女らしくなりたい~隠れた魅力を引き出す4つのヒント

中村陽子/心理カウンセラー

女らしさに自信がない。
そう思っている女性ほど、実は女らしさを内に秘めています。
女らしいか、女らしくないかとは、実は女らしさや魅力を表現しているか、いないかの違いだけだからです。

サバサバ系女子、男前女子、あねご肌系女子、まじめ系女子、いい子系女子……。
そんな人ほど、表現していない女らしさ、女性としての魅力がたくさんあるんです。

女らしくなりたい。
そう思うなら、自分の中にある女らしい自分に気づいて、表現していくことなんですね。

実は、女らしさにOKを出していくことが「女らしくなりたい」を叶える近道。 そこで、本来持っている女性らしさを開花させていくための秘訣をご紹介します。

「女の子」や「女らしさ」を隠していませんか?

「私、女子っぽくないんです」
「私、ぜんぜん魅力的じゃないんです」
こんなふうにいう人は「サバサバしている」「アネゴ肌」「まじめで色気がない」などの自己イメージを持っていたりします。

なかには「スカートを持っていない」「女っぽい服って、恥ずかしい」という人もいるかもしれません。 周りからも「あの子って〇〇だよね」となんらかのイメージを持たれているし、自分でもそう思い込んでいる。

だけど心の奥深くを覗いていると、女子っぽさや女らしさが隠れていたりするんです。

女らしくなるヒント1
女らしさを使ってみたいと思ってみる

そこでまずは。

それは
「自分の中の女らしさを表に出してみたいな」と思うことからはじめてみましょう。

自分の中に女らしさがあるとは、とても思えない……。
そんなふうに思っているかもしれませんが。

いえいえ、ありますあります。
気づいていないだけなんです。

繰り返します。
気づいていないだけなんです。

自分の中にある「女らしさ、女性っぽさ、女っぽさ」に気づいていくために、おすすめな方法は。

いいな、すてきだな~。
あんなふうになりたいな。
と思う女性を見つけてみること。

うらやましい、もOKです。

芸能人やモデルさん、有名人、会社や習い事の先輩などでもいいし
絵画の中の女性やアニメのキャラでもいい。
歌の歌詞の中に出てくる女性でもいいです。

憧れの女性の素敵なところを書き出してみる

いいなと思う女性のどんなところをいいな~、素敵だなと思うのか。
うらやましいなと思うのか。
できるだけ具体的に、書き出してみるといいんです。

・なんでもやさしく包み込みそうなところ
・人を分け隔てなく、接するところ
・包容力
・みずみずしい感じ
・いつもにこにこ楽しそうなところ
・肝っ玉母さんぽく、なんでもOKって言いそうなところ
・男の人を包み込んであげそうなところ
・女らしい色気
・女性らしいしなやかさ
・かわいらしい感じ
などなど

思いつくかぎり、どんどん書いていきます。
少なくとも30個は書いてみてくださいね。

一人の人物の中から探す必要はありません。
Aさんのこういう部分、Bさんのこういう部分など、いろんな人の中から見つけていってかまいません。
(しばらくの間、素敵な女性探しを習慣にするといいかもしれません)

リストアップした女らしさ、女性っぽさ、女っぽさは
自分の中にもあるもの、なんです。

なぜなら、自分の中にないものを、相手の中に見ることができないからです。

相手の中に見えたものは、自分の中にもある。

これ、心の法則なんですね。

女らしさがある、と思って
どんどん使ってみる

それを自分は表現をしたり、使ったりしたことがないというだけで
要素としては、あるんですね。

これまで
私には女らしさが「ない」と思ってきただけなんです。
「ない」と思っていたら、使えないし、表にも出てこないですよね。
ただ、それだけなんです。

まず「ある」と思うこと。

それらを表現したり、使っていったりすればいいんですね。

女らしさ、使いた~い。
女らしさ、表現した~い。

お化粧してみよっかな。
髪型変えてみよっかな。
やさしい声で電話に出てみようかな。
メールになごめる一文、入れてみようかな。

外見から内面まで
女らしさ、女子っぽさで、ちょっとやってみたいな~と思うことを
どんどん取り入れてみるといいんです。

あの人のああいうところ、いいな。
真似しちゃおうって。

どんどん取り入れちゃうといいんです。

女らしくなるヒント2
周りの「男性」を意識してみる

女らしさに自信がない。
こう思っているタイプの人は、実は生活している中で「男性」を意識する機会があまりないようなんですね。

自分の「女らしさ」を意識することが少ないし、周りの「男らしさ」も意識することが少ないんですね。

「ふだんの生活で周りに男性はいるけれど、男というより『人』って感じ。
 好きになった彼くらいかな、男を意識するのは」

そのくらい自分も周りも、ユニセックス化していることが少なくないんですね。
「男」とか「女」とかを無効化している……といえるかもしれません。

「女らしさ」を表に出すために必要なこと

「女の私」を隠しているタイプの女性が恋に落ちるとき。

それは……
「女の私」「女子の私」を見てくれる男性に出会ったときであることが、少なくないんです。

男友達に「お前、かわいいとこあるもんな」と言われた。
会社の同僚男性が「重たいだろ。持ってやるよ」と荷物を運んでくれた。
女の子扱いされてうれしかった。
仕事で失敗して凹んでいたら「そういうことあるよ。大丈夫」とさりげなく助けてくれた。「この人、頼れる」とドキッとした。

こんなふうに、ふとしたきっかけで自分の「女の子」や「女」を男性に見つけてもらえると、うれしくなります。
そして見つけてくれた相手に恋することも。

また「この人タイプ」という男性にビビビっときて、女の私が発動して恋に落ちることももちろんあります。

どちらも

男を意識したとき
  ↓
  ↓
自分の中の「女」「女の子」が反応

ということなんですね。

女らしくなるには、男を意識することなんです。

周りの男性たちを「男として」意識すればするほど、
自分の中の女らしさが刺激され、にじみ出てきます。

どうです? カンタンでしょ。

パートナーシップでも
自分の女性性が高まれば高まるほど、パートナーの男性性も高まります。
パートナーの男性性が高まれば、こちらの女性性も高まります。

とっても、シンプルなんです。
だけどサバサバ系女子やまじめ系女子が、自分の中の女らしさを意識したとき、やっかいな感情に出会います。

それは何かというと……「はずかしさ」なんです。

女らしくなるヒント3
はずかしさを味方につける

はずかしさと性的魅力の関係

たとえば。こんなシーンを想像してみてください。
会社の先輩の男性のことが、気になり始めた。
先輩に振り向いてもらいたい。よく思われたい。
そう思って勇気を振り絞って、女らしいかっこうをしてみることにした。

メイクしてみた……赤いリップ、一瞬似合ってるかもって思う。だけど次の瞬間には、「うわっ、はずかしい」って気持ちが出てきて「このメイク、やりすぎかも?」「濃くない? ヘンじゃない?」と感じてしまう。

スカートを履いてみた。うわ~。
私がスカート履くなんて、変じゃない? はずかしくない?

「こんな自分、変じゃない?」という気持ちと格闘しながらも、会社に行った。

出勤してみると、周りからは「なんか今日はいつもと雰囲気が違うね」という反応が。

するととたんにサバサバ系バリアが発動し「まあね、服装変えたからね」と、女らしさとは真逆のサバサバ対応をしてしまう。

そんなところに、意中の彼が現れた……。
「おっ、いつもと違うじゃん」
うわ、めっちゃはずかしい。こんな私を見られて、めっちゃはずかしい。ダッシュで隠れたくなった。

内心「うわ~、こんなかっこうしてこなきゃよかったーーー」と叫びだしそうになりながらそれを抑えるために、超強力サバサバ系(まじめ系)バリアが発動。受け答えは超クールに。

「え? そうですか?別にいつもと変わらないですよ」(クール風)

こうやって、ついつい隠しまくるわけです。
女っぽい私を表現しちゃったことを、超クールに振舞うことで隠しまくるわけです。

なぜなら、はずかしいから。
このはずかしさの正体は……セクシャルエネルギーなんです。

セクシャルエネルギーが高まって、はずかしくなった。
だけどこのはずかしさを隠そうと抑え込んでしまうと……
恋愛が始まらなくなってしまうんですね。

はずかしさは、恋愛のはじまりのエッセンス

恋愛が始まるときに必要なエッセンスって、なんだと思います?

男と女を意識することなんです。

動物もオスとメスの間で、求愛行動が交わされますよね。
例えばメスがフェロモンを発し、それを探知したオスが求愛してくるというように。
これは、オスとメスがくっつくのには必要なことです。

人も同じなんですね。
女ですよ~とか、男ですよ~というのを発し、それに惹かれた異性が吸い寄せられるわけです。
女らしい魅力とは何かというと、「私は女ですよ~」ってこと。

気になる男性の前で、きれいになろうとする、女らしく振舞おうとするのは、ある意味で自然な行動なんです。

だけどこのとき、はずかしさが出てくるんですね。
セクシャルエネルギーの高まりとともに、はずかしさが出てくるんです。

彼に気に入られたい
 ↓
赤いリップを塗ってみた
 ↓
うわ、はずかしい~(隠したくなる)

だけどポイントは、はずかしさが出てきたときに隠さないことなんですね。

はずかしい、はずかしいと思いながら、そのはずかしさを見せてしまう。

「はずかしいけど、はずかしさは悪いもんじゃないんだ。
 セクシャルエネルギーなんだって。
 にしても、はずかしいっ~~~~」

そうやってはずかしがりながらも、自分を表現していくんです。

セクシャルエネルギーを抑えることなく、発していく。
だから、恋が始まる。

セクシャルエネルギーは、男と女をくっつけるために必要なものなんです。

セクシャルエネルギーを抑えて、隠して、クールにふるまっちゃうと恋愛が始まらなくなります……。
(もし片思いが多い人、やってしまっていませんか?)

女性のはずかしがる姿って、男性の目からはとてもかわいらしく映るらしいんですね。
はずかしさも、女らしい魅力の表現のひとつです。

女らしさを、楽しみながら表現しよう

女としての魅力、セクシャルエネルギー。
これが恋のはじまりには大事だってこと、理解していただきましたよね。
どんな女性の中にもあるんです、女としての魅力(セクシャルエネルギー)。
それを、押し止めているだけなんです。

だとしたら、日常の中でちょっとずつ開いていくといいんですね。

できる範囲で女らしさを表現していくものおすすめです。
・ちょっと女らしい下着を買ってみる
・上下セットの下着を身に着ける
・赤いリップを買ってみる
・香水を買ってみる
・いつもより体のラインがわかる服を着てみる

好きな人の前では、とてもじゃないけどいきなりできないとしたら。
部屋の中でひとりファッションショーから始めても、ぜんぜんOKです。
女であることを楽しみながら、あれこれ手を出してみるのがいいんですね。

好きな男性アイドルや俳優さんを見つけて、胸をときめかすのもおすすめです。
・好きな男性アイドルのコンサートに行ってキャーキャー言いながら応援する
・目につくところに写真を飾って「かっこいいっ」と胸をときめかせる
・ラブロマンスの映画を観て、男性のセクシーさを感じる

日常の中に男性へのときめきをどんどん取り入れてみてください。

女らしくなるヒント4
はずかしすぎて、男性を遠ざけてしまうなら

とはいえ。
手に余るはずかしさを抱えていることもあります。

彼とデートすることになった。
彼の姿が見えたとき、超はずかしくなった。
その彼のことを、気持ち悪く感じた。
それ以降、会いたいと思わなくなった……。

彼を気持ち悪く感じたのは、「女であること」が刺激されたからなんですね。
女であることを感じることにブロックがあると、自分を気持ち悪く感じる代わりに相手を気持ち悪く感じるということが起こります。

ということは、そのくらい自分の中に「女らしさ」「女としての魅力」が秘められているということなんです。自分の女らしさが刺激されると、気持ち悪くなっちゃうくらい、秘められているということなんですね。

性に対するイメージをチェックしてみよう

もし、自分のセクシャリティをよくないものだと感じているところがあるようなら、その自己概念を探っていけるといいんですね。

 

まず質問です。
体の変化が起こり始めた小学校高学年から中学生にかけて、自分にどんなイメージを持つようになったでしょう。

 

もうひとつ、質問です。
体の変化が起こり始めたころ、自分のことをよくないもの、隠したいものだと思ったとします。
そのころの自分を色で表すと、何色でしょう?

これ面談カウンセリングで、ときどきする質問なんですね。
このとき、ダークな色やくすんだ色を答える人が実はとても多いんです。そのくらい自分の性について、いいイメージを持てていないことが多いんですね。
なんともったいない……。
これは日本人な特徴といえるかもしれません。

だけど、ご安心を!
もしダークな色だったり、くすんだ色だったりしても、その色のイメージは変えていくことができます。

自分が持っている性についてのイメージが、こんなにくすんでたんだ。
そう気づくことさえできれば、自分の心のなかのイメージを変えていけばいいだけなんです。(潜在意識や無意識にアクセスするために、イメージワークなどを用いることもあります)

「よくないもの」と思って隠してしまった、女らしさ、セクシャリティに関して、どんな思いを持っているのか、深層心理を探っていく。

「自分のこんなところをよくないものと思っていた」
「人には言えないものと思ってた」など、
知らないうちに隠してしまったものは?

セクシャリティの誤解をといて
女らしさを表現していこう

女らしさ。それは男を意識することから生まれます。
女としての魅力を自然に表現していけるようになると、「私っていいもの」という感覚も生まれてきます。

それに、女らしさを表現することは男性へのプレゼントにもなるんですね。
好きになった彼、お付き合いている彼、だんなさまへのプレゼントなんです。

自分の中に閉じ込めた「こんな自分は見られてはいけない」という感覚。
実はそこに、あなたの魅力も一緒に眠っています。

いま彼がいない人も、いま抑え込んでいる女らしさ、私らしさを、自然に、ふわっと表に出せるようになったら「あ、ここにも、ここにもいた。いいなって思う男性がいた」と感じやすくなるんですね。

あなたに合うパートナー、あなたを待っているパートナーは、世界のどこかにいます。
しかもそれは、1人とか2人とかじゃなく。
けっこういる、みたいです。

恋愛がうまくいかない、彼がなかなかできない、付き合うとなぜか怒りっぽくなってしまう……。
もしかしたらそれらは、セクシャリティを解放していくためのサインかもしれません。

一度、お話してみませんか?
女らしさを引き出すお手伝いさせてくださいね。

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この記事の執筆者
中村陽子/心理カウンセラー
中村陽子/心理カウンセラー
4500件以上の個人カウンセリングを行う。婚活がうまくいかない、片思い、異性とお付き合いしたことがない、出産タイムリミットへの焦りなど、女性の生き方のお悩み、人生やり直したい、何がやりたいのかわからないなど自己実現のお悩みを数多くお伺いしています。
私自身、30代後半に子どもがほしいと結婚し、39歳で離婚して、40代前半は諦め&人生迷子のどん底期を味わい、45歳から「50代、60代でも花開く人生」をつくりはじめて、今にいたります。 自分らしい生き方のお手伝いしています。
ツイッター@nakamurayoko70
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