やりたいことがわからない。自分を活かせないのが辛いんです

中村陽子/心理カウンセラー

いまの自分は、やりたいことができていない気がしていて辛いんです。
とはいえ、何がやりたいのかと聞かれると、答えられないんです…。
でもなんかこう、今の状態は違うって感じがするんです。

昔はもっと、やりがいを感じて仕事ができていたはずなのに。
いまは、だめなんです。

自分を活かせていない。やりがいを感じない。
ただ時間ばかりが過ぎていって、
このままずっとこの状態から抜けられないんじゃないかと思うと。
それが辛いんです。
***

そんなご相談をとてもよく伺います。
「今の自分の状態に、満足できない」っていう感じなんですよね。
自分を活かせていないと感じているということは、エネルギーが余っちゃってるということでもあります。
熱い情熱の持ち主とも言えるんですよね。

自分の情熱の出所がなくて、詰まっちゃっている。
それが、しんどい。

たくさんのエネルギーを持ってるのに、詰まっちゃってたら、大変です。
うーー、なんかくるしい~って。思いますよね。

エネルギーが余ってるのに、向かわせる先がわからない。
その状況を変える切り札――。
それが、「やりたいこと」なんじゃないか。
そう感じているわけです。

でも「やりたいこと」が見つかったら、いっきに状況が一変するというわけでもないんです。
新しく「これだ!」というやりたいことが見つかったら、
人生が大転換するわけでもないんです。

やりたいことって、意外と地道なものなんです。
目の前のことに自分なりに面白がって取り組んでいたら、
結果としてそれが「やりたいこと」になった。
そんなケースも、いーっぱいあるんですね。

実は、やりたいことに近づくカギって
目の前のことに取り組むときに、
自分なりのエッセンスを入れ込んでいくことにあったりします。

「私だからこそ、面白がってできることってあるんじゃないかな」
「私だからこそ、周りの人たち(お客さん)に提供したいことってあるんじゃないかな」
「私だからこそ、生み出せる価値ってあるんじゃないかな」
という視点を加えていくんです。

毎日の取り組みの中に、自分らしさのエッセンスを加えることで
「自分はこういうことをしているのが、面白いんだ」
「自分はこういうことに、喜びを感じるんだ」
という感覚も、どんどん磨かれていきます。

たとえば事務仕事であっても
「営業の人たちのために、こういうところを工夫して仕事をやりやすくした」
(私は、最前線で頑張る人たちを応援するのが楽しいんだな)
など、自分のエッセンスを加えられることを見つけてみるんです。

目の前のことにどう取り組むか――。

仕事でも、家庭生活でも、友達との関係でも、パートナーシップでも、なんでも。

いま、自分の手元にあるものへの取り組み方を変えるだけでも
自分は何が好きで、
どんなことにやりがいを感じられて、
自分をこんなふうに活かしたいんだ
というものが、見えてきたりするんですね。

やりたいことや、やりがいって
毎日の積み重ねの中で、育てていくものだったりするんです。

もし、心が疲弊しているなら……

とはいえ。
いま、目の前のことをやりながら、疲弊しているとしたら。
義務感や役割で、それらをしているのかもしれません。

・〇〇しなくてはいけない
・△△なんだから、〇〇しなくては
・××したら、何か言われちゃうんじゃないか
・××してはいけない

こんな気持ちに、追われていませんか?

これらを動機にしていると、自分のやることが義務感・役割ベースになります。
すると、心がどんどん疲弊していってしまうんですね。

義務感・役割で何かをしていても、楽しくないんです。
面白さや喜びも、感じられません。
それでも、「やらなきゃいけないから」という理由でやっていると
ガス欠になってしまうんですね。

もし、心当たりがあるのなら
「〇〇しなくてはいけないから、している」
という思い込みのブロックを探して、外していくといいんです。

そして。
面白い、楽しい、好き、ワクワクするという感覚を取り戻していきます。

疲弊しているときって、
楽しい、面白い、思わず熱中しちゃうなどの感覚を忘れてしまっているんですよね。
だから、それらを取り戻していくんです。

ちょっとでもやってみたいことに、どんどん手を出してみるんです。
・ハイキング
・神社巡り
・ホテルでアフタヌーンティ
・ずっと行ってみたいと思ってた場所に、思い切って行ってみる
・本屋さんに行って、気になる本を手に取ってみる
・ちょっとでも気になるセミナーに行ってみる
・カウンセリングを受けてみる
etc…

ちょっとでもやってみたいこと、
気になることにどんどん手を出していくんです。
これは、「やりたいことをやる許可を出す」というレッスンでもあります。

やっていくうちに
「こういうのは、あんまり面白いって思えないんだな」
「こういうのは、面白いな。もっとやりたいな」
という感覚が出てきます。

何が好きで、何が面白いと感じるのかが
だんだん、わかってくるんですね。

楽しいな~、面白いな~、なんか気分がいいな~。
そんな感覚も、自分のものになっていきます。

さらに余裕があれば、
自分の普段の生活の中で、実は面白い、楽しいと思ってやっていることは何か。
自分の子どものころに、何に喜びを感じていたか、何に価値を見ていたのか
なども掘り下げていくといいでしょう。

そして
・誰のために何ができたら、楽しそうだなと思うのか
・誰のために何を与えられたら、心が満足するのか
ということまで見えてくると……

自分のやっていることに
「そうそう、私はこれがやりたくて、やってるのよ~」と思えるようになるでしょう。

「これがやりたくて」は、何でもいいんです。
仕事かもしれないし、家庭を作ることかもしれないし。
パートナーを応援することかもしれません。

「私はこれがやりたくて、やってるのよ~」という感覚を持ちながら
自分のエネルギーを注いでいけたら、
いきいきとした毎日が送れますよね。

そんな感覚を手に入れるまで、
ちょっとステップを踏む必要があるかもしれないけれど。
きっと手に入るはず。

心からほしいと思ったものって、手に入るものだから。
いきいきとした生き方を手にすることが、できますように~。

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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