自己肯定感が低いからって、自分にダメなところがあるわけじゃない
「自己肯定感が低い」=自分には足りないところ、ダメなところがある
という誤解です。
「自己肯定感が低いのは、自分にダメなところがあるからだ」
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この考え方そのものが、誤解なんです。
どういう意味?
自己肯定感とは、自分についてのイメージのことです。
「自分って、なかなかやるよね」というイメージを持っている=自己肯定感が高い
「自分って、いいところも、よくないところもある。でもOK」と思っている=自己肯定感が高い
なんとなく、伝わりますか?
「自分が自分について、どう思っているか」次第で、自己肯定感が「高く」なったり、「低く」なったりするのです。
自己肯定感が低い=自分で自分について「こんな自分じゃダメなのよね」と思っている状態
つまり。
自分に何かが足りない、自分の何かがよくない……わけではなくて。
自分が自分について、「こんな自分じゃダメなのよね」と思っているだけなんです。
なんとなく、伝わりますか?
だけど。
自己肯定感が低いと聞くと「自分にはダメなところがあるってことだ」「自分には価値がないってことだ」と思ってしまいがちですよね。
これは
ダメなところが「ある」と、信じ切っている状態。
自分には価値が「ない」と、信じ切っている状態。
なので。
自己肯定感を高めていくには、この信じ切っている状態。
つまり「考え方」「感じ方」を変えていくといいですよ~ということなんです。
「自分には価値がない」「こんな自分じゃ好きになってもらえない」「こんな自分じゃ役に立たない」という考え方、感じ方、捉え方を変えていくと、どんどんラクになっていきます。
「自分には価値がない」「こんな自分じゃ好きになってもらえない」「こんな自分じゃ役に立たない」という考え方、感じ方、捉え方そのものが、誤解なんです。自分についての間違った認識なんです。
「誤解した状態」を信じちゃってるんですね。
だけど
この考え方、感じ方、捉え方が土台にあると
「私なんて、どうせ〇〇」と、いろんなことを自分で諦めちゃう罠に、ハマっちゃいやすいんです。
実は手を伸ばせば、ほしいものがぜんぜん手に入るのに
「私なんて、どうせ〇〇」と、手を伸ばす前に諦めちゃったりしてるんです。
もったいないですよね
それが――。
「こんな自分は愛される」「こんな自分は役に立っても、立たなくても、周りに受け入れてもらえる」「それが自分には価値があるという感覚」――というふうに考え方、感じ方、捉え方が変わると。
恋愛もパートナーシップも仕事も生き方も……。
なんかどんどん、うまくいくようになるんです。
「あ。こんな私でも愛されてた」
「あ。こんな私でも受け入れてもらってた」
「あ。失敗してもぜんぜん許してもらえてた」
と、感じられるようになると、手を伸ばしやすくなるんです。いろんなことに。
「こんな私じゃ、好かれない。愛されない」と思ったら、婚活だって二の足踏んじゃうし、友達になりたい人がいたって声かけられないし、仲良くなりたいと思っても「でも無理だよね(こんな私じゃダメだよね)」と何もする前から諦めちゃう。
感覚が変わると(自己肯定感が低い状態から抜け出すと)
「私を受け入れてもらえる前提」で、人と接することができたりするんです
「私に会いたいでしょ。テヘ」「私と一緒にいると楽しいでしょ。ふふ」という前提で、彼とお付き合いできたり。
「私のこと受け入れてくれる人ですよね」という前提で、「ランチ、行きましょう」と同僚に声をかけたり。
「私のこと、入れてくれますよね」という前提で、転職に応募できたり。
つまり、「やる前に諦めモード」から「自分から手を伸ばすモード」に、変わっていけるんです。
手を伸ばす回数が、ぐんと増えるので。
手に入るものが増えていくんです
すてきでやさしい彼
夫とのラブラブな関係
何でも話せる友達
同僚との気さくなランチ
やりがいがある仕事
とか
どうです? なんか、楽しそうでしょ。
その第一歩は、「自分なんて価値がない」「こんな自分じゃ愛されない」と思ってしまった誤解を解いていくこと。
どこで自分にマークをつけちゃったんだろう。
それを探していくことなんです。