を引き続けてきたんだろうかと思います。

だけど。
女子を生きてきていないとしても。
女の子の自分は、自分の中にいるんです。
だとしたら、女の子の自分をいまからでも育てていくといいんです。
もしかしたら、表に出てきていいよ~というところからかもしれません。
そして女の子の自分に、女の子であることをいっぱい味わわせてあげるといいんですね。

これまであんまり表に出てきてないから、いざ出るとなると「恥ずかしい」があれこれ出てくるかもしれません。
そもそも「うれしい」「楽しい」「かわいい」みたいな感情・感覚とも距離を取ってきている分、急に女子っぽさを楽しみましょうと言われても、エエーってなるかもしれません。

だけど。
何から手をつけていいかわからないくらい、女子である自分と距離を取って生きてきたのだとしても。
いまからだって、やってもいいんです。女子である自分。
いまからだって、うれしい、楽しい、美しい、かわいい、気持ちいい、心地いいをたくさん味わっていいんです。

もし、いままでの「男性っぽい生き方」が気に入っていて、何の問題も感じてないなら悩んでませんよね。
悩んでいるのだとしたら、やっぱり「女子としての私も、幸せにしたい」ということだと思うんです。

女子としての私を満たしてあげよう。
女子としての私を幸せにしてあげよう。
自分の魅力を受け取ってみよう。
女子としての私が愛されていたことを受け取ってみよう。
自分の存在そのものが、誰かの喜びになっていたことを思い出してみよう。

そんなことをコツコツやっていくうちに。
女子としての私、女性としての私がニッコリと笑うことが、一緒にいる人を元気にするんだなと思えたりします。
女性としての私が、がんばってーと応援することが、相手に力を与えるんだなと感じられるようになります。
女性としての私が、相手のよいところ、素敵なところを見続けることが、相手のよさやかっこよさを引き出していくんだなと感じられるようになります。
女性としての私が、相手を信じて頼ることが、相手の強さを引き出すんだなとわかってきます。

こうなると。
愛のために あなたのために 生きていきましょう
の世界観が信じられるようになるんです。

そうだよね。
男性って、自分にとって大切な女性のためにはそんなふうに思ってくれるんだよね
って。

自分に足りない何かを、足さなくてはいけない。
ってわけでは、なかったんです。

私は女子っぽくない。
きっと私みたいなのは選んでもらえない。
だって女としての魅力がないから。

そう思ってきませんでしたか?
男性から選んでもらえたら、自分にも女として魅力があるんだって思えるのにって思って着ませんでしたか?

だけど。
もしかしたら「自分の中の女子としての私」をいないことにしてきただけ、ではありませんか?
もしかしたら「自分の中の女としての私」を封印してきただけ、ではありませんか?

自分では見せられないから。
誰か見つけて……。

物語の世界では、塔の中で眠っている姫を王子が見つけてくれるけど。
現実の世界では、まずは女子としての私、女としての私の香りをちょっぴり匂わせてこそ、王子は気づいてくれるのです。
塔の中で眠っているだけでは……。
見つけてもらえないのです。

だから。
女の子としての私、女性としての私をまずは自分で開いていきませんか?
自分の魅力を受け取って、表現していってみませんか?

「ない」と思っていたものを「ある」にしていく。
それだけなんです。

「ない」と思っているのは、自分だから。
「ない」わけじゃなかった、「あった」。

ということで。
女としての私を開いていきませんか?

いつでもお手伝いします。
お話聞かせてくださいね。

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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