自立女性の私。男性から愛される女になれると思っていなかった

中村陽子/心理カウンセラー

男から愛される女性になれるわけない、と思っていた時期がありました。
かなり長い間、思っていた気がします。

自分の女らしさに、ぜんぜん自信がありませんでした。
「私は、女子っぽさで勝負してきたタイプじゃないし」と断言できちゃう感じがありました。

だけど40歳過ぎて初めて、思ったんだと思います。
男性に守られて生きてみたい、と。

それまでは、自分が大黒柱にならなくてはって、思って生きていました。
なんでそこまで頼りがいのある自分でいなきゃいけないと思ってたんだろうって、今は思います。

男性性を使って生きてきた分、女性らしいことにはまったく自信がなかったわけです。
でも、男性性的な生き方も限界に来ていたのが、40歳のころでした。

だから、思ったんだと思います。
私も男性に守られて生きてみたい、と。

その時は、逃げの選択のようにも感じていました。
自分で人生をつくっていく自信がなくなっちゃったから
男性に守られて生きてみたいと思ってるんじゃなかろうかと。

たぶん。そんな一面もあったように思います。
でも、自分で人生をつくっていく自信がなくなっちゃう時期があってもいいし、
それによって、自分の生き方を変えてもいいし、
そこから、もう一度、自分で人生つくっていってもいい。

そのときは、一人で何でもやらなきゃ的な生き方ではなく
誰かと一緒に、助けたり助けてもらったりしながら生きていく。
そんなことができるようになったらいいなと、思うんです。

男性から愛される女性と、
そうでない女性がいるように思ってた

男から愛される女性になれるなんて、思っていなかった時期。
よく聞いていた曲がありました。

奥田民生の『愛のために』です。

ここらへんでそろそろ僕が
その花を咲かせましょう
愛のためにあなたのために
引き受けましょう

という歌詞を聞きながら、

こんなふうに男性から思ってもらえる女性って、世の中にはいるんだよね。
だけど私は、そっち側の女性ではない。
と思っていました。

自分が、男性から愛される女性になれるイメージが
まるでわかなかったのです。

男性から愛され、守られる女性と
そのポジションに入れない女性

そんな二つにカテゴリー分けをしていたような気がします。

だけど、ほんとうは
2つにカテゴリー分けされているのでは、ないんですよね。

男性から愛され、守られる女性は
男性の「女性を愛したい、守りたい」という思いがちゃんと見えていて
それを受け取ることが、できている。

それだけなんです。

自分の男性性で、人と接していませんか?

ひとりの人間の中に、男性性と女性性の両方を持っています。
男性にも女性性はあるし、女性にも男性性はあります。

自立タイプの女性は、自分の男性性を使って社会と接していることが少なくありません。
その分、仕事はそこそこうまくいくことが多いんですね。

けれど
男性性を全面に出して、男性と向き合うと

男の私で、男性と向き合っている

ということになります。

すると
相手の男性は、私に女を感じにくくなるため
守ってあげる対象ではなく、同志的な接し方になるんですね。

また、
男性性多めの自分で社会と接していると
女性性多めの男性が恋愛対象になったりします。

そのため
守ってもらっているという感覚よりは
やさしくしてもらっている感覚を感じることが多くなるかもしれません。

女性性多めの男性とお付き合いして、やさしくしてもらっている状態は
十分愛されていると言えるんですが、残念ながら本人が「愛されている」と実感できていないことも少なくありません。

というのも、相手の男性を軽く扱ってしまい
結果として、相手からの愛情も、軽く扱ってしまうからなんですね……。

女性性を開いていくと、男性の頼りがいも見えてくる

男性から愛され守られるとは、どういうことかというと。
相手の男性性を、ちゃんと見ることができる自分になるということでもあるんですね。

男性性な私と男性が向き合った場合、
ついつい男性性同士で、競争が起こってしまうんです。
そして、「この人頼りない」と感じてしまったりしがちなんですね。

でもこれは、男性性な自分を使って、男性と接しているから起こることなんです。

女性性な私を使って男性性を接するようになれば、ぜんぜん違ってくるんですね。
女性性な私で相手を見たら、男性の頼りがい、男らしいやさしさ、愛情などが見えてくるからです。

そのためにも
自分の女性性を、ちゃんと見つけてあげる。
自分の女性性を、自分自身が大切に扱ってあげる。
自分の女性性を、自分自身が育んであげる。

そうやって女性性を育みながら
「男性性な私」ではなく「女性性な私」で男性と接することができるようになっていくといいんです。

つまり
女性性な私で、男性と接することができるようになっていくと
相手の男性性を感じやすくなるし、
男性の「彼女を守ってあげたいスイッチ」もONになりやすいんです。

男性性と女性性って、相互作用なんです。

女性側が女性性を表現し始めれば
男性側の男性性も高まり、男らしく頼りがいが増していく…。
そんなことも起こるんです。

男性の男らしさ、逞しさ、頼りがい、男性らしい包容力などを引き出していくのも
女性の力なんですね。

男性性多めの女性は、男性性を少なくした方がいいと言っているのでは決してありません。
男性性多めな分だけ、女性性も育んでいける伸びしろがあるということ。
すごーく女性性豊かになれるということなんです。

「私は男性に愛される女性とは違う」と思ってきたのなら
それは、男性性を使ってくることが多かった。
そして、やり方がわからないから男性性で男性と接してきた。
ただ、それだけなんです。

男性性多めの女性は、社会で男性的にやってきた分だけ
自立男性の気持ちをわかってあげられる
んですね。

そこに、女性性が加わったら……
男性にとってとても魅力的な女性になるに違いありません。

きっと豊かな女性性を持っています。
それを開いていきませんか?

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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