恋愛心理学

女としての幸せが手に入っていないのは、やさしい人だからかもしれません

中村陽子/心理カウンセラー

女としての幸せな人生。
自分だってほしいのに、どうして私にはそれが手に入っていないんだろう。

そう感じているとき、自分には何かが足りないからだとか、魅力がないからだとか思ってしまうものです。
だけど実は、何かが足りないからではないんです。
それよりも、やさしすぎて、自分の幸せを後回しにしているということもあるのです。
今日はそんなお話です。

女としての幸せな人生が手に入っていない。
そんな嘆きを抱える人に、こんな特徴があることがあります。

・子どもの頃から、しっかりしていると言われてきた
・家族の中に自分よりも大変そうな人がいた(一時期でも)
・家族に大変な時期があった
・自分がいたら迷惑なんじゃないかと感じていた
・母親が大変そうに見えた
・母親が精神的に子どもっぽい人だった
・親の期待に応えなきゃと思ってがんばっていた
・父親が頼りなかった
・父親が暴れていた
・親が共働きだった
・親が大変そうなので、迷惑にならないようにしなきゃと思った

一つもしくは、いくつか複数あてはまるなと感じる方もいるかもしれません。

子どもの頃からしっかりしていた。
そんなふうに言われてきた人は、子どもの頃から「自分がしっかりしなくてはいけない」と思う理由を持っていることが多いんです。

例えば。
病気のきょうだいがいた。親はその子にかかりきりだった。だけど仕方がないよねと思っていた。なぜなら親が大変そうだったから。その子に手がかかる分、自分は手がかからないようにしなくてはと思った。自分も手がかかってしまったら、親が余計に大変になってしまうから。ほんとはこっちも向いてほしかったけど。そんなことは言っちゃいけないと思っていた。

父が自営業をしていたけれど、うまくいかなくなってしまい家を売ることに。お金のことでほんとうに大変そうな親を見ながら、自分がいたら迷惑になるんじゃないかと思うようになった。親が大変そうだけど、子どもの自分には何もできない。そればかりか、足手まといになってしまう。だったら自分なんていないほうがいいんじゃないかと思うようになった。

母があんまり幸せそうに見えなかった。というのも、いつも愚痴ばかり聞かされていたから。「なんでお父さんと結婚しちゃったんだろう。ほんとはもっと自分にだってやりたいことがあったのに」。そんな母は子どもである私に期待をかけるようになった。その期待に応えたら、母は満足してくれるんじゃないかと思って、親の期待に応えるためにがんばった。

親が離婚。お母さんが女手一つで育ててくれた。自分のことなんてぜんぶ後回しにして、私たち家族のために仕事しているお母さんの手をわずらわせないためにも、私は母が望むような、母を困らせない子でいなければと思った。だってお母さんは、お母さん自身の幸せなんて二の次で私たちを育ててくれたんだから。

親が大変そうだから。
自分がいい子になることで、自分が自分の要望を言わずに迷惑をかけないようにすることで、自分がしっかりすることで、親を助けようとした。
子どもなのに甘えたり、わがままいったりしないで、迷惑かけないようにいい子にした。
自分では意識したことなかったけれど、「子どもらしい子ども」をしてきていないかもしれない。だけど、そういうものだと思ってきた。

子どもの頃から、そんな生き方をしてきませんでしたか?
そして、その生き方をいまもしているところは、ありませんか?

大変そうな親、大変そうな家族を助けたい。
そんな気持ちを子どもの頃に抱いたことがある人は、なぜか自分が幸せになることを後回しにしてしまっているところが、あるようなんです。

それはまるで
自分だけ幸せになるわけにはいけない
というかの如く。

親が大変そうだったのに
大変な家族がいるのに
親が幸せそうじゃないのに
自分だけが幸せになるわけにはいかない。

そして
大変そうな親、大変そうな家族と同じく
自分も大変であり続けようとするところが、あるようなんです。

そのくらい、やさしい心の持ち主なんですよね。
やさしい心の持ち主だから、大変そうな家族を置いて、自分だけが幸せになるわけにはいかないと思っちゃうところがあるようなんです。

そして
自分のことを幸せにする、ということを
しないままでいるところが、あるようなんです。

だけど。
こんな心の奥深くにある想いって、自分では知ることができないから。
「自分にだめなところがあるから、恋愛がうまくいかないんだ」
「自分にだめなところがあるから、幸せなパートナーシップが得られないだ」
「自分にだめなところがあるから、うまくいかないことばっかりなんだ」
と、感じてしまうようなんです。表面意識において。

けれど、「自分にだめなところがある」と思うことで
もともとの自分の本質に、蓋をしていることも。実は多いんです。
ほんとは幸せになって、大切にされていい自分。
女性として幸せになっていい自分。幸せになる価値のある自分に
わざわざ蓋をしていることって、あるようなんです。
ほんとに不思議なんですけど。

自分だけが幸せになるわけにはいけないとどうして思うのか。
それは、そう思うことで
家族とつながっていようとするところが、あるようなんです。

家族と同じように大変であることで、家族とつながろうとする。
そんなところが、あるようなんです。

だけど。
そんなふうに大変そうなつながり方をするのではないやり方も、実はあったりするんです。

それは。
願いを受け取るというやり方。
あなたの幸せを願っている、誰かの願いとつながって、その願いを受け取ろうとするやり方です。

大変そうなところでつながろうとするのも、つながり方です。
一方で、願いを受け取ることでつながろうとするのも、つながり方です。

そしてどうやら
あなたの幸せを願っているその願いを受け取るつながり方を選ぶことで
まずは自分が幸せになること。
それによって、家族に幸せを運んでくるというやり方もあるようなんです。

「大変さ」がいっぱいの家族の中に、新しい風を、自分がまずは幸せになって運んでくるというやり方です。

自分だけが幸せになるわけにはいかない。
その思いは、とてもとてもやさしい想いです。
そんなやさしい人だからこそ、まずは自分を幸せにすると思ってみていただきたいのです。

まずは自分を幸せにするぞと、決めてみていただきたいのです。

決めると、進めるんです。
なぜなら、決めたから。

自分を幸せにするぞって決めたあとも、いろんな思いも出てくるかもしれません。
それでも幸せにするぞって決めたなら、いろんな思いが出てきても超えていこうって思えます。

だから、まずは自分を幸せにするぞと、決めてみていただきたいのです。
そして、いろんな思いが出てきたときには、どうか頼っていただきたいのです。自分一人では越えられなさそうに思えるときも、誰かがその先を見ていてくれたら、越えられるものだから。

心やさしきあなたが、幸せになれますように。
よかったらいつでも、お手伝いさせてくださいね。

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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