結婚を考えた彼と別れてしまう、恋愛を自分で壊してしまうのはなぜ?

中村陽子/心理カウンセラー

付き合っても長く続かず、別れてしまう。
もしかしたら、自分で恋愛を壊しているのではないか……。
そんな恋愛パターンがあるなら、自分の内面を一度掘り下げてみませんか?

なぜか恋愛を壊してしまう

彼が私を嫌いになるようなことを自分からしてしまう…。

私たち別れたほうがいいんじゃないかと言ってみたり。
心にもないことを言って、ケンカになってしまったり。
彼を傷つけるようなこともいっぱい言っていると思う。
どうしてこんなことしちゃうんだろう。

彼と一緒にいるのは楽しかった。
彼はとてもやさしい人。

だけど、本当にこの人でいいの? もっと別の人がいるんじゃないの?って。彼と付き合っている間、いつもそんな気持ちがどこかにあった。

彼との結婚をそろそろ決めないとと思ったら、本当にこの人でいいの?という気持ちが強くなって。
ふとしたことで大ゲンカ。
それが原因で別れてしまった。

彼との関係を自分から壊してしまったり、
もうちょっとで幸せになるところで、わざわざケンカや浮気を引き起こしたり。

もし、恋愛を自分で壊してしまうようなことをしているのなら、
心のどこかに「幸せになってはいけない」という気持ちがあるのかもしれません。

恋愛を壊してしまうのは
こんな私が愛されるわけない思っているから⁉

例えば、彼に試し行為をしてしまうなんてことは、ありませんか?
疲れているとわかっているのに「いまから来て」と無理を言って呼びつけたり。

彼が一生懸命選んでくれたプレゼントを「ふーん」って感じに扱ってみたり。
彼はぜんぜん悪くないのに、ひどいことを言ってみたり。

「こんな私でも好きって言える? ほんとに言える?」
そんな試し行為を繰り返してしまうわけです。

この背景には、「自分が愛されるわけがない」という思いがあったりするんですね。

「こんな私が愛されるわけない」
心の深いところにある自己概念です。女性が繰り出す試し行為を、一生懸命乗り越えてくれる人はいます。

付き合い始めて何回かは、彼も乗り越えてくれるでしょう。
すると、さらにぶち壊すようなことをし始めるわけです。

これでもか、これでもか。エイッ。
このハードルも飛べるのか? エイッ。
途中で脱落者が出ることも…。

ハードル疲れを起こしている彼に「私たち別れたほうがいいと思う」と言ったら「そうだね、わかった」と言われて、がーんと愕然とすることも。

そして思うんです。
「やっぱり。こんな私が愛されるわけない」って。

やさしくて居心地のいい彼を「ほんとにこの人でいいの?」と思ってしまう

それでもハードルを飛び続けてくれる猛者もいます。

でもそんな彼に対しては、こう思うかもしれません。
「彼はやさしい人だれど。ほんとにこの人でいいのかな?」

やさしいし、わがままも受け入れてくれる。
一緒にいて楽しいし、私の好きなようにさせてくれる。

だけど……本当にこの彼でいいの? もっと別の人がいるんじゃないの?
そんなふうに思ってしまうんです。

心の奥では、こんなに自分のことを想ってくれる人はいないって、どっかでわ
かっている。

なのに、「この彼じゃないんじゃないか」って思うんです。
「彼は頼りないし」「彼の実家とうまくいきそうもないし」……
いろんな理由を見つけてきては、「やっぱり別の人がいいんじゃないか」という気持ちになってしまうのです。

なんなんでしょうね。心って。
複雑すぎ……。

関係性が深まる手前で、自ら離れようとしてはいませんか?

彼を疑う気持ちや、恋愛を自ら壊してしまう行動の根底に

「私と一緒にいないほうが、彼にとってはいいんじゃないか」

といった思いがあることは、少なくありません。

「自分のことをよくないもの」
と感じている自己概念が、そうさせてしまうんです。

「自分をよくないもの」
「自分がいないほうが相手にとってはいいんじゃないか」
といった感覚を持っていると、相手に近づくことができないんですね。

彼との関係をさらに一歩深めるとか
結婚というステージに進もうとするとか
関係性がより近づこうとするときに

壊してしまう
という衝動が起こることもあるわけです。
え? 私は結婚したいと思ってるのに…。
そうです。

頭で、結婚したいと強く思っていても
心の奥で
「私がいたら、相手のためにならないんじゃないか」とか
「私みたいな人間は、幸せになるわけにはいかないんだ」といった感覚が
あったりすることがあるのです。

そうすると
壊してしまう、自分から離れようとする
ということも起こるんですね。

それは、子ども時代の家族との関係が影響しているのかもしれません。
昔、自分を愛してくれた誰か(家族や恋人)を傷つけてしまった自分を責めているのかもしれません。

けれど
「私みたいな人間が、幸せになるわけにはいかない」とか
「私がいたら、相手のためにならないんじゃないか」とか
「私はみたいな人間は、苦労が合ってるんだ」
といった感覚は間違った自己概念なんです。

どこかで、そう思い込んでしまった事情があるだけで
その感覚は、ほんとのあなたのことじゃないんです。

もし「こんな私が愛されるわけない」と思っているとしたら
その一歩奥では「こんな私は、愛されてはいけない」と思っているのかもしれません。
そう思ってしまったのには、事情があるんですよね。

うまくいかないストーリーを手放して、幸せをつかむ

その奥には、あなたのやさしさがたくさん隠れています。
でもそれがいまは見えていないんですよね。

やさしくしたかったのに、できなかった。
傷つけたくなかったのに、傷つけてしまった。
役に立ちたかったのに、立てなかった。

そんなふうに自分のことをどこかで思っているのかもしれません。
その分だけ、「こんな私は愛されてはいけない」と思っているのかもしれません。

だとしたら。
自分の中にやさしさがいっぱいあることに、まずは気づくこと。
たくさんのやさしさ、持っていますから。

自分のことをよくないものと思っている。だから好きな人に近づかないのだとしたら……
それって、めちゃめちゃやさしいってことなんです。

そのやさしさに気づいて、
そのやさしさを表現していく。
そうすることで、「自分はよくないもの」と思い込んでしまった呪文が溶けていきます。

潜在意識や無意識って、ほんとうに深いものなんです。
誰かを助けるために、自分は幸せになってはいけないと思っていたり
誰かを裏切るような気がして、自分は愛されてはいけないと思っていたりするんです。

それもこれも、自分にとって大切な人を守るため、悲しませないために
無意識でしていることなんです。

でも、その無意識のストーリーをそろそろ変えてもいい頃なのかもしれません。
うまくいかないという問題は、これまでのパターンを変えるために立ち現れてくるからです。

それを一緒に見つけていきませんか?
大切な彼と幸せになるために、幸せになるストーリーを自分の中に入れていきませんか?

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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