しんどさや怒りの気持ちが、いま上がってきているとしたら…次のステージへのタイミング
いまシフトの時期といわれています。
いろいろなことがパラダイムシフトを起こしていく、その渦中の時期と言われています。
コロナになり、自粛生活を送るようになってから
ふだんは見ないふりしてやり過ごしてきたいろいろな思いが上がってきて、「このままでほんとうにいいんだろうか」と思い、自分を見つめ直したり、カウンセリングを受け始めたりした。
そんな方は多いのではないかと感じています。
そうやって、これまでやり過ごしてきた問題に向き合い始め、「こんな思いが自分の中にあったんだ」と思い、それを癒したり、手放したり。
自分を大切に扱ったり。
この10カ月ほど、いろいろ向き合ってきたおかげで、ずいぶん楽になった。だけど、最近なんかすごくしんどい。
そんな声をけっこう伺いました。
怒りがめちゃ、出てきてるんです。
なんかすごくしんどい感じなんです。
そんなお話も、けっこう多かったんですね。
そんなお話を伺っていて感じたのは、癒しのプロセスが進んだことによって、大事なところに来ている
(それゆえに、怒りやしんどさが出てきている)
ということでした。
怒りって、ついつい飲み込んじゃうじゃないですか。
しんどいって、なかなか言えないじゃないですか。
しんどさに蓋をして、ひとりで頑張ってきた。
頑張るために、踏ん張るために、自分の誓いを立ててやってきた。
だけど、なんか行き詰まってしまった。
怒りを人に向けたらいけないって思って、飲み込むことがクセになってきた。
怒りを自分の中で抱え続けてきた。
大きな怒りを抱え続けていると、無気力になったりもしますよね。
だって、怒りが外に出そうになるといけないから、抱え込んで無気力になるしかない。
昔、飲み込んだ大きな怒り。それを原動力にこれまで頑張ってきたけれど。
大きな怒りって恨みにもなるから。
誰かを責める気持ちと自分を責める気持ちがごっちゃになったものが脳内を駆け巡っていて、その恨みつらみにいつも飲み込まれそうになる。
そのグルグルとした思考のせいで、くたびれ果ててしまう。
人それぞれ状態は違うのだけど。
ずっとわからなかったけど。
自分の奥に、どんな思いがあるのかが、見えた気がした。
もしかしたら、この思いを癒せるといいのかもしれないって思った。
とか
怒りや、怒りを原動力にしたやり方だったりを手放したい。
次のステージに進むために。
そんなプロセスにいる方が、けっこういらっしゃったように思いました。
過去の未完了の感情を、癒していく。
過去の未完了の思いを、ほどいていく。
これまでの自分のやり方を、手放していく。
そんなセッションが多かったように思います。
未完了の感情を癒したら、自分のやり方を手放したら。
自分の中の愛につながった。
そんな美しいシーンをたくさん目撃させていただきました。
感情を癒したり、未完了の思いをほどいたりしたら、これまでのやり方を手放したりしたら。
そのあと「どうすればいいんだろう」って思わずに、ゆだねる。
自分でやろうとせずに、ゆだねる。
信頼して、ゆだねる。
(たとえば、神様を)
そうするのが、いいようなんですね。
自分の中の愛を信頼して
神さまを信頼して、ゆだねる。
どうすればいいんだろう。
何をすればいいんだろう。
ではなくて
自分の中の愛を信頼して、ゆだねる。
そのくらいみなさん愛の人、ですから。
いまもし、怒りが上がってきていたり
ずっと隠していた怒りがあることに気づいたりしたならば
それは次に進むために、上がってきている怒りかもしれません。
癒すのに、いいタイミングですよ~。
というサインかもしれません。
怒りは、感情の蓋っていいますよね。
怒りが上がってきているということは、癒されるためになんらかの思いが上がってきているということ。
ついつい飲み込んでしまうタイプの人は、やさしい人が多いんです。
やさしいから、飲み込んでしまってきたんですよね。
だけど、もう、楽になっていいタイミングなのかもしれません。
自分がほんとうにほしいもの
自分がほんとうにしたい生き方
を手にするために。
やさしい人ほど、一人でやろうとします。
誰にも迷惑かけないように、一人で自分の感情を処理しようとします。
だけど。
どうか、人の手を借りてみていただきたいんです。
自分一人で、こっそりやらなくていいんです。
癒しの場面に立ち会わせてもらえることで
ほんとうに美しいものに立ち会わせていただけたなという気持ちを、いつもいただいています。
だから。
人の手も、どうか使ってみてくださいね。