婚活、結婚したい

「婚活に疲れた、もう嫌~」の裏にある心理

中村陽子/心理カウンセラー
婚活でうまくいかないことが続くと、落ち込みますよね。

「結婚できる相手に、出会えないんじゃないか」
「私は、ダメってことなんじゃないか」
「もうこんな年齢になっちゃったし、いい人なんていないんじゃないか」
そんな思いが、頭をよぎったりします。

 

「婚活に疲れた。嫌だ~。やめたーーーい!」と、大声で叫びたくなったりもしますよね。
なら、叫んじゃいましょう。

はい、ご一緒に。
「もう嫌だ~~~。やめたーーーい!」

 

大きな声で(心の中だけでも大きな声で)叫んでみてくださいね。
「もう嫌だ~~~。やめたーーーい!」

 

少しは、スッキリしましたか?

 

「もう疲れた。嫌だ~。やめたーーーい」を自分だけで抱えている状態は、とてもしんどいものです。
どうせ無理なんじゃないか……という気持ちに、ついつい飲まれそうになりますから。

 

だけど。
「もう嫌だ~~~~~」と叫びたくなるくらい、本当はほしいものなんですよね。

婚活がうまくいかないと
投げ出したくなるわけ

あるシングル女性がこんなことを言っていました。

「婚活がうまくいかないことが続くと、本当に嫌で嫌ですべてを投げ出したくなる。私は好きになる人が手に入らないんだって思うと、本当に嫌で嫌で」と。

何がそんなに嫌なの?と聞くと
「好きな人を愛することができないなら、もう世界なんて終わってしまえと思う……」と。

それを聞いていて、しみじみ思いました。
どれだけ、男性を愛したいと思ってるんだろうと。

こんなに愛情深い女性に選ばれる未来のパートナーは、
本当に幸せ者だと思いませんか?

ほんとは誰かを愛したい!

この心理。
みなさんの中にも、ありませんか?

うまくいかない!!!!!
あれがうまくいかない、これがダメ
という気持ちの奥の奥まで見ていくと…
ほんとうは、ありますよね。

誰かを愛したいという気持ち。

カウンセリングでも、「うまくいかない、私は好かれないんだ…」というお話をしながらも
その奥の「誰かを愛したい気持ちがこんなにもある」ということに気づくと、
パーッと表情が変わるんです。とても女性的でやさしい顔になって、輝き始めるんです。


婚活がうまくいかないことの何が嫌かというと…

私の愛情を注げる人がいないのが、嫌なのよ~~~。
って、ことですよね。
そのくらい愛情タンクが満タンで、それを使えないのがつらいんですよね。

だから、もし正しく叫ぶとしたら、こうなります。
(心の中で、一緒に叫んでみてくださいね)

 

私の愛情があり余っちゃっているのが、しんどいのよ~~~。
私の愛情を注げる相手が、ほしいのよ~~~~。

 

どうですか? 
スッキリしませんか?

 

何がつらいって、
愛情を注げないで持て余してることほど、つらいものはないわけです。

そのくらい、愛情深いということなんですけどね。
そのくらい、男性を愛したい心をいーっぱい持ってるってことなんですけどね。

 

愛したい心をいっぱい持っているからこそ、悩むんです。
「あー、うまくできないよーーーー」って。

 

婚活がうまくいかない。
恋愛がうまくいかない。
パートナーシップがうまくいかない……。

 

一人で悩んでいると、<悶々>が詰まってしまいます。
そして、うっかり、自分にダメ出しをしてしまいます。
こんな私だから、うまくいかないんだ……。
でも、「こんな私だから、うまくいかない」は、誤解なんです。

 

ほんとうは、愛したい誰かのために悩んでるんですよね。

 

その愛したい誰かのために、「うまくいかない悩み」をご一緒に超えていきませんか?
その向こうに見えるのは、
「私って、実はこんなにもいい女だったんだ」という本来の姿にちがいありません。
この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。 30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。 ツイッター@nakamurayoko70
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