出産タイムリミットについて考える:9月2日開催

2023年9月2日(土)「出産タイムリミットについて考える」という講座を開催します。
「もうすぐ出産タイムリミット。
自分は結婚できないんじゃないかとずっと思ってきた。
だけどこのまま、何もしないまま、時間だけが流れていって『あのとき、どうして何もせずに諦めちゃったんだろう』と後悔するようなことだけはしたくない」
「別に結婚しなくてもいいか、と思ってきたタイプの私。
もうすぐ40歳になるんだなと思ったら『ほんとにこのままでいいのかな?』という気がしてきた。結婚しなくても生きていけるようにと、仕事頑張ってきた。だけど、子どもどうするんだろう? 産みたいのか、産みたくないのか。考えたほうがいいんじゃないかと思い始めた」
「結婚してるけど。
子どもどうする?について、ずっと先延ばしをしている。
まあ、そのうち考えればいいか。まだいいやと思っているうちに、気づくと30代後半に。そろそろどうしたいのか、考えたほうがいいと思ってはいるものの、なんか気が進まなくて後回しにし続けている」
シングル女性も、結婚してる女性も。
子どものいない女性にとって、どこかのタイミングで向き合うのが「子どもどうする?問題」。
子どもを産みたいのか、産みたくないのか。
母になりたいのか、なりたくないのか。
それらのことを考えるのを、なんとなく先延ばしにしてきたけれど。
もうこれ以上、先延ばしにできないなと感じ始めるのが、出産タイムリミットを感じ始める時期なのかもしれません。
子どもを産むか、産まないか。
この問題が、無意識レベルで、自分のパートナーシップに大きな影響を与えていることって実は少なくないんです。
無意識レベル、というのがポイント。
つまり「自分ではまったく意識できない」にもかかわらず
結婚するかしないかや、夫と別れるとか別れないとかに、影響を与えていることってあるわけなんです(びっくりなんですけど)。
例えば。
シングル女性の場合、子どもを産むことや母になることになんらかの心理的な抵抗があると、「結婚を遠ざけるような生き方」になることがあるんです(無意識で)。
また、子どもが好きで、愛情を注ぎたい気持ちがあっても、「結婚」に抵抗があると、結婚できない状況が続くこともあります(母になりたいのに、なれない)。
既婚女性の場合、「子どもを持つこと」や「親になること」にまつわる心理的な抵抗があると、子どもをどうするかを先延ばしにする状況が続きます。
また、場合によっては、無意識レベルで「(子どもを産まない私は)夫と別れたほうがいい」と感じて、離婚にいたることもあります。
こんなふうに、子どもどうする?問題がパートナーシップに影響を与えていることがあるんです。
で、ここポイントなんですけど。
抵抗って「感じたくない、見たくない」わけなんです。
「母になりたくない」とか「子ども産みたくない」という思いを持っていること自体、フタして、隠しておきたいわけなんです。
フタして、隠しておきたいものだから
「考えたほうがいいんだろうなとは思うんだけど、なんとなく先延ばし」
にしていたり、するわけなんです。はい。
もちろん「母になりたくない」なら、ならない生き方をすればいいわけなんですが。
そういうときは、あんまり悩まないんですね。
A心の奥にあるもの:母になりたくありません。
Bいまの現状:だから、母にならない生き方をします。
A=B
一致しているから、悩みません。
だけど、こんなこともあるんです。
A心の奥にあるもの:母になりたくありません。
Bいまの現状:子どもがほしいから、婚活しています。
A心の奥にあるもの:結婚にいいイメージがありません。
Bいまの現状:子どもがほしいから、婚活しています。
A心の奥にあるもの:子どもを産みたくありません。
Bいまの現状:夫はいいパパになるタイプだと思います。
これらは
AとBが、不一致。
だから、悩みます。
Aの「心の奥にあるもの」は、フタして隠されています。
見つかりたくないわけ、なんです。
すると、AとBが不一致で、悩む状態が続きます。
一方で、Aの「心の奥にあるもの」が見つかったとします。
「こんな想いが、自分の中にあったんだ~」って。
そして、Aの想いが癒されたとします。
そうすると、選べるようになるんです。
子どもを持つ方向に進むように、頑張ってみようとか
子どもは持たないけど、結婚したいとか
子どもは持たないけど、夫とずっと仲良くやっていきたいとか。
自分はこうしたい、この方向でやっていきたいという生き方にシフトしていけるんですね。
フタして隠されていた「心の奥にあるもの」に引っ張られて、
「どうして、自分の人生うまくいかないんだろう!」という生き方になっていることって、実は少なくないんです。
出産にはタイムリミットがあります。
だからこそ、「心の奥にあるものが、もう少し早く見つかっていれば!」と悔しい想いをしなくてすむように。
もしいま、出産タイムリミットが気になっているなら。
子どもをもつことについて、自分はほんとはどうしたいのかを
考える機会をつくってみませんか。
神戸メンタルサービス恋愛心理学講座
出産タイムリミットについて考える
日時:2023年9月2日(土) 19時~20時50分
講師:中村陽子
ZOOM(1週間の見逃し配信もあります)
受講料:4400円
お申し込み締め切りは、9月1日(金)15時まで
この講座は、講義中心の講座です。
ビデオオフ(顔出しなし)のままでもご参加いただけます。


