恋愛心理学

離婚したいと言われたとき、女神性で夫を愛するということ

夫から、離婚したいと言われた……。
そんなご相談を、とてもよくいただきます。

「もう別れたほうがいいんじゃないか」

そんな言葉が、夫の口から出た瞬間、
あまりに突然のことすぎて、天と地がひっくり返ったかのような感覚になったりします。

しかも……
離婚したいと言った夫は、昨日までとはまるで別人のよう。

突然、冷たくなってしまった。
突然、自分の殻に閉じこもってしまった。

しゃべるな、触れるな、オレにかかわるな……。
そんなことまで言われてしまうことも、あるかもしれません。

そんな夫の態度にどうすればいいのかわからず、パニックになることも。
だって、彼があまりに変わってしまったように思えるから。

「なんでそんなこと言うの」と泣いたり
「急にそんなこと言うなんて」と責めたり

そんなことも、してしまったりしますよね……。

それもこれも、
なんとか元の夫に戻ってもらいたい一心です。

だけど、
「どうすれば元の彼に戻ってもらえるの!」と必死になればなるほど
夫の心が離れていくように感じて、不安に飲み込まれそうになったりします。

さらに、女の影までチラついたりしたときには
もう、どうしていいかわからない。

もし今、真っ只中にいるとしたら
ほんとうに、つらい思いをされていると思うのです。

そんなつらい気持ちを抱えながらも、
「なんとか夫との関係を修復したい」と
カウンセリングにきてくださる方の話を伺いながら、よく思うんです。

こんなにもしんどい気持ちを抱えながらも、一生懸命この状況に向き合おうとしているのは
ダンナさんを想う気持ちが、それだけたくさんあるからなんだなって。

離婚したいと言われたショックや怒りや悲しみやつらさで……
気持ちがグチャグチャながらも
話の中で出てくる言葉は、
ダンナさんを想う気持ちだったりするんです。

「もう、私のこと好きじゃなくなっちゃったんじゃないかと。
それが悲しくて悲しくて」

そんな思いの中に見えてくるのは、
「そのくらい、彼がやっぱり好き」という気持ちです。

さらにさらに話を伺っていくと。
見えてきたりするんです。

彼を想う深い愛情が――。

この「彼を想う深い愛情」こそ
離婚のピンチを乗り越えるカギだったり、するんですね。

ショックや怒りや悲しみやつらさで、いっぱいいっぱいになりながらも
関係を修復したいと思うことができているのは
彼を想う深い愛情があるから、なのではないでしょうか。

彼とどうして付き合うことになったんですか?
彼とどうしてこれまで一緒にやってきたんですか?

そう伺ってみると
「彼を幸せにしてあげたいって思ったんです」とか
「彼の孤独をなんとかしてあげたかったんです」とか。

そんな言葉が、出てくるんですね。

この彼を想う深い愛情を
「女神性(めがみせい)」と呼んでいます。

彼を受け入れてあげたい。
彼を元気にしてあげたい。
彼をやさしく包んであげたい。
彼にやすらぎを感じさせてあげたい。
彼の味方でいてあげたい、支えてあげたい。

そんなマリアさまのような母性です。
こんな想いを彼に対して、いっぱい持ってるんですよね。

これは、見返りを求めない愛です。
ただただ純粋な彼への愛情です。
あなたはそれを、いっぱい持っているんですよね。

そのことに、まずは気づいていただきたいんです。
そこに気づくと、何かがきっと変わり始めます。

夫から離婚したい言われてからというもの
私の何が悪かったんだろう
私の何が足りなかったんだろう
夫にこんな思いをさせちゃったからだ……と

いっぱいいっぱい、考えてきたのではないかと思うのです。

四六時中
「私がいけなかったんだ」と自分を責め続けてきたのではないでしょうか。
食事も喉を通らなくなるほどに。

だからこそ、気づいてほしいんです。
あなたの中の、彼を想う深い愛情に。
「そっか、こんなにも彼のことを想っていたんだ。私は」ということに。

もしかしたら……
離婚のピンチ以前は
女神性を、うまく使えていなかったのかもしれません。

だけど
この離婚のピンチは、
女神性を彼にもっと与えられるようになるために訪れたのかもしれない――。

そんなふうに思えるようになると、
いまのしんどい状況の中に、きっと光が見えてきます。
「もしかしたら、いけるかもしれない」という感覚を感じるかもしれません。

相手は、一筋縄ではいかなかったりします。
「もう、やっぱりだめかもしれない」という気持ちにも、なるかもしれません。
なりますよね。
そんな気持ちになって、当たり前だと思うんです。

だからこそ
「愛されいる私」も呼び起こしていただきたいんです。

自分自身ともいっぱい向き合う中で
「自分が愛されるわけがない、って思っていた」という気づきを得るかもしれません。
だけど、自分と向き合い続ける中で「それでも、やっぱり愛されていいんだ、私」
「自分はそもそも愛される存在だった」という感覚に出会っていく。

ある意味で、自分自身が生まれ変わるようなプロセスになるかもしれません。
すると、この感覚があなたを大きく支えてくれます。

そして
「彼を愛したい。彼にやすらぎを与えたい」と思い続ける。

「どうすれば、元の彼に戻ってくれるの?」ではなく
いまの彼を見るんです。

彼が変わってさえくれれば、を超えて
いまの彼の心をそのまま見ようとするんです。

これができるようになると、気持ちの浮き沈みがなくなっていきます。
どうすれば、元の彼に戻ってくれるんだろうと思い続けることが
実は、いちばんつらいことだからです。

この関係を握っているのは彼次第。
自分にはどうにもできない。
その状況が、底なし沼のようにつらいのです。

だから、底なし沼から脱出して
自分ができることをしていくのがカギなんです。
そのひとつが、女神性で彼を愛するということ。

夫の冷たい態度に、「もう無理かも」と何度も思うかもしれません。
でも、そのたびに女神性で彼を見てみようとチャレンジしてみる。

彼の孤独な心の内側を理解してみたい
彼のことをちゃんと理解したい
そのままの彼を見たい
その彼を信じて、勇気づける私になりたい――と思ってみるんです。
それが、女神の視点です。

そもそも。
いま、つらい思いをしながらも彼との問題に向き合おうとしていること自体
彼への深い愛情があるということ。
ただただ、頭が下がります。
ほんとうに、すごいことをしているんです、いま。
(そのことに、どうか気づいてくださいね)

それだけの大きな深い愛情を持っているからこそ
あとは、女神性で彼を愛するレッスンをやり続けてみるんです。
彼との間で。

「彼を愛したい自分」と出会うたびに
「私って、こんなにも愛情深い女性だったんだ」と
気づいていただきたいと思うのです。何度でも。

女神性で彼を愛することを覚えたとき
きっとおまけもついてきます。

自分のことを以前よりずっと
「私、いい女かも」と思えるというおまけです。
(ほんとうに、あなたはすごいんですよ)

どうか、一人でがんばらないでくださいね。
しんどいとき、迷ったとき、腹が立ったとき、どうしようと思うとき――
いつでも私たちカウンセラーにお話聞かせてくださいね。
一緒に伴走させていただきますから。

おふたりの幸せへの歩みを心から応援しています。

ABOUT ME
中村陽子/心理カウンセラー
カウンセリングサービス所属。これまで3500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りがあるなど、女性の生き方にまつわるお悩みや、人生やり直したい、人生に諦め感がある、何がやりたいのかわからないなど自己実現にまつわるお悩みを数多くお伺いしています。元女性誌編集者としても1万人超の働く女性のお悩みの調査もしてきました。 一人ひとりが自分らしい生き方をしていけるようにお手伝いしています。 「このままでいいのかなと、もやもやする…」そんなときは電話カウンセリング(45分間)もお試しくださいね。 ツイッターでも幸せをつかむマインドづくりのコツつぶやいてます@nakamurayoko70
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