亡くなったお父さんへの想いを思い出したら、お父さんと出会えました
カウンセリングの感想をいただきました!
亡くなったお父さんからのメッセージだ
と思いました
おはようございます。
オンラインセッションを受けさせていただいたSです。
カウンセリングのお礼のメッセージを送ろうと思いながらも、一週間経ってしまいました……遅いご連絡になってしまい、すみません。
中村さんに父との話を掘り下げていただけて、亡くなった父を家族だと認めることが出来て本当に良かったです。
保険会社からの手紙を見返して、受け取るはずだった保険金のこと、素直に受け取ってみようという気持ちになりました。
(物理的には無理でも、心の中で)
セッションの後は父が側にいるような気がして、父とやりたいことや、買って欲しい物がどんどん浮かんでくるので、1つずつ実現させてみたりして、この一週間とても楽しく過ごせました。
聞かせられなかったサックスも、父のために演奏することができました。
(今まで自分の演奏は悲しい曲が悲しく聞こえない、表現力が足りない、と思っていましたが、そういったネガティブな気持ちを抑え込んできたからかもしれないなぁとふと気づいたりして、嬉しかったです)
それと
自分の誕生日祝い+父への献花として花を買いに行ったのですが、行きしなに氏神様に「父に会いたいです」と叶うわけないお願いをしてみたんです。
そしたら花を買った帰り道、たまたま吸い込まれるように入ったお寺で、お釈迦様の最後の姿?の像に出会いました。
なんだか父からのメッセージに思えて、自分の中の父に対するイメージが本当に変わったんだなと実感して嬉しかったです。
(鶴が乗ってて笑っちゃいますが)
お釈迦様に会った瞬間、「お父さんだ!!」って思って、凄く嬉しかったので共有しちゃいました。お父さんは穏やかに過ごしている、と思いました。
きっと今までもこっそり見守っててくれたんだろうな~っていう思考に変わったことが、本当に不思議で面白いです。
今は楽しいことで頭がいっぱいですが、また落ち着いたらオンラインセッションをお願いしたいです。
たくさん泣いて、自分の気持ちを見つけて吐き出して、父の気持ちになって考えてみて、凄く疲れましたが、終わってからこんなに自分の中に変化が生まれるとは驚きの連続です。
優しく話を聞いてくれて、楽しくお話していただき本当にありがとうございました!
勇気を出して中村さんにカウンセリングをお願いして、本当に良かったなぁと心から思います。
また予約させていただきたいと思いますので、今後もどうぞ宜しくお願い致します。
(Sさん/35歳・女性)
感想いただき、ありがとうございます。
いただいたメッセージを読んで、私も泣けました〜。
Sさんのお父さんを感じることができた、お父さんとつながれたうれしさが伝わってきて。
いまも、読み返して泣けます〜。
Sさんがいらっしゃった、ちょうど3、4日前に、
Sさんと同じようなかたちで、お父さんを亡くされた方がいらっしゃって。
セッションの中でお父さんとつながったのをとても喜んでいらっしゃったんです。
だから、今回Sさんがセッションに来られたのも、Sさんのお父さんが連れてきてくださったのかなと。そんなふうに勝手に思ったりしていました。
Sさんのお悩みは
「自分の中に、結婚とかのビジョンはない。
子供ほしいとか、そんなにない。
恋愛しても、短期間で別れちゃうから。恋愛をさぼって、フリーを楽しんでいた。
だけど、趣味だけ楽しんで過ごす生き方で、いいのかなとも思って」
というものでした。
伺ってみると
Sさんが子どもの頃に両親が離婚。
お母さん、妹、おばあちゃんと女だけの家族で育ってきたそうでした。
ずっとお父さんがいないまま過ごしてきた。
連絡を取ったこともありませんでした。
ずっとお父さんがいないことがコンプレックスだったといいます。
Sさんが高校生の頃、1回だけ、お父さんから電話をもらったことがあったそうです。だけど、お母さんに途中で気づかれて、切ることになった。
そして、その次の知らせは
Sさんが社会人になってから、生命保険会社からの通知でした。
お父さんが亡くなったのを、その通知で知ったそうです。
その保険金はわずかなもので、結局そのときは受け取らなかったそうでした。
わずかばかりの保険金。
それを娘に残した意味があるとしたら、なんだろう。
お父さんから電話がかかってきたときに、サックスがほしいと言ったからかな。
お父さんが伝えようとしてくれたこと。
それを、カウンセリングの中で見つけていかれたんですね。
子どもの頃、両親の離婚のあと
閉じ込めていたお父さんへの想い
両親が離婚したあと。
お母さんの前で、一切お父さんの話をしたことがない。
そんなお話を、カウンセリングではよく伺います。
お父さんのこと話したら、お母さん嫌だろうな。
子ども心にお母さんに気を遣っているうちに、お父さんへの想いを心の奥に押し込めてしまうんです。
お父さん、どうしてるかな。
会いたいな。
そんな想いを、心の奥に押し込めてしまうんです。
押し込めているうちに、そんな気持ちがあったこともわからなくなって。
「どうしてうちにはお父さんがいないんだ」という怒りになることも、あります。
自分の気持ちを抑えると、
怒りに、なっちゃうんです。
そして、大人になってから恋愛のシーンで
彼に自分の気持ちを伝えられない。
伝える代わりに「どうしてわかってくれないの!」と怒ってしまう。
そんなかたちで現れることもあります。
だけど、それもしょうがないんです。
だって、「お父さんへの気持ちを持つこと」を押さえ込まなきゃと
子ども心に、思ってしまったのだから。
言えなくなっちゃってる気持ちは
「見つけて欲しい」って、なっちゃうんです。
「(自分からは言えないから)察してよ」って、なっちゃうんです。
だから、恋愛のシーンでも「見つけて欲しい」ってなっちゃうことがあるんです。
カウンセリングで、お父さんのことを話すことで
ずっと封印していた「お父さんへの気持ち」と、つながれた。
閉じ込めて、自分でも見えなくなっちゃっていた気持ち。
お父さんへの気持ちーー。
お父さんと話したいし、お父さんがどんな人なのか話をしたい。
自分のことも知ってもらいたいなと思う。
会えることなら、また会いたい。
怒りで押さえ込んで、見えなくなってしまっていた気持ちは、
お父さんを想う気持ちだったのです。
セッションが終わったあと、Sさんはこんなふうに言っていました。
お父さんが嫌いだった気持ちが、なくなりました。
いままではお父さんは、家族じゃなかったけど。
お父さんが家族になりました。
ずっと抑えていたお父さんへの想いとつながれた。
そしたら、お父さんからの想いも受け取れた。
お父さんと、愛でつながり直した。
お父さんへの想いを閉じ込めなくてはいけなかった人が
お父さんへの想い、お父さんが好きだったことを思い出すと
そこからスルスルスルッと、パートナーシップに向かっていくこと。
実はけっこう、多いんです。
Sさんのこれからが、楽しみです。
また、お話聞かせてくださいね。