人生後悔ばかり……自分には何もないと思っているなら

中村陽子/心理カウンセラー
「どうせ無理…」を「できる」に変えて
人生の転機にしませんか?このキャッチコピーは、私自身の体験が元になっています。

いままで、何やってたんだろう。
こんな年になっちゃって。
もう、いまさら、どうしようもない……。

そんな思いをしたことが、人生の中で何度かあったからでした。
◇ ◇ ◇

40歳を過ぎたころ、「あ~、私の人生、詰んじゃった……」とすべてのやる気を失った時期がありました。

何もないじゃん! 私には……。

と、それはそれは、真っ暗な気分になっていたものです。

子どもいないし
ダンナいないし
仕事してないし……

同級生や元の職場の人たちと自分を比べて
なーんもないじゃん!
と、思っていたわけです。

だって。
みんな、結婚してるし。
子どもいるし。
家も持ってるし。
仕事してる人は、ダブルインカム、リッチだし……。

それに比べて、私には何もな――――い!

あ――。
私の人生、何だったんだ。

30代、仕事優先だったからこうなったの?
ならば、せめて会社でいいポジションについていたっていいのに。
だけど、会社勤めさえ、できてないし。
てか、仕事してないし。

私の人生、間違った。
もっと早い時期に、気づいておくべきだった。
大事なのは、結婚だった。子どもを持つことだった。

私生活、まるでダメ。
仕事も、ぜんぜんダメ。
ダメダメじゃん。

いったい、これまでなにやってたんだ、私。

終わった……。
これから何のために、生きて行けばいいのかわからない――。

自分の人生を丸ごと否定して
人生を諦めかけていたのです。

◇ ◇ ◇

あれから7年。
当時より、さらに7歳年を取りました。
いま、元気です。

人生、終わったなんて、ぜーんぜん思わないし。
結婚だって、これからするつもりだし。
やりたいことをやって、これから一花咲かせるし

なんなら、ウエディングドレスだって、着ますよ(キッパリ)。

わたしの人生、いよいよこれからだ―――と、本気で思っているわけです。

7年前と、同じ部屋に同じ家賃を払って住んでます。
部屋の様子も、食べるものも、ほとんど変わっていません。
顔のシワはたぶん増えているはずですが、以前よりぜんぜん気になりません。

7年前といま、何が違うのか。

7年前は、「ないもの」に意識を向けて、嘆いていました。
いまは、「あるもの」に意識を向けて、満足しています。

7年前は、「過去」に意識を向けて、取り返しがつかないと嘆いていました。
いまは、いまに意識を向けて、楽しんでいます。

7年前は、「もう無理、いまさらできない」とすべてについて思ってました。
いまは、「これからまだまだできる。人生これから」と思っています。

その違いです。

「ないもの」に意識を向けると、「私の人生、間違えた」「もうだめだ」「私、だめだめだ」……
と負のスパイラルに陥りやすくなります。

「あるもの」に意識を向けると、「これまでも、楽しいことをいろいろしてきたな」「私は人に恵まれてるな。だからいままでやって来られたんだな」「小さな楽しみを見出せる自分って、なかなかいいよね」と、いまの自分にOKを出しやすくなります。

ひいては、「これから先、いいことが起るはず」と自分の人生に期待を抱けるようにもなるのです。

◇ ◇ ◇

ずっと一人で頑張ってきて、誰にも頼ったりできなくて、人生が行き詰ってしまうこと。
ありますよね。

すべてを諦めたくなることだって、ありますよね。

そんなとき。
電話をかけてみて、いただきたいんです。

いま、一人では、自分の未来を描けないかもしれません。
どうせ無理……という思いに、飲み込まれているのかもしれません。

だけど、あなたの中にきっとあるはずなんです。

本当は、
こんな生活がしたい
こんな生き方がしたい
こんなことがやりたい
こんな人と一緒にいたい

それらを一緒に探しませんか?

「どうせ無理」に飲み込まれてしまそうになっても、代わりに私が問い続けます。

「あなたのほしい生活、どんな生活でしたでしょうか?」
「あなたのやりたいこと、こんなことでしたよね」

それらを手に入れましょうよ。と、隣りで応援し続けます。

「大丈夫。できますよ」
何度でも、何度でも、言います。

自分一人でできないときは、人の手を借りる。
自分で自分を信じられないときは、代わりに誰かに信じてもらう。

これ、とっても大事なんです。
ひとりでは抜けられないトンネルも、二人なら抜けられる。
私が一緒に伴走します。

お話を聞かせてくださいね。

この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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