与えて与えて与えまくる。半沢直樹で学んだこと

毎週楽しみにしていた半沢直樹が最終回を迎えました。
最後のシーンに、感動。思わず涙。
今日も見逃し配信で最終回を見て、また涙。
半沢直樹は、放送が終わった後でツイッターを見るのもまた楽しみで。
半沢直樹の放送を通して、知らない人のツイートに「わかるわかる~」とか「笑える~」とか思いながら、感想を共有できるのがめちゃ楽しかったんです。
ありがとう、半沢直樹。
私が若いころ、先輩に連れられて、東京オレンジという劇団の演劇を観に行きました。学生演劇だったのですが、主役の男性がめちゃキラリと光っていたんです。遠くからでも、キラリと光ってるのがわかりました。
舞台が終わって外に出ると、主役の男性が数人のファンとおぼしき女子たちに囲まれていました。それが堺雅人さん。
堺さんが学生の頃の演劇見たんだよーが、ちょっぴり自慢です^^
そんな堺さんが学生の頃、アパートの郵便受けにお寿司のチラシが入っていたそうなんです。
だけど、演劇学生でぜんぜんお金がなかった。
お寿司食べたくても、食べられない。
「なんで、お寿司のチラシが入ってくるんだー(食べられないのに―)」
と腹を立てながら、チラシのお寿司の写真をひとつひとつ切り抜いて、壁に貼ったんだそうです。
そして、こう書いた紙も一緒に貼ったそうです。
ぜったいビッグになってやる!
堺雅人さんは演劇がほんとに好きで、好きだからやっているだけなんだそうです。
でも、お寿司が食べられない現状に対して、「ぜったいビッグになってやる!」と誓った。
この誓いって、大きな意味があったんじゃないかなーって
思ったりするんですね。
当時
「芝居で食べていくのって、難しいよな」といった言葉が、当たり前のように言われていたんじゃないかと思うんです。
そうすると、ついつい思っちゃうんですよね。
「そうだよ。芝居で食べていくのって難しいんだよな」って。
劇場を借りるにはお金がかかる、演劇人口って少ないからお客さんになかなか来てもらえない、稽古に時間を取られる割に費用の持ち出しばかり……。
きっと、自分が置かれた環境の不遇さを探そうと思えば、いくらでも探せたんじゃないかと思うんです。
そうなんです。ついつい思っちゃうんですよね。
うまくいかない構造なんだ。
うまくいかない仕組みなんだ。
うまくいくわけないんだよ。
って。
だけど。
「うまくいかないよ。だってこんなにうまくいかない理由があるんだから」というものに、飲み込まれないでいるための言葉を
自分に与えてあげることも、きっとできるんですよね。
いつかお腹いっぱい、お寿司を食べられるようになるんだ!
お寿司の写真をひとつひとつ切り抜いて、壁に貼った。
だって、食べられなくて腹立ったんだもんって。
笑えますよね。
その笑いって、たぶん大事。
うまくいかない時期も、不遇な時期も、先が見えない時期も
笑いながら希望を見続けられたらいいな。
与えて与えて、与えまくる
今回のシリーズでは、めちゃめちゃ笑わせてもらいました。
あまりに面白くて、役者さんをツイッターで追っかけたりしていたら、気づいたことがありました。
サービス精神が超越している……。
大和田常務のツイッターを見ていたら、サービス精神の塊なんですね。
大和田常務+カマキリ先生で、写真をアップしたり、動画をアップしたりしてくれて。
演技の濃さもすごいし、楽しませようとする気持ちもめっちゃすごくて、気づくとすっかり香川ファンになってました。
施されたら施し返す、ならぬ
与えて与えて与えまくる。
施されてなくても、
返ってくるかこないかも関係なく
とにかく自分から与えて与えて、与えまくる。
現場でも、
出演している役者さんたちがそれぞれに
堺雅人さんも、香川照之さんも、市川猿之助さんも、江口のりこさんも……みーんな
自分の持てるものをぜんぶ出す、みたいな現場だったんじゃないかなーって。
そこまで
与えて与えて与えまくる。
持ってるものは、全部出す。
遊び心で、面白がる。
ってことをされたら、
見る者はやっぱり引き込まれるし、ファンになっちゃう。
心もゆさぶられたし、すごい熱量に触れて「自分も頑張ろう」って思えたし。
「与えるって、こういうことか~」と学ばせてもらいました。
ドラマの中味も細かなところで「ちょっとした写真にこんなものが映りこんでた~」みたいなサービス精神がすごくって。
物語の大どんでん返しもすごくって。
めちゃめちゃ感動。
最終話では、コロナ禍への応援歌もいっぱいもらいました。
めちゃめちゃ学ばせてもらいました、半沢直樹。
ありがとうございました~。
(見逃し配信もやってます~^^)
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