人生に流れを呼び込む小さなコツ

中村陽子/心理カウンセラー
いまの自分について、「本当にこのままでいいのかな?」という気持ちがあるとき。
本当はもっと違う生き方がしたいのに、どこか閉塞感があって動きがとれないとき。
私の今の生き方、何かが違う。だけど、何をしたらいいのかわからない――。

そんなときに、やってみてほしいことがあるのです。
それは……思いつくままに、動いてみるということです。

ほんのちょっとでも、興味をもったこと。
「何だろうこれ。気になるかも」と少しでも思ったことに、手当たり次第に手を出してみる。

本屋に行って、目についた本を手に取ってみる。
ネットを見ていて、ちょっとでも気になった場に出かけてみる。
ふと思い浮かんだ友達に、会ってみる。
行ってみたかった場所に、行ってみる。
etc…

自分の人生が、どこか停滞しているようなときって
実は、流れが滞っていることが少なくありません。

たとえば…
本屋に行って、興味のあるタイトルが目に入ったけれど
手に取らないまま、素通りしてしまった。

こんなふうに<行動が止まってしまっている>こと、多いんです。

ちょっと気になる……というアンテナが立ったのに、
「行動しなかった」ということでもあるんですね。

ちょっと気になる……というアンテナは、
「ピピピッ。そこに何かのヒントがあるかもしれませんよ、ピピピッ」というサインだったりすることが、意外と多い。

そのアンテナに従って実際に行動をしてみると、どうなるかというと……。

本屋に行って、本を手に取った
→本を買った
→書かれていた言葉に興味を持った
→新しいアンテナが立った
→次の気になるものが目に入った……

と、だんだんと流れができてくること、けっこうあるんです。

ちょっとでも気になったことに、手を出す=行動してみる。
これ、とても大事です。

ちょっとでも気になることに手を出したからといって、百発百中、すべてがヒットするわけではないでしょう。
10動いて1つ、「ん? これちょっと面白いかも」くらいかもしれません。

それでも、動き続けているうちに、きっと流れができてくるでしょう。

これまで手を出さないで来たのは、
もったいないとか、必要ないとか、めんどうくさいとか、自分らしくないとか……。
そんなふうに思ってきたからかも、しれません。
そうやって、流れを止めてきたのかもしれません。

だとしたら、だからこそ。
「ちょっとでも気になったこと」に手を出してみる。
自分のために、何かをしてあげる。
自分のために、これまでとは違うことを、やってあげるんですね。

ちょっと気になるもの、興味のあるもの、面白そうなもの……を自分のために求めているうちに
気がついたら「これ、したかったんだ。私」に出会って、
「最近、楽しいかも」な毎日を、送っているかもしれません。

もちろん、手を出してみたものの不発なこともあるでしょう。
それだって、意味がある。
「そっか。これについては興味なかったんだ。私」と、わかるわけですから。

「いまのままでいいのかな?」という気持ちが、もしあるとしたら
それは、流れを呼び込み自分の人生を動かしたいということ。

その気持ち、どうか大切にしてみてください。

そして。
よかったら、お話を聞かせてください。
「なんだか、動きが取れなくて。
このままの生活を続けてていいのかなって思うんだけど。
おひとりさま、もうやめたいんだけど。
でも、何から始めたらいいのかわからない」

もし、そんな地点にいるのなら、
お話を聞かせてくださいね。
ひとりでやらなくて、いいんです。

どんなふうになったら、満たされた気持ちになれるだろう。
どんなふうになったら、自分の生活もなかなかOKだって思えるだろう。
どんなふうになったら、もうひとりじゃないって思えるだろう。

一緒に見つけていきませんか?
あなたの心が満たされる生き方を、
本当は手にしたいものは何のかを。
見つけていきませんか?

この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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