山里亮太さんが蒼井優さんの心をつかんだ理由――愛とは、相手をちゃんと見ること
昨日からネットのニュースをにぎわせている
山里亮太さんと蒼井優さんの結婚。
ネットで第一報を目にしたとき、えっ?と思いました。
なぜこの組み合わせなの???
なぜ?が知りたくて、結婚会見を見てみたんです。
そうしたら……感動して、泣きました。
山里亮太さんのこの想いが、蒼井優さんの心をつかんだなって。
そう思って、泣けた場面があったんです。
山ちゃん、めっちゃいい男だなーって。
しみじみ感じた結婚会見。
会見のスタート直後は、「なんか距離あるなー、このふたり」というものでした。
山ちゃんは「蒼井さん」と言うし、一人でしゃべってるし、蒼井優さん話さないし。
ふたりの距離も遠いし、ラブラブな感じもないし……。
だいじょうぶなの?
そんな気持ちにさえなりました。
山ちゃん、だいじょうぶ? 蒼井優さんにすぐ振られちゃうんじゃないのって。
もしかしたら、多くの人が思っていたかもしれません。
けれど、山ちゃんのこの一言で、その流れががらりと変わったんです。
という記者の質問に
誤解されやすい人なのかもしれません、蒼井優さんって。
魔性の女と言われて、いつの間にか定説のようになっていた。
そんな蒼井優さんのことを、わかってくれようとする人が現れた。
噂からくるイメージではなく
彼女そのものを、なんの曇りもなく、見てくれた。
外見のかわいさ、きれいさではなく
彼女そのものを、見てくれた。
こんな眼差しで見てくれる人は、彼女にはいなかったのかもしれない。
そう、感じたんですね。
一番見てほしかった「ほんとに純粋で、おいしいものを食べて笑って、泣きたいときに泣く」そのまんまの彼女を見て、そこが好きだと言ってくれた。
そんな男性、いなかったのかもしれないなって。
彼女のかわいさ、美しさ
女優としてのステイタス
恋多き女というステイタスを見て、
「こんなすごい女を彼女にできた俺」に酔った男性は、いたかもしれません。
だけど、それって彼女のことを、ぜんぜん見てないんですよね……。
「こんなすごい彼女より、すごい俺でいなくては」と思った男性もいたかもしれません。
けれど、それをやればやるほど、彼女を見ることができなくなります。
なぜなら、このときに見ているのは「俺」だから。彼女のことは、見ていないんです。
これは、男女が逆でも成り立つことで。
日常的によく起こってしまうことなんですよね。
だけど、見ているものが「自分」だと、「相手」にさびしさを感じさせてしまうんです……。
もしかしたら、山ちゃんが「すごい俺」「すごくならなきゃいけない俺」の罠にはまらずに蒼井優さんをちゃんと見ることができたのは、
山ちゃん自身が「モテない、等身大の自分」をそのまんま受け入れることを、積み重ねてきたからなのかもしれません。
だから、等身大の相手をみることもできたのかもしれません。
ちゃんと、自分を見ようとしてくれた。
ちゃんと、自分をわかろうとしてくれた。
その想いに、人は心を動かされるのでしょう。
相手をちゃんと見ようとすることは、愛なんです。
ちゃんと見ようとすることは、ダイヤモンドよりもずっとずっと貴重な、かけがえのない愛なんです。
結婚指輪はいらない、といった蒼井優さんの言葉には、もしかしたらそんな思いも込められているのかもしれません。
深読みしすぎですかね。
大好きな人を、ちゃんと見ようとしてますか?
大好きな人を、ちゃんとわかろうとしていますか?
大好きな人を、あなたのまっすぐな思いで、ちゃんと見ようとしてますか?
大好きな人を、飾らないあなたのままで、ちゃんと見ようとしてますか?
それがなによりも、大好きな人へのプレゼントになる。
そんなことを教えてもらえた結婚会見でした。