恋愛心理学

音信不通のパターンだったのは、「自分の気持ち」を言えなかったから

中村陽子/心理カウンセラー

今週、うれしい報告がありました。

メールで失礼いたします。

4月以降マッチングアプリを再開し
メッセージをやりとりしていた方とゴールデンウィークに会い
お付き合いを始めることになりました。

5月3日に初めて会い、5日にもう一度会ったとき「お付き合いしてみませんか?」と言われ、OKしました。(笑)
あまりにも早い展開に笑っちゃうくらい自分でも正直びっくりしています。

私は、彼と初めて会ったときから(メッセージの段階から?)
安心感や心地よさ、お互いの波長テンポ、会話の相性の良さ、趣味の一致など、手応えみたいものを感じています。

まだ始まったばかりで先のことは何もわかりませんが(汗)
温かく見守っていただきますと幸いです。

陽子さんには
どれだけ感謝してもしきれないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。

いつも音信不通・フェードアウトされる私

R子さん(40歳)は、もともと
お付き合いしても、彼から音信不通・フェードアウトされてしまうパターンを繰り返していた人でした。

3年前に「一緒にいて気が合う」と思えた彼と音信不通になってから
恋愛・婚活から、離れていました。
「やっぱり私には、無理なんだ」と感じていたから。

そんなR子さんは、当初、個人セッションに来られました。
3、4回カウンセリングをしたものの、とても苦しそうだったんです。

それは、なぜかーー。
R子さんができなかったこと。
それは「自分の気持ちを表に出すこと」ができなかったから。

そして「自分の気持ちを表に出せないこと」が
音信不通・フェードアウトされてしまう原因でもあったのです。

R子さんは個人セッションで
「本当はどうしたいんですか?」
「そのとき、どう思ったんですか?」と聞かれても
答えられませんでした。
うまく言葉が出てこないんです。

だから1対1は、R子さんにとってはしんどかったと思います。

そんなR子さんは、昨年10月にアカデミーに参加しました。

アカデミーの中で、
ほかの参加の話を聞いたり、ときにはほかの参加者の話に涙したりしながら
いろんなテーマに向き合っていきました。

ほかの参加者の話を聞いたりする中で
R子さんの心の中にあるものが、だんだんと浮かび上がってきたんです。

子どもの頃から
自分の気持ちを抑えるようになったわけ

R子さんのお母さんは、とても過干渉でよく怒る人でした。
子どもの頃、R子さんがお母さんにとって想定外のことをすると、すごい剣幕の声が飛んできました。

お母さんは心配性で過干渉だったため
R子さんが「自分の意思」「自分の気持ち」で動こうとすると
「なんでそんなことするの!」と声が飛んできた。

お母さんに怒られたのは、自分が悪いからなんだ。
お母さんの機嫌が悪くならないようにしなくちゃ。
子どもって、そう思うものです。

お姉ちゃんが怒られている姿もよく目にしていた分だけ
R子さんは、「お母さんの機嫌を悪くしないように」と思うようになりました。

そして、知らず知らずのうちに
「自分の気持ちを抑えること」が当たり前になったのです。

過干渉のお母さんの元で育つと
人と近づく=また自分の中に踏み込まれてしまう

という感覚も持つことが多いんです。

過干渉のお母さんが、あれこれ干渉してきた(そして自分を抑えるようになった)
それと同じことが、また起こるんじゃないか。

そんなふうにも、感じやすいんですね。
これが「結婚を遠ざける心のからまり」になっていることも、多いんです。

もうひとつ、R子さんの背景に影響を与えていたことがありました。
それは、R子さんが生まれる前、お姉ちゃんが乳幼児期に亡くなっていたことでした。

生まれる前のことが、まさか自分の生き方がうまくいかないことに影響を与えていたなんて。
思いも寄らなかったのです。

自分では到底わからない複雑な要因がからまりあって
R子さんは、「自分を生きる」「自分の気持ちを持つ」ことができない状態になっていました。

自分の気持ちを抑えると
恋愛はうまくいかない

だけど、「自分の気持ちを持つこと」ができないと、自分を生きることはできないんです。
「周りに合わせる生き方」に知らず知らずのうちに、なってしまうんです。

そして「自分の気持ち」を抑えたままだと
彼(男性)との関係の中で

「自分を我慢しなくてはいけなくなる」
「私の気持ちを、わかってもらえない」
「誰かと一緒にいるのって、疲れる」

と感じるようにもなるんですね。

自分の気持ちを抑えるパターンをもっていると
どうしても、相手に不満もたまりやすくなるんですね。

場合によっては「私のこと、あんまり好きじゃないんだ」と感じることにもつながったりするんです。

音信不通・フェードアウトになったのは
「何を考えてるかわからない」と思われたから

そして、実はここが、R子さんの恋愛・婚活がうまくいかない理由でした。

自分の気持ちを言えないことは、相手から見た時に
「何を考えているのか、わからない人」に見えてしまう。

その結果、相手にフェードアウトされることが続いてしまっていたのです。

場の力で、自分の気持ちとつながれた

「自分の気持ちに蓋をすること」を長い間続けているーー。
このタイプの人は、実は「蓋していること」にさえ気づいていないことが多いんです。

「蓋していること」が当たり前すぎるから。

そして、「自分の気持ちを出せないこと」がわかったとしても、
気持ちを出せるようになるのかといったら、それも難しいことが多いんです。

じゃあ、どうすればいいのか。

ひとつの方法が、「場」の力を使うことなんです。

R子さんは
アカデミーという、いろんな参加者がいる「場」に身を置くことで
蓋をしていた「自分の気持ち」にだんだんとつながれるようになりました。

人の心には、「共鳴作用」が働きます。
言葉で何かを言わなくても、同じ空間にいる人たちの間で、感情が共鳴するんですね。

アカデミーという「自分の心と向き合って、心を軽くしていこう」という人たちが集まる場に身を置くだけでも、「共鳴作用」が働いて、自分の心や感情も揺さぶられたりするんですね。

そんな「場」に身を置いていると、ふっと、何かを思い出すこともあるんです。
人の話を聞く中で「自分にも、同じようなことあるかもしれない」と気づいたりもするんです。

そのくらい「場の力」って大事なんです。

自分の気持ちがわからない。
自分がどうしたいのかわからない。

そんなタイプだったR子さんも、共鳴作用もあってだんだんと
「自分の気持ち」とつながれるようになっていきました。

そして、自分ではまったく気づくことのできなかった
「生まれる前に亡くなった、お姉ちゃん」が関係していた、心のからまりも扱って、ほどいて癒すことができたのです。

自分は、自分を生きていいんだ。
そう、思えるようになっていったのです。

自分を生きられるからこそ
誰かと一緒にいられる

そしてーー。
自分の気持ちにつながれるようになるのと同時に
だんだんと、自分らしいエネルギーも開いてくるようになります。

気持ちや感情に蓋していると、自分らしいエネルギーにも蓋がされてしまうんです。

R子さんは、どんどん
自分らしい魅力もひらいて、いきいきとしていきました。

自分のやってみたいこと、自分に与えてあげたいことも
だんだん、自分にしてあげられるようになりました。

その中には「女性としての自分」にさせてあげたいこと、やらせてあげたいこともありました。

そうやってどんどん「自分を表に出してあげること」ができるようになっていったのです。

心のからまりをほどいて、閉じ込めていた自分とつながり
自分は自分を生きていいんだと
本来の自分を表に出せるようになるとーー。

「誰かと一緒にいられるな、私」と、感じられるようになるんです。

すると「そろそろ、出会いの場に行ってみようかな」って、思えるようにもなるんです。

R子さんは自分の心と向き合うことで
「誰かと一緒にいられる私」の準備が整った。
だから、婚活を始めた。

そして、するするっとうまくいったんですね。

R子さんなら、新しい彼との関係、きっとうまくいくはず。
めっちゃ応援しています!

  • 婚活で、いいと思える人に出会えない
  • 2、3回会うと、相手の嫌なところが見えてくる
  • このままひとりだったらどうしよう、と思うことがある

もし、あなたの婚活がうまくいかないでいるとしたら。
結婚を遠ざける「心のからまり」があるのかもしれません。

心のからまりがあると、どうしても「うまくいかない状態」が続いてしまうんです。

あなたの中に「心のからまり」がないかどうか、見つけてみませんか。


5月22日(金)20時
5月23日(土)20時

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参加無料
対象:シングル女性

この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。 30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。 ツイッター@nakamurayoko70
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