婚活、結婚したい

いま、やっぱり誰かと生きていきたい想いを大切にする

中村陽子/心理カウンセラー

やっぱりパートナーがほしい。
コロナの影響の強い今、「やっぱり誰かと一緒にいたい」という想いが高まっているのを感じます。
「一緒に生きていける大切な誰かがほしい」という想いから、パートナーに出会いたい熱が高まっているようなんですね。

また、非常時はふだんは押し込めていた想いが心の奥から上がってくることも多いようです。

「ほんとうにほしいもの」は何ですか?

「もう、パートナーを持つのを諦めた」
そんな毎日を送っていた人も、「もしこのまま人生が終わってしまったら」とふと思ったことをきっかけに、「パートナーを持たないまま、人生を終わらせるわけにはいかない!」と思ったりすること、ほんとに多いみたいなんですね。

カウンセリングでも、「なんとなく、このままでいいのかなと思って」と電話をかけてきてくれた方が、「やっぱり私、パートナーがほしいみたい。このまま、ひとりのまま人生を終えるわけにはいかないって気持ちがあるみたいです」という話になること、最近とても多いんです。

コロナの影響で、諦めていたもの、ムリなんじゃないかと思っていたものが揺り動かされている……。
そんなふうに感じるんですね。

諦めの状態って、ほしいものに蓋をしている状態なんです。
それが、コロナの影響で、その蓋が開いた。
「やっぱり私は、誰かに一緒にいたい」と。
自分がほしいものが、心の奥から湧きあがってきているようです。

ほしいものを手にするために
自分の心を見つめ直す

ほんとうは誰かと一緒にいたいのに、いまパートナーがいないとしたら、なんらかの理由があることが多いんですね。

それは、結婚=苦労するみたいなイメージを子どものころに持ってしまったのかもしれないし。
自分の好きな人に近づいたら、迷惑をかけちゃうんじゃないかという気持ちを持っているのかもしれないし。
昔の大失恋や離婚が心のどこかにまだ残っていて、誰かと本気で付き合うことが怖いのかもしれないし。

なんらかの理由が、あったりするんです。
それでも、コロナのおかげで「このまま、ひとりのまま終わるわけにはいかない!」と思い、自分の心の中のパターンを見つけて、それを超えてみたい、幸せなパートナーシップを手にできるようになりたいと、自分を見つめ直すことに取り組み始めた人、ほんとうに多いんです。

昔からの思い込みを手放して
ほしいものを手にする

いま、変化の時期なんですね。
変化の時期って、自分の中にあるネガティブな思いが潜在意識から表面に上がって来やすい時期でもあります。
だけどそれは、ネガティブな思いを手放すチャンスでもあるということなんです。
古い思い込みを手放すことで「新しい、いいもの」を入れる余地ができるんです。

最近、ツイッターを見ていて「彼ができました!」「結婚しました!」というツイートをけっこう見るんですね。
自粛モードに入ってからの「彼氏できました!」「結婚しました!」をけっこう見てます。すごいと思いませんか?

そのくらい、いま、「誰かと一緒にいること」「ともに生きること」を多くの人が望んでいるということなんだと思います。

もし、心のどこかに「私もやっぱり誰かと生きていきたいのかもしれない」という気持ちがあるような気がするなら。
自分の気持ちの中にあるフタを、開いてみませんか。
今この時期を、これまでの生き方を変えるチャンスにしてみませんか?

この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。 30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。 ツイッター@nakamurayoko70
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